「職業に貴賎なし」と習ったけれど・・・

今日は、いつになく「重いテーマ」について書きます

昭和の時代に教育を受けた私は「職業に貴賎なし」と習った。
この単語は最近でも教育の場で使用されているのだろうか？
一方で、昭和後期から使用されるようになった単語として「反社会的勢力」がある。
当初は「ヤクザ・暴力団」を代表とする様な集団の事と理解して居たが、「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」という定義の様だ。

キーは「詐欺的手法」という単語にあると思う。
当然、オレオレ詐欺の組織など「明確に」この定義に当てはまると思う。

【属性要件】として
暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等

【行為要件】として
暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求

などが挙げられている　が

詐欺組織を構成し、よく摘発されて居る「受け子など底辺のメンバー」は、行為要件を満たしていると言え無いのでは？と思い、要件の見直しが必要と感じる

今の時代、
・個人が反社会的勢力から被害を受ける事を防止するために何をするべきか
・自らが他人に迷惑を掛ける反社会的勢力の構成員とならないために、どの様に考えるべきか
についての教育が必要と感じる
その上で、改めて「職業に貴賎なし」を説明する必要があると思う

国民を欺いたとして淘汰される政治屋・役人は十分に「反社会的勢力の構成員」と言えるだろう
それら個人の属して居た組織は反社会的勢力でしょう

一方で、SNS の発達により、一晩で人気商品が出現するこれからの時代「マスク欠品」などに限らず転売ヤーも出現するだろう

買う方が悪いという言い方なども有るが、自分も「飛びつきやすい」性格に変化してしまったと感じる。
せっかく『奥ゆかしさを尊重してきた「日本」という文化圏で生活』しているのだから、改めて「飛びつきやすい」性格を抑える事により、詐欺的行為に近い手法で経済的利益を追求する個人の活動や出現を抑えるよう努力するべきだと思った。
個人的には、どうすれば「興味深い情報や買い得情報が提供されるSNS」や「レア商品が掲載されるオークションや転売サイト」の閲覧・利用を『抑止』できるか？が悩みの種となりそう。