フロントメンバー　下駄外し

タイヤハウスの中を覗き込んだ時に見える部分の画像

SHの場合赤〇で囲っているフレームの傘が下に伸びている中にマウントされている部分が下駄になります

スタッドボルトを外して抜くわけですが当然4本抜くとメンバーが落っこちます(タイヤ外さず地面設置状態ならメンバーは落ちませんがズレます)

右か左の片側2本を外して下駄を抜くのですが、画像2枚目に外した下駄の画像にある通りクリップで固定されているのでそいつを外さないと下駄が外せません

自分は下駄とフレームの間にちょっと大きめのマイナスドライバーを突っ込んで、こじってプラスチックのクリップを無理やり割って外しました(^▽^;)
新車時だとこじって割る方法は難しいと思うので、SK等のフォレスターも同じ様な作りならば、外す方法としては4本スタッドボルトを抜いてメンバーを完全に車体から離してクリップを取る…という感じになるかもしれません
その時にはメンバーを下からジャッキで支えたり、横にずれたりしない様に反対側のボルトを1本でも残しておく事でメンバーを大雑把に固定する感じですかね?(下駄外しの作業自体がアライメントは狂う前提ですので)

下駄を外してスタッドボルトを締め込んでいくとメンバーが上方にマウントされるのでアームやタイロッドのバンザイが解消されます

その際、ステアリングのジョイント部分の12ミリを抜いて、メンバー締め込みでメンバーアップ時に、ジョイントに負荷が掛からないようにスタッドボルトを締め込みました。

これが外したフロントメンバーの下駄

写真下側の下駄に乗っかっているアンダーカバーやバンパーなどについている、プラスチックのクリップが邪魔ですｗ
しっかりした作りならばボルト止めの方が良いのでは?と思ってしまう作り

まぁスバル車だから仕方ない
弄る前提で外し易い設計ならばメンバーのスタッドボルトは2点止めで結構強めに締めるしいらなかったんじゃね？とは思うけど…

外して軽くテスト走行
BG,BH2台、GDB、SG、SHと乗り継いできた自分の経験からすると、本来のスバル車のハンドリングが戻ってくる感覚
フレームが一緒なのでGHやGRBの様なハンドリングと言える感覚ですね
ただしアライメントはめちゃくちゃなので要アライメント調整です

次の日に通勤の首都高でいつも通りの速度でタイヤ温まって無かったのも有るけど、右コーナーだけ思いっ切りアンダーが出てビックリしました(^^;)左フロントはキャンバー起きている様で、右側は逆に寝込んでいる感じがするので、恐らく全体的に助手席側にメンバーがズレたのかも(^^;)

あと車高を下げた時にハンドルが重くなっていたのが解消されました。


リアのトーとキャンバーは社外入れないとどうにも調整出来ないとっぽいので、トーロッドとロアアーム入れて、アライメント調整してから本気で負荷かけて走ってみたいですね

デフとか入れてやればポテンシャルはGRBと同等の筈なので、結構いい感じになるのではなかろうか？

と期待(^^)