
先日購入したGSX750Eですが早速中古カスタマイズの洗礼に合いました。
不具合は、クラッチが切れないと言う症状です。
このバイクは、純正ではワイヤー式のクラッチです。
しかしカスタマイズされており兄弟車の3型カタナの油圧式に変更されています。
まずは、油圧系の目視確認。
漏れ箇所は無さそうです。
次は、エア噛み確認でエア抜きをしましたが問題無し。
クラッチレリーズの確認でスプロケカバー兼クラッチレリーズ固定カバーをバラしました。
クラッチレリーズのフルード漏れ無し。
クラッチを切る為にクラッチレリーズからプッシュロッドを介しているので曲がりや長さを目視確認するも問題無さそうです。
クラッチレリーズにプッシュロッドがずれないように9mmぐらいはの深さの穴が空いています。底に6mmと3mmの棒を造り入れて確認。
6mm棒では、クラッチ切れますがクラッチレバー離すと半クラ状態でした。
3mm棒では、クラッチも切れず、又、レバー離しても半クラ状態でした。
プッシュロッドの長さも問題無いと判断。
最後に疑うのはクラッチマスターシリンダーの容量不足。
3型カタナのクラッチマスターシリンダーの大きさが14mm。
今付いているのは、5/8インチで容量は大きくなっていますので問題無いはず。
結局は、クラッチレバーのレバー比の問題だと思います。
NISSINのクラッチマスターシリンダーが付いているのですがネットが確認するとレバー形状が違いました。
クラッチマスターシリンダーも転けて傷もありましたし、ダストブーツもちぎれていたはのでマスターシリンダーごと発注しました。
これで直るといいのですが…
中古カスタマイズな車両でしたのでこのへんは、想定内です。
これも旧車車両のあるあるカスタムですので問題解決する過程を楽しみスキルアップ出来る教材ですね。
半日楽しめました♪
バラしている写真は撮り忘れました。(^^;
動かしてブレーキかけるとカックンとなるのでステムの締めが気になります。今度は、ここの増す締めもしてみます。


Posted at 2016/12/26 17:00:18 | |
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GSX750E4 | 日記