オートファッション「af」の系譜

オートファッションインプの
100号達成は約17年以上前のこと。
（95年創刊〜2003年100号達成）

88年末〜89年は小学5年で
初めてオートファッション「af」の
存在を知りました。

たぶん初めて買った車の雑誌は
87年頃の「カーアンドドライバー」。

ドレスアップの「ド」も知らない小学生でしたが
たまたま手にしたオートファッションに
プラモデルをドレスアップしたページが
掲載されていたのです。

その頃の私は、
プラモデル中毒だったので
実写の車のドレスアップよりも
興味はそっちだったんですね。
でもプラモデル業界でも
アフターのホイールが別売りで
発売されるなど、実写ののドレスアップと
実はリンクしていたんですね。

ページで紹介されるプラモデルはなんでもありですが
やはり見せ方はaf的アプローチでして
結構インスパイアされてました。

これはグレッディⅡ。
中学1年くらいに作ったかな？
ナンバーがafになっているよ！

そんなきっかけから入った
オートファッションですが
89年から廃刊手前まで買ってました。
オートファッションEXE以降は
もう志も何もない雑誌になってましたね。

そんなオートファッションと並行して
オートファッション　ザ　ステージと
オートファッション　インプも購入してました。

やがてステージも廃刊になって、
インプしか無くなってしまった訳ですが
いつからか「走り」を意識したようになって
個人的にはその辺から違和感を感じ始めて
しばらくすると
初代から続いていた
オートファッションインプの表紙ロゴが

（オートファッションといえばこれでしょ。なんで変えるん？）
変わって、なんだか買わなくなってしまいました。
別途、アメリカの

この「オートファッション」が
パクリにしか見えない。

インプの中でもいろんな過渡期があるのですが
チューナー系やヴェルターゼなど定番コンテンツが
いい感じでしっくりきてました。

そしてオートファッションといえば
ドレスアップカーコンテストや
スタイルアップカーコンテストですが、
ここも個人的に初期の頃は
まあなるほど、と言える選出だと感じていたのですが
だんだん？な選出だな〜と感じてきたところ
みんカラを知り、
2007年から始めたという感じです。
正直こういう選考は、
正解がある訳ではないので
評価は難しいのですが、
大技に持っていけば
そういうのが上位だったり、
上位車以外の掲載ページ見て
「こっちの方がカッコいいじゃん」っていう
出場車もあったりすると
やはり評価の信用性が失せてしまうんですよね。

そんな移り変わりを
振り返ると、
このインプ100号という契機が
自分の好きなものが詰まっていた
時代のように思います。
この頃流行ったホイールが現在でも高値取引されていたり
※リバレルなんかもネタ的にこの時代のホイールが多いですよね。

自分の好きなものとか、
こだわりって
ある時期の経験が大人になっても
ずっと変わらないってことが多いと思いますが、
新しいものが必ずしも前のものよりも
カッコいいと言えなくなっているように感じられます。
※最近で言うとBMWのデザインとか


私にとっての
オートファッションは
そんな
「感覚」を養うことができた
教科書といえます。