ふつ～らのブログ一覧

お亡くなりになった
渡哲也さん。
改めてお悔やみ申し上げます。

わたしは完全に西部警察世代で
当時は完全なる日産党、スカイライン信者でした。

渡哲也さんといえば西部警察の大門圭介と
いうくらいどハマりだったのですが
もちろん役柄なので実際の渡さんと
結構ギャップがあったそうですね。

そんな渡さん、西部警察を振り返ってみると
西部署のあのエントランスが印象的でしたね。
こちらは



軍団がいるこの階段ですが
当時の東洋現像所（現　イマジカ）
の品川ビデオセンターが使われていました。

もともとはこんな感じ

もうこの建物もありません。

マニアの方々の取材された
ロケ地検索して楽しもうと思います。
合掌。

ということで
愛車を撮影するときの
お気に入りの場所が

那須野が原ハーモニーホールです。
大田原と旧西那須野町に
跨がる
コンクリート打放しの
コンサートホールです。

1994年完成。

バブル的な打放しと
ガラスの構成は賛否あったみたいですが
私は好きな造形です。
建築家＝打放し好きみたいなイメージが
ありますけど。

今から約22年前の

1998年頃　コスモ（1994年式）

そして時は流れし、

2020年　プローブ（1993年式）

あら、プローブの方が古かったですね！


このアングルは

ここでした。

変わらない風景って
なんだか安心します。

私は栃木県の西那須野町出身です。
現在の那須塩原市です。

そして、その那須塩原市にある那須塩原駅は
新幹線開通により
昭和57年から改称されました。
その前は東那須野駅という名称でした。

私が住んでいたのが西那須野町、
その東あたりにあるということで
東那須町という地名だったので
東那須野駅なのです。



特に那須塩原駅に
思い入れがあるわけではないのですが
たまたま図書館に
那須塩原駅の計画から完成までを記した
書籍があったのでペラペラと見てみました。

そうして見ていくと
駅名でめちゃくちゃ揉めたり
小学校移転など
新幹線計画に端を発した
この那須塩原駅の計画が
大変興味深く感じました。

当時の建設の様子がまたすごいです。
古い駅舎がだんだん
ほったて小屋のように
感じてしまうくらい近代化されていきます。















幻の「那須駅」

新幹線が止まる駅に変わるため
それまでの駅舎が本当に
小さい建物になってしまいました。

ここに新幹線を持ってくるという決定は
多分にいろんな
政治的な背景や思惑、
ダークな話があったのは
容易に想像できますが
こうして新幹線ができていった
昭和っていう時代の
馬力感がすごいです。
何もないところから
作っていくパワーが。

そんなことを思うと
ふと、この映画を思い出します。

「黒の超特急」
ある不動産屋を利用して土地の地権者から
土地を購入する悪い奴。
するとその土地は
実は新幹線の計画路線だった・・・という話で。

田宮二郎が超絶かっこいいのです。
そして加東大介！
天才ですね。
名優です。



その時代で
「新幹線が通るんだって」
なんて話聞いたら
いろいろ考えちゃいますよね。