ふつ～らのブログ一覧

ユーノス500の
チーフであった
荒川健先生。

その氏が
福田成徳先生が提唱された
デザイン哲学「ときめきのデザイン」に
ついて語った記事の紹介。

来るべき90年代を
マツダはMI計画(マツダイノベーション計画)で
乗り切る算段をした中で
特にデザインにおいては
アメリカから帰任した
福田先生はデザイン本部長となり
「ときめきのデザイン」を掲げ
デザイン開発は進められました。
この時期といえばNAロードスター、
個人的にマツダデザインの最高峰FD3S、
センティア、ユーノスコスモ、ユーノス500などなど
数えればキリがないほど
名デザインの名車が生まれました。
開発時間の制約などもあり、
バッジ違いの即席兄弟も乱発され
結果としてフォード傘下という形に至るのですが、
当時のデザインは
車全体として完成度が多少問題があっても
忘れられない
今見ても美しい
デザインに仕上がっています。

今でこそ
前田先生が「魂動デザイン」を提唱されていますが、
福田先生がこの時代に
独自のデザイン哲学で
魅力的なマツダ車が生まれたことは
マツダにとって大変な遺産です。

各デザイナーが
過去に学び、
未来を切り開くという中で
この「ときめきのデザイン」は
色褪せぬ価値が今もずっと変わらず輝いています。

昔の記事から

林浩一先生の
デザイン論をご紹介。

林先生は古くは
FFファミリア、NAロードスターデザイン開発メンバーから
ユーノス800、成功したNAの後のNBロードスターなど
マツダを支えた車種のチーフを歴任されてきました。
zoom zoomのアスレティックデザイン期は
デザイン副本部長として、
「マツダ」というブランドの再構築に
取り組まれていました。

前回
ユーノスコスモについて
「2ドアハードトップ」と
書いてしまいましたが
基本中の基本、
「クーペ」ダイナミズムを
うっかり忘れてましたね。

そうユーノスコスモはクーペです。





クーペの定義は
Bピラーがあること、です。
Bピラーがなければハードトップ、です。


ハマってますが
かなり狭いです。