とにかく足回りが好きです。
たぶん大半の人は興味ないんだろうなぁ…などと思いつつ、いつも書いてるの（苦笑）
ごめんなさい…でも好きなことだから書く（笑）
こないだ新しい車高調がつきました。
あれこれテストしなきゃいけないこと、それ以外に試してみたいことを考えながら、妄想にふけってます。
でもねー、足回りって要素が多すぎるじゃないですか。
「あれやりたい」「これやりたい」って考えてると本来の目的を見失っちゃって、いつのまにか、あらぬ方向へ突き進んじゃったりするの（笑）
15kのプライマリースプリング買おうかなー…なんて真剣に悩んでる自分に気づいたとき、「まずい！これではいかん！」と思った（苦笑）
今まで自分がやってきたことを振り返ってみると、実のところ、そんなに大したことはしてないなーと。
バネレート12k-10kに至るまでの過程で、無駄なことが多すぎるんです(^-^;)
12k-10kにしたあと、前後バランスが煮詰まってないのにアシストスプリングに手を出しちゃったものだから、何も進まずドロ沼、さらに仕事が忙しくなって本当に進まず（笑）
楽しいからいいんですけど、ここらで初心に返らなきゃなーなんて。
で、ちょっと、現在に至るまでの経緯を書き残してみる…。
以下、半分個人的なメモみたいなものなので、興味ない方はスルーしてね(^-^;)
長文注意報です。
「第一期：底突き発覚に至るまで」
・車高調導入
フルノーマルのままでタカスサーキットに走り慣れてきた頃、純正ビルシュタインの車高バランスに不満が出始める。
乗り方で相殺できるはず！と信じて頑張ったけど、そのうち諦めて車高調を導入。
はちまるさんから中古で譲っていただいたYZスーパーロード。
10k-8k仕様。
・バネレート変更
10k-8kの乗り心地に耐え切れず、8k-6kへ。
そのままバネを組み替えただけでは車高が下がりすぎることに気づいて、ずいぶん悩む。
かといってロアシートを上げるとプリロードがかかりすぎる。
どうしようかと思って、右も左も分からない初心者なりに相当いろいろ調べた。
結果、YZの「延長ロッド」とノプロの「スリーブナット」を入手したことでアッパーマウント取付位置の自由度が上がり、「上方向」にプリロード抜いて問題解決（＝全長調整）。
四苦八苦して「全長調整式でない車高調で全長調整する方法」を覚えたことで、後に繋がる良い経験になった。
・AD07ショック
しばらく大きな不満なく走るも、タイヤを「腐ったDNA GP」から「（ほぼ）新品AD07」に交換したことで大きな問題発生。
一定以上の横Ｇがかかると、アクセルを踏むより前にスピンしてしまう。
（…ということに気づくまでにも結構な時間を費やしてたりする。「おかしいなー、タイム出るはずなのになー」って思いながらずっと乗ってた。鈍感）
・ストロークチェックして愕然とする
YZスーパーロードのリヤ用として使われるYZR9Hというダンパーは、「車高短にしても十分なストロークがある」ということで一部では有名。
…ということが頭にあったので、ろくにストロークチェックもしないで「おれのクルマに限って底突きなんてするわけない！」と勝手に思ってた。
ある日ふとタイラップ巻いてサーキット走ってチェックしてみると「縮みストローク全然足りない…」という現実に愕然とする。
うそだ…そんなはずは…と思ったけどこれが現実。
「第二期：ハイレート化に至るまで」
・ひたすら組んではバラし
フロントの車高を上げたりリヤのプリロードを増やしたり。
アライメントとの組み合わせで「これはどうだ？」「これならどうだ！」と何度も。
全長調整＝アッパーマウント位置調整なので、その度に足回り脱着…。
正直、無駄なことしてるなーと自分でも思った（苦笑）
・フロントバンプタッチ化
それまでフロントはバンプタッチすらしてなかった。
あれこれやりながら、リヤの底突きが避けられないことを悟ったので、バランス取るためにフロントも早めにバンプタッチするように…と組んでみる。
結果、前後バランスは悪くない！
「アクセル踏む前にスピンしてしまう」という症状も完治！
しばらくこのままで行こうと思ったほど。
・事故りそうになる
慣れてきたらタカスの最終コーナーで初めて事故りそうになった。
大きな荷重が「かかり続ける」というシチュエーション。
クルマの姿勢がガクガク、少しでも気を抜くとインかアウトどちらかに吹っ飛びそうな危うさ。
「これは無理…」と思ってバネレートアップを決意。
（バンプラバーの使い方を学ぶ道へ進んでも良かったのだけど）
「第三期：ダンパー死亡まで」
・12k-10kの世界へ
それまでの8k-6kから一気に12k-10kへ。
街乗りなんて無視だ！（笑）
なぜか後のアシスト化も考慮して自由長150mmのバネを購入するという無駄さ。
（耐荷重的に良くない、ということを知ったのは後日のこと）
・車高３段階テスト
サーキット行って４枠走ってテスト。
激しく前のめりの状態から始めて、フロント上げ、そこからさらにフロント上げ。
結局、一番フロントを上げたところ（前後水平くらい）で自己ベストを大幅更新。
単純にプリロードかけて車高を上げてたので、それ以上はロアシートが硬くて回らなくなったので断念。
アッパーマウントの取付位置を上げてプリロード抜きたいところだけど、あいにくフロントに関しては過去にロッドを削って短くしてしまっている。
延長ロッドはねじの切ってある部分が限られているので、アッパーマウント取付位置に大きな制約が…。
（あとでYZに問い合わせてみたらタップで新しくねじ切っても問題ないようだった。アルミだし強度的に不安だったんだけど…）
・リヤアシスト化
ここできちんと車高の前後バランスを突き詰めておけば良いものを、「フロントの車高は上がらないから…」などと言い訳して、かねてから興味のあったアシストスプリングを導入することに。
というか12k-10kでも「アクセル踏む前にスピン」はときどき起こっていたので、「もうどんなことがあってもスピンしないようなクルマにしてやる！」と意地になってた。
結果、「スピンのしにくさ」に関して、ほぼ目的達成。
よほど極端な運転をしない限り、アクセル踏む前にスピンすることはなくなった。
本当に嬉しかった。
でも何だか乗りにくい。
・バンプタッチ発覚
リヤのバンプタッチが発覚、考えてみたら当たり前だったので気づかない自分にちょっと凹む。
100kgfくらいプリロードかけて誤魔化し、バンプラバーも切り詰め。
根本的に解決するにはメインのレートを上げるか、ロッドストローク120mm超のダンパーとハイアッパーが欲しいな…なんて思いながらあれこれ考える。
・さよならAD07、そして8k-6kへ
終わりに近づいたAD07の「卒業式」と銘打って「めざせ50kg軽量化作戦」を敢行。
助手席やらオーディオやら幌やらカーペットやらいろいろ剥ぎ取ってアタックしたら、結果は過去ベストの2秒落ちでがっかり。
今考えるとこのあたりで既にダンパー終わってたのかも…。
タイヤも終わっちゃったし、ハイレートなバネはアシストごと外して、8k-6kに戻す。
新しいタイヤはDRB。
・ダンパー死亡
サスブッシュ交換の際、ダンパーからオイルがダラダラ漏れているのを発見…。
加工用にと落札した純正ダンパーがちょうど手元にあったため、せっかくだからと一時的に交換。
しばらく純正ダンパーの乗り心地を堪能しつつ、次期ダンパーに悩む。
いろんな可能性や今後の見通し、整備性やコストパフォーマンス、これから自分が何をしたいのか？などなど一生懸命考えたのち、ぐっさんに連絡してMRRS MotorSportsを手配してもらい、再び12k-10kの世界へ。
「第四期：これから…」
当初の目的「簡単にスピンするのがいやだ」というのはリヤアシスト仕様にて果たされています。
でもタイム的にはベストよりコンマ数秒遅くなりました。
誤差の範囲？それともクルマに原因が？
よく分かりませんがセッティングが出ているわけではないのだろうし、これからは「スピンしにくい、かつタイムも出やすい」を大きな柱としてセッティングしていこうと思います。
タカスサーキットは基本的にブレーキばかり踏んでるサーキットなので、かなりアンダー傾向のセッティングになるかと思います。
ロードスターにはちょっと不向きな部分もありますけど、頑張って仕上げていきたいですね。
まずは前後バランスを決め、足りなければリヤスタビ小径化→スタビレスをテスト、その後アライメントを数種類試して、とやっていこうかと思っています。
それでも不満が残るなら再びアシスト…密着荷重のバリエーションも試したいのであれもこれも…♪って、だから暴走すんなよ、おめーは（笑）
