HPI EVOLVE汎用オイルクーラー取り付け(2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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オイルクーラー取り付け第2ラウンドという事で、やっていきます。
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前回の続きから始めていきます。前回はステーを作成しただけなので、今からオイルクーラーとして機能するようにしていきたいと思います。用意するものは、新品のフィルター、エンジンオイル約4.5L、メッシュホース
、AN10フィッティング、シールテープ、オイルブロック、ドレンボルト、銅ワッシャー、オイル吸い取り紙、フィルターレンチオイルジョッキ等です。見ての通りオイル交換ついでにやってしまおうという計画です。
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まず、発注したブツが適合しているか確認していきます。オイルフィルターのOリングの直径はφ65、センターボルトは3/4-16unfのものを使用します。オイルブロックのOリング当たり面の、範囲を測定しましたところ、内径φ55、外径φ74でした。つまりオイルフィルターのOリング径がφ55〜φ74の範囲内であれば使用可ということなのでこれは使用できます。またセンターボルト計測結果は直径19mmだったので3/4-16unf=約19mmということがわかります。はめればわかるのですが、心配だったので念のため測ってみました。ユニファイ表示はホントにわかりにくいですね。ついでにAN10は22mmなのでオイルクーラーのフィティングサイズが不安な人は参考にしてください。イン側アウト側の表記はエンジンから見てアウト(熱いオイルが出てくる)。イン(冷えたオイルが出てくる)
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サーモスタットは80度で前回になる仕様です。個人的な意見なのですがオイルクーラーをつける際はサーモンスタットは付いていた方が良いです。夏場は問題無いのですが冬場はエンジンを温める妨げになってしまうためあまりよくありません。冷えすぎるのもエンジンに余分な負荷をかけてしまうので、トラブルを避けたい方はサーモ付きを選択してください。
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メッシュホースをカットしていきます。専用のメッシュホースカッターを使います。価格は5000円〜と結構高いですが、これがないと話にならないくらいホースがカットできないので買っておくのが吉です。養生テープを巻いてメッシュがばらけない様にします。ばらけるとフィティングを入れる際かなり苦戦します。
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続いて、オイルクーラーホースを作っていきます。ホースにフィティングを差し込みます
。その時ばらけ防止のテープはそのままで付けると簡単に出来ます。次にフィティングをマスキングテープで養生します。そしたらバイスで根元をクランプし、オイルクーラー側のフィティングにオイルを塗り締めは方向に
締めていくのですが、ホースを内側に押さえつけながら締め込んで行かないとホースが飛び出してしまうので注意してください。
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ホースの作成取り回しなどが完了したらいよいよ組み付けです。まずエンジンオイルを抜き、オイルフィルターを外します。そしてジャッキでフロントを上げウマを掛けます。したらオイルクーラー側のホースをつけていきます。(シールテープはホースセンターの蛇口、又は配管類コーナーに置いてあります)
シールテープは配管と配管をつなぐ際隙間をなくし液漏れを防止する役割があるのでとても重要です。巻く方向も決まっています。配管を正面に見て右方向。持っている指から見たら左方向です。要するに締め方向と逆という事になります。なぜ決まっているのかというと、締め方向と同じ方向で巻いてしまうと供回りしてしまう事。シールテープのカスが配管内に混入してしまう事などが主な理由です。
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最後にオイルブロックをかませていきます。ちなみにオイルクーラー流れる方向などはありませんので、どっちをどっちにしようが壊れることはありませんので安心したください
オイルクーラーのホースを先に繋ぎます。センターボルトの締め付けトルクは30〜40N.mで締めました。オイルフィルターは5〜10N.mと言われていますが、手で目一杯締めるのと同じくらいなのでそちらにしました。R34系はオイルフィルターにアクセスが非常にしにくく舐めているとかなり時間がかかります。最後にドレンボルトを締めます。
(30-40N.m)オイルを5.2Lほど入れたら完了です。(標準4.2L+オイルクーラー分1L)
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