エンジンスターター取り付け その5 ~完成まで一歩ずつ進んでます~
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
10月1日日曜日も15時頃から時間が空いたので、作業を継続します。
サイドブレーキ警告灯の問題をクリアしないと安全措置が無い状態でのエンジンスターター使用となることから、なんとかクリアせねば。。。
イメージとして、ECU等を経由せず(たぶん経由しているかと)、直接サイドブレーキスイッチ付近に結線できれば大丈夫かも。。。
と、淡い期待を持って作業を進めることにしました。
そのためには、センターコンソールを取り外します。
センターコンソールは、前側両サイドに、こんなクリップによって留まっています。
2
反対側にもあります。
この手のクリップは、真ん中の+マーク部分をドライバーで回しながら抜き取れば簡単に外すことができます。
3
あとは、センターコンソール後方がボディー側に固定されています。
4
内装剥がしなどを挿し込んで、持ち上げます。
5
手が入る隙間ができれば、あとはパワーで持ち上げるだけです。
バキッと激しい音がしますが、クリップは壊れませんでした。
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画像は苦労したあとが微塵もありませんが。。。
いや~外れないですね~(滝汗)
途中まで上がって来ますが、両側のシートがいい塩梅でセンターコンソールを挟んでますので、中々自由が効きません。
結局、パワーかけてたらバコンという音と共に外れました(汗)
後で、調べてみたら、助手席側シートを一番前にし、背もたれを前に倒す。
運転席側シートを一番後ろにし、背もたれをフルリクライニングすれば外しやすいのだとか。。。
シート位置は、自然とそんな感じに調節しながら作業していましたが、背もたれはやってなかったな~(反省)
7
そうそう、ここを出したかったんだよね~
8
いつかクイックシフトを入れたいな~と思っていたんだけど、ここなのね。
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サイドブレーキスイッチは助手席側にありました。
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ホーンの配線端子と同様ですかね、なので、端子の腹のポッチを押しながら抜き取りました。
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抜き取った端子に貼り付いてしまっている、加水分解で超べたついてしまった内装用テープを剥ぎ取ります。
配線をカバーしているプラ製のチューブ状の物もカットしました。
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配線はこの1本だけでしたね~
カッターで被覆を剥いてから、念のため検電テスターを当て、エンジンスタートスイッチを押すと、+電源の反応(赤の点灯)がありました。
これは、ナビ裏の車体側コネクターの配線と同じ反応です。
そして同様にビープ音が鳴りません。
恐らく微弱電流なのでしょうね。
サイドブレーキを引くとサイドブレーキスイッチがOFFになり、アースに流れず電流が止まる訳で、そこで警告灯も消灯するという理屈でしょうか。
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この配線に直接エンジンスターター起動のための5極リレーのアース線を繋げようとエレクトロタップで接続します。
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ラジオペンチでパチンと音がするまでしっかりと嵌合させますよ~
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そして万が一の外れ防止のために、べたつかないハーネステープで巻いてやります。
さ~これで、バッチリ対策が取れたぞ~と意気込んで、エンジンを始動し、サイドブレーキを戻したら。。。
ん!?警告灯が消灯しないではないか(滝汗)
そして相も変わらずブレーキペダルを踏むと警告灯が消灯します。
おいおい。。。なんじゃ???全く変わらんではないか!
でも、今回は八方塞がりにはなりません。
今までと同じということでおぼろげながら思っていた仮説が実証されました。
こりゃ~電流が回り込んでますな!!
今回接続した配線も、前回までの配線も電圧差が生じれば電流が流れる訳で、いくら微弱でも電流が流れることで警告灯が点灯でき得る電流量であれば点灯します。
となれば、整流ダイオードが必要ですな。。。ということで急遽オーダーしましたとさ。。。完全完成はまた来週までのお預けになりました(溜息)
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で、もう1つの問題が、エンジンスターターで始動及び停止した際の純正キーレス使用不可問題です。
通常なら、始動時というか最中であれば全く使用できないことは理解済みです。
が、停止後、一定時間経過すれば純正キーレスは使用できる筈なのに我がマーチ君は使用不可となってしまいました。
と言うことで、「エンジンスターター取り付け その1」で、もしかしたらその内使いたくなるかもな~と、14Pオプションコネクターに仕込んでいた、エンジンスターター用のリモコンでロック&アンロックが可能となるための配線を、急遽接続することにします。
一応、CEPのアンサーバックシステムを仕込んでいましたが、ドアロック配線とアンロック配線を運転席足元のカプラーから分岐していました。
この時の信号線は、それぞれ一瞬だけ、+12Vがかかる配線でした。
そこから分岐するために、2個1の分岐端子を作成しました。
で、接続した結果ですが。。。全く反応せず(涙)
さ~ていつもなら、お得意の八方塞がりか~となりますが。。。
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実は、K13マーチ用の資料があります。
オプションも含めた配線接続用の資料になります。
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資料にはしっかりとドアロック配線とアンロック配線の接続先が明記してあります。
初めからここに接続すればいいのですが、実はK13マーチの場合、接続先であるBCMユニットって非常に作業がしづらい場所なため、なんとかほかの分岐箇所が無いかな~と考えたところの、アンサーバックシステムの配線先だったんですよね(溜息)
求めている配線が違うとなれば、藁にも縋る思いでこの接続資料に従ってみるしかありません。
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さてと~BCMユニットが眠る助手席側のダッシュボード裏側にアクセスしますか。
ダッシュパネルを外すには、センタークラスターを外しておかないとクリップとボルト1本で固定されています。
ダッシュパネル下側の物入れもグローブボックスの嵌合部分を留めるボルト2本と、ダッシュパネル内のボルト2本を外し手前に引っ張れば抜けて来ます。
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既に時計が16時半を過ぎ、日没まで時間が少なくなって来てましたので画像枚数が一気に少なくなっています。
色々と取り外しても、BCMユニットを固定しているボルト2本が硬くてネジ山を舐めそうなので、BCMユニットを少しでも手前に引っ張る作戦は失敗となりました。
画像ではハーネスで隠れてしまっていますが、更に奥にあるBCMユニットのカプラーに上手くアクセスできるか不安がよぎります。
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生傷を作りながら必死に15Pカプラーを取り外しました。
このカプラーは上下で挟んでロックを外すタイプになります。
また、画像17で示されているカプラーの色は黒となっていますが、位置は合っていても実物の色は白のカプラーとなります。
これはわからん(悩)と、必死に配線色を見ながら奥を凝視して探したところ、バルクヘッド側のカプラーの上側が目指す15Pカプラーでした。
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今回は配線の被覆を剥くことも難しい状態であったため、なるべく配線の太さに合っているエレクトロタップを使い、確実な配線分岐を目指しました。
なので、エーモンの白色エレクトロタップを使いました。
ハーネステープで外れ止めをしたかったのですが、手が入っていかないため、インシュロックで外れ止めを施しました。
15Pカプラーの配線色の内、ロック線、アンロック線の配線色は車種別接続資料と合っていましたが、ほかの配線色が何本か違います。
も~運を天に任せて分岐しました。
15Pカプラーの茶色線はロック線⇒ピンク/赤線、灰色はアンロック線⇒青/赤線に分岐となります。
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も~BCMユニットが見えないので手探りでカプラーを嵌め込みます。
苦心しましたが、指先に神経を集中させなんとか嵌め込めました。
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さて、ドキドキしながらテストをしました。
※動画にもupしました!
今回はばっちりエンジンスターターのリモコンを用いて、ロック&アンロックができました。
いや~良かった良かった。
因みにエンジンスターターのリモコンが使えるということは、離れた場所からもロック&アンロックが可能になるんですよね~あんまり意味が無いですが(笑)
まだ、サイドブレーキ警告灯の問題が解決していないので、まだ完成ではありませんが、1歩ずつ前に進んでいます。
今度の週末に狙い通りに上手く行けば最高なんですけどね~
しっかし、最高気温が下がって来たせいか、蚊に悩まされてます。
土日で10か所は刺されました(涙)
蚊取り線香は焚いてますが車の中まで燻らせたくないので、少し離している分効果が薄いみたいです。
スキンヘッドなので、頭も2か所刺されてるし困ったもんですね(悩)
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