保安基準に適合する「樹脂製窓」をGLM社が開発。スポーツEVに搭載して来春発売へ
保安基準適合の樹脂製窓が市販化される模様です。
記事内では軽量化しか話題になっていませんが、個人的に一番興味を感じるのが「ピラーレス」。
自車、借り物含め色々オープン乗りましたが、このピラーこそがオープンカーの性質を左右する重要パーツだと(私個人は)感じています。
レーシングスクリーン車でもないかぎり、基本的にフロントスクリーン越しに外を眺めるわけですが、必ず目に入ってくるのがピラー。
古いオープンが爽快な理由の一つが、このピラーが細いことがあると思います。
現代の車は安全性の問題から、このピラーを細く出来ません。
その結果、視界の大きな割合をこのピラーが遮ってしまいますが、これはもうどうしようもありませんでした。
しかし、今回の樹脂製窓のニュース画像を御覧下さい。
樹脂なので形状の自由度は高く、ピラー部分を透明樹脂で代用してピラーレス化すると言う荒技が可能になっています。
これなら旧車並み、いやそれ以上の開放感が得られることうけあいです。
もっとも普通の車の場合、サイドウインドウや屋根装着の都合上ピラーレスは無理でしょう。
しかしピラーは確実に細く出来ます。
次世代オープンカーのデザイン、とても楽しみになりますね。
それと、旧型車の窓をこれと入れ替えることで、横転時の安全性も向上するかも知れません。
新技術万歳。
Posted at 2018/09/14 13:00:28 |
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