北部九州豪雨の被災地が少しでも早く活気を取り戻せますように・・・　【PART Ⅱ】

前編から引き続き・・・

深耶馬溪を走り・・・




さらに裏耶馬溪へ向かい・・・


いつもなら、こちらへと進入する道も通行止め(>_<)


通行可能なメイプルファームロード 耶馬を走りますが・・・


いたるところで土砂崩れが起こっていました(*_*)






それでも、この先に目指す『豆岳珈琲』があるので・・・
MoretteロドQ号も頑張って進みます！




実は、法泉寺温泉を出て昼食で立ち寄ったファミレスから営業の確認と道路の状況を聞くため電話を入れたところ・・・
「営業はしていますが、ここまで登ってくる道は先日の豪雨でまだひどい状況です。それでも車高の高い車であれば問題ないのですが、車高の低い車だとかなり注意して登ってこないと・・・」ということでした。
とにかく、「用心しながら登れば車高の低い車でも何とかなる、自己責任で登れる」と判断(^^ゞ

さぁ一旦、裏耶馬溪温泉郷へ下りた後、しばらく走って『豆岳珈琲』へと続く上り坂へ・・・！

そして、「このことかぁ～!!」(>_<)


先月の豪雨前までは舗装されていた道路・・・
みごとにアスファルトが抉り取られています！


車高の低いロードスターで恐る恐る、そしてゆっくりと登っていきます(；一_一)






なんとか砂利道区間を脱出するも・・・
その先も道は痛んでおり・・・




慎重に登りつめて・・・
『豆岳珈琲』に到着！


でも・・・
テーブルに着いてみると・・・
「断水のためしばらくの間、紙コップでの提供になります！」


いやぁ、こんな状況にもかかわらず、お店を営業してくれているのに感謝、感謝m(__)m
本当に頭が下がりますm(__)m

ありがとう、モチ(^^ゞ












そして今日は、バナナとココナッツのタルト(350円）と・・・
いつもの豆岳ブレンド(300円）を頂きました！


で、紙コップのため・・・
少し飲むと風でコップがコケてしまうので・・・
こんなケースを用意してくれました（*^_^*）


おかげさまで、今日も美味しい珈琲をいただくことができました！


そして、このあと全国のニュースでも何度も報道された・・・
耶馬溪町地区と本耶馬渓町方面へMoretteロドQ号を走らせます！


これが、今回流されてしまった、旧耶馬渓鉄道の鉄橋（流される前までは、サイクリングロードとして県内外のサイクリングファンに愛されてました）。


本当に見るも無残な形になってしました(*_*)


復旧の優先順位を考えると、この耶馬サイクリングロードは果たして復旧できるんだろうか？心が痛みます。


ここから先は、国道（212号）も通行止めでした(＠_＠;)


細く曲がりくねった迂回路を抜けて行くと・・・
石橋も無残に破壊されていました(*_*)


再び国道に戻ったのですが…
「ここまでも水が上がってきたのか、まさに山津波そのものだ」と・・・その後はしばし絶句！




そして、なんとか青の洞門にたどり着くことができましたが…


先月3日と14日に襲った豪雨で、二度も水没してしまったドライブイン(*_*)
(左側に並んでいるのは、仮設トイレ）


2度目の豪雨で被災したあと、TVのインタビューに応えた女性経営者は・・・
「先日の豪雨では、ボランティアの達が一生懸命に片づけを手伝ってくれたりして、再開に向けて頑張っていこうと思っていた矢先に、今回の豪雨で・・・『もう、心が折れるねぇ・・・』」と言われてうつむいたのが、今でも忘れることはできません。


そして静かなこの集落一帯で、大工さんの乾いた釘打つ音だけがなぜか空しく響き渡っていました。



P.S.
九州北部豪雨の被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地が一日も早く復興することをお祈り申し上げます。