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福岡県の第三セクター「平成筑豊鉄道」は本日、平成３１年３月に観光列車（移動型レストラン列車）「ことこと列車」の運行開始を発表。
直方駅～行橋駅を走るこの列車は、6000万円をかけてリニューアルするという。
車体は濃い赤に塗装して磨き上げ、周りの風景が映り込むように加工。内装は天井にステンドグラスをはめ込み、「レトロな雰囲気で田園風景にマッチした列車」を目指す。

時速20km以下で約３時間半走行し、景色を見ながらランチを堪能してもらう。食材には沿線自治体の農産物を使用。名称の「ことこと」はゆっくりと田園風景の中を走る姿をイメージ。定員は１号車18名、２号車30名の計48名。

記者会見には、ＪＲ九州の「クルーズトレインななつ星」や「或る列車」など多くの観光列車を手掛け、今回の「平成筑豊鉄道観光列車」のデザインをされた水戸岡鋭治氏も同席。

またこの直方駅～行橋駅間を、来月3日から里山列車紀行「ひとつ星」が運行する。


実は、この列車は今夏に運行する予定でしたが、直前の西日本豪雨で沿線で土砂崩れが発生し運行不能となってしまった。
しかし平成筑豊鉄道は全力を挙げて復旧につとめ、このたび待ちに待った沿線開通にこぎつけ、一つ星は11月3日から運行出来るようになった。


観光協会では、そのひとつ星の運行を記念して、ゆくはし駅前マルシェを開催する！