黒湯でツルスベ肌をＧＥＴ　【養老渓谷温泉　天龍荘】

色が付いている湯は、実は日本ではあまり多くはありません。
透明の湯の方が圧倒的に多いので、色付きは珍しがられますし、実際に人気も違いますね。



さて、今回はその色湯に行ってきたわけですが、色は「黒」です。
腐植質のために色が黒になっているのですが、これぞ、温泉という雰囲気を出してくれますよね。

泉質はナトリウム-炭酸水素-塩化物泉です。
成分分析表の表示を見て、他の言い方をすると、アルカリ性低張性冷鉱泉となります。

そう。
冷鉱泉ということから、こちらは加温しています。なぜなら、源泉温度が17℃だからです。
源泉からの湧出量がそれほど多くないので、循環ろ過をしています。
低張性なのは、成分量が2.04g/kg（※）と、単純泉との境目である1g/kgをかろうじて超えている程度だからです。

（※）
H.23年版の温泉分析表が掲示してあり、確認をしました。
ＨＰにはS49の古い成分分析表しかなく、成分量も当時の量の記載です。


入った感想。
低張性ですから、ガツンとパンチの効いた入浴感はありません。
加温はしているのですが、ぬる湯という印象でしたね。40℃くらいかな。

アルカリ性のため、ぬるぬるとします。肌の手触りも良いですね。
黒色の湯が、普段と違う場所に居るんだという、開放感を全身に与えてくれます。


訪問日：2015/04/30


入浴料：800円

花いっぱい　小さな旅の宿　天龍荘
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