寄り道作業 その23 ステアリングギアボックスガスケット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
フロントサスペンションのオーバーホールをしたころから気づいていたこと。
ステアリングギアボックスからオイルが漏れている…。
しずくとなって落ちているわけではありませんが、じんわり漏れてる感じです。
ところが汚すぎてどこから漏れているのかよくわかりませんでした。全体的にオイルでウェットな状態でした。
2
まずはステアリングシャフトを外しました。
ラバージョイントもかなりヘタっているので、交換するつもりです。
この辺の部品はまだ出るので、一式交換したいと思います。
3
ついでリンケージを外すためにタイロットエンドプーラーを使いました。
だいぶ前に買ったものでしたが、今回初使用でした。
ボルトを締めこんでいくと、「バキッ」と音がして外れたので、最初は壊したか、と思いました。
ここが外れると後はボルトを4本ほど外すと取り出せます。
4
下したギアボックスを点検してみます。
側面に見えていた三角形のプレートの下側がかなり湿っています。その真ん中のナットも濡れているので、この辺は漏れているようです。
5
ステアリングシャフトの反対側のプレートからは漏れていないようです。
相変わらず泥とオイルの混合物がびっしりついています。
6
アーム側のオイルシールからも漏れていません。これが漏れていると、アームを外さなくてはいけないので、良かったです。
7
ある程度きれいにしたところです。
泥とオイルとサビの厚化粧が大変でした。
8
中に入っているオイルを抜きました。
紙コップの重さを測り忘れていましたが、紙コップ込みで112g。マニュアルでは190cc入れるようになっているので、半分近く漏れてしまっていたんですね。
9
掃除しているときに気付きましたが、前オーナーたちもギアボックスの漏れを修理しようとした跡があり、赤丸のところには外側から液体ガスケットが塗ってありました。
やはりこちら側が漏れていることは確定です。
10
マニュアルでは非分解品となっており、不具合があればアッセンブリーで交換すること、と書かれています。
そういうんだったら部品作れよ。と言いたいところですが、ないものはしょうがないので、一番漏れがひどかった三角プレート部分を分解してみました。
11
三角プレートの下には紙ガスケットが入れられていましたが、どうやらこれが劣化して漏れていたようです。
いつもの方法で新しいガスケットを切り出しました。
12
組付けにはヘルメシール201を併用しました。ガスケットの両面に塗って組付けました。
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ボルトも2本がギアボックス内につながっていましたので、ネジロックを塗って漏れ防止としました。
それから真ん中のナットを取り付ける際にもヘルメシール201を塗りました。
あとは塗装すれば完了です。
これで漏れが治ってくれればよいですが。
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