ここ最近、USB電源が気になって色々やってます。
発端はドラレコを新調したのでモバイルバッテリーで駐車監視が出来ないかな~ですが・・・
モバイルバッテリー(リチウムイオン)は高温に非常に弱く車内放置は発火・発煙・発熱など非常に危険です!ネットにも沢山の記事がありますのでご確認ください。(追記:2022/10/17)
そこで趣向を変えてUSB電源って実際どうなんだろう?と言うことでパーツを物色。
そこでまず候補に挙がったのがコレ
USB Type-A 5V ⇒ シガーソケット 12V に昇圧する変換ケーブル
Amazonで 2個 900円弱
IN:5V、OUT:12V 8W(約0.67A)
実測した結果
USB Type-A 5V 1Aの場合、出力は約12.5V 0.36A 効率 約86% でした。
安価な割には使えそう。
シガーソケットが抜けやすいので改造したほうが良いかも。
高温になる車内で耐久面が気になる所ですが、お値段相応かは未知数と言うことで(笑)
更にUSB電源の急速充電を調べていくと Type-A QC もあるけど、最近購入したノートPCも充電できる Type-C PD 電源が面白い!
次回は本命 USB Type-C PD編に、つづく。
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以下は備忘録。
ちょっとだけマニアックな内容なので「気になる方」だけどうぞ。
テストするためACアダプタを準備
左:Anker製 Type-A×2 5V/2.4A
右:Mcdodo製 Type-A×1 5V/3A, Type-C×2 (3ポート合計65W)
ちょっと脱線しますが、先ずはACアダプタの出力性能が気になる。
測定結果はどちらも似たようなモノかな。1A出力時に5Vの電圧低下も無くリプルは100mVp-p程度。以降のテストは Mcdodo Type-Aを使用します。
上:Anker、下:Mcdodo
その前に、ワニ口クリップ付きのUSB Type-Aケーブルを自作。セリアで売っていた 5V/3A対応のUSB中継ケーブル。心線も太く加工もしやすくDIYには丁度良い。ワニ口クリップはヨドバシで調達。USB中継ケーブルを半分の長さでカットし、ワニ口クリップを半田付けして完成。あると便利です。
こんな感じに接続して変換ケーブルを確認。
12V側に接続されたUSBテスターに表示される電流値を見ながら電子負荷のボリュームを調整し負荷電流を徐々に上げていきます。100mA付近でちょっと電圧波形が気になるけど 約100mVp-p なので問題無いでしょう(多分)
最大定格付近の 約620mAで出力が暴れ出し電圧も下がったのでここまで。変換ケーブルのプラスチックケース越しでも 500mAを流すと熱くなるから、最大300mAくらいが実用的かな。
変換ケーブルの分解。昇圧IC B628
お試しに大昔にドコモで貰ったモバイルバッテリ (5V/1A 9.3Wh)を電源にしたらバッテリの保護回路が働いて断! 電子負荷の電流立ち上がりが急峻か? 負荷を中華ドラレコに変えて見たら起動できた。ただし電圧が4.5Vまで低下しているので、パワー不足となりそう。
変換ケーブルで5Vto12Vにしてから、ドラレコ用アダプタで12Vto5Vにしているので変換効率悪いですね。安定化電源と思えばよいかな(笑)
安価な変換ケーブルだったので、当たり外れがあると思い2個購入したけど(今の所)ハズレなしでした。
最後に・・・
本内容は参考値。一例としてお考えくださいね。
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Posted at
2022/10/16 07:52:39