1999年を最後に商用デリカ(デリカカーゴ、デリカバン、デリカトラック)はOEMとなり、ボンゴ→NV200のOEM車となって現在に至りますが、それ以前は自社製でしたし、現在も台湾などでは当時の3代目デリカが継続生産されています。
もし国内でも自社製でデリカバン・トラックが続いていたら…という設定で作ってみました。
・4代目デリカバン・トラック

1999年、デリカバン/トラックはフルモデルチェンジを受ける。
これは衝突安全基準への適合のためでフロントをクラッシャブルゾーンが設置された新造形の物とした。海外向けのマイナーチェンジモデルと類似しているがバンパーの形状やクラッシャブルゾーン設置に伴う長さなどが異なっている。
またリアウィンドウの形状も変更され、ドアの構造もインパクトバーを内蔵させるなど安全性を向上させた。なおデリカカーゴは販売不振のため統合された。

GX

DX
インパネも新造形となり、以前の物と類似しているがより丸みを帯びた物となった。スターワゴンは廃止されるが10人乗りワゴンは引き続き設定され、デリカワゴンの名称となるが、専用カタログは存在せずデリカバンと一緒に扱われている。
運転席エアバッグをDX以外に標準装備、DXにはオプション設定とした上で助手席エアバッグを全車にオプション設定した。
グレードは以下の通りとなる。
・バン/ワゴン
2.0 ガソリン DX 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.0 ガソリン GL 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.0 ガソリン GX 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.0 ガソリン DX 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.0 ガソリン GL 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.0 ガソリン GX 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GL 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GX 標準ボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX 標準ボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル GL 標準ボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル GX 標準ボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル DX 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GL 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GX 標準ボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GL ロングボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GX ロングボディ エアロルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル GL ロングボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル GX ロングボディ エアロルーフ 4WD
2.5 ディーゼル DX ロングボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GL ロングボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GX ロングボディ ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX ワゴン ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル DX ワゴン ハイルーフ 4WD
2.5 ディーゼル GX ワゴン ハイルーフ 2WD
2.5 ディーゼル GX ワゴン ハイルーフ 4WD
・トラック
2.0 ガソリン DX 標準ボディ 2WD
2.0 ガソリン GL 標準ボディ 2WD
2.0 ガソリン DX 標準ボディ 4WD
2.0 ガソリン GL 標準ボディ 4WD
2.5 ディーゼル DX 標準ボディ 2WD
2.5 ディーゼル GL 標準ボディ 2WD
2.5 ディーゼル DX 標準ボディ 4WD
2.5 ディーゼル GL 標準ボディ 4WD
2.5 ディーゼル DX ロングボディ 2WD
2.5 ディーゼル GL ロングボディ 2WD
2.5 ディーゼル DX ロングボディ 4WD
2.5 ディーゼル GL ロングボディ 4WD

2.5 ディーゼル GX ロングボディ ハイルーフ 2WD

2.0 ガソリン GL 標準ボディ ハイルーフ 2WD

2.0 ガソリン DX 標準ボディ ハイルーフ 2WD

2.5 ディーゼル GX 標準ボディ エアロルーフ 4WD

2.5 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 2WD(ルートバン仕様)

2.5 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 2WD

2.5 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 4WD

2.5 ディーゼル DX ワゴン ハイルーフ 2WD

2.5 ディーゼル GX ワゴン ハイルーフ 2WD

トラック 2.0 ガソリン GL 標準ボディ 2WD

トラック 2.0 ガソリン DX 標準ボディ 2WD
2000年 一部改良。ロングボディのDX・2WDにガソリン車を設定。
2002年 一部改良。標準ボディのガソリンエンジンを4G93型に変更。装備を一部変更。運転席エアバッグを全車標準装備化。
2004年 一部改良。平成16年排ガス規制適合に伴い標準ボディのディーゼル車は廃止。ABSの全車への設定拡大。

2007年 デリカD5登場に合わせてマイナーチェンジ。マイナーチェンジでエンブレムがシルバーに変更。他にもシート生地の変更や標準装備のオーディオの変更、パワーウィンドウの標準装備化などが行われた。
2010年 一部改良。ディーゼル車はポスト新長期規制に適合し、4M41型に変更した。デュアルエアバッグを全車標準装備とした。

2012年 マイナーチェンジ。
フロントデザインを変更し、アウトランダーなどと似たイメージに変更された。新形状バンパーの採用によって衝突安全性を向上させてキャビンへの影響を減らした。
また上級グレードのGXはボディカラーを変更し、ホワイトソリッド・シルバーメタリック・ブラック・ゴールド・ブルーの5色となった。
インテリアもリフレッシュされてステアリングやオーディオ、シート生地などが変更された。なおそれ以外はあまり変わらないものの、標準ボディのディーゼル車が久しぶりに復活した。
・バリエーション

2.0 ガソリン DX 標準ボディ ハイルーフ 2WD

2.0 ガソリン DX ロングボディ ハイルーフ 2WD

2.0 ディーゼル DX ロングボディ エアロルーフ 4WD

2.0 ガソリン DX ロングボディ ハイルーフ ルートバン 2WD

2.0 ガソリン GL 標準ボディ ハイルーフ 2WD

2.0 ガソリン GL ロングボディ ハイルーフ 2WD
2015年 一部改良。バン全車にプライバシーガラスを標準装備とした。またエンジンの改良によって平成27年度燃費基準+10%を達成した。
2019年 フルモデルチェンジに伴い生産終了。
・5代目

2019年 20年ぶりにフルモデルチェンジ。ただし引き続きボディは3代目から変更されていない。
フロントデザインは新たに近年の三菱車共通のデザイントレンドである「ダイナミックシールド」を取り入れており、力強さとたくましさを強調したものとなっている。

インテリアも一新されて操作性と質感を向上させた。ステアリングが一新されてオーディオ・クルーズコントロール用のステアリングスイッチがグレードによって装備されている。
今回のフルモデルチェンジにおいては安全性の大幅な向上が最大のポイントで、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、車線逸脱警報システム(LDW)、レーダークルーズコントロールシステム(LCC)、オートマチックハイビーム(AHB)で構成された予防安全技術「e-Assist」が採用された。なおDX・GLにはオプション設定となる。さらに後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付、BSW/LCA)、後退時車両検知警報システム(RCTA)をオプションで設定している。
・グレード

*DX

*GL

*GX
・バリエーション

バン 2.0 ガソリン DX 標準ボディ 標準ルーフ 2WD

バン 2.0 ディーゼル DX 標準ボディ ハイルーフ 4WD

バン 2.0 ガソリン DX ロングボディ 標準ルーフ 2WD

バン 2.0 ディーゼル DX ロングボディ ハイルーフ 2WD

バン 2.0 ガソリン GL 標準ボディ 標準ルーフ 2WD

バン 2.0 ガソリン GL 標準ボディ ハイルーフ 4WD

バン 2.0 ガソリン GL ロングボディ 標準ルーフ 2WD

バン 2.0 ディーゼル GL ロングボディ ハイルーフ 2WD

バン 2.0 ガソリン GX ロングボディ ハイルーフ 4WD

バン 2.0 ディーゼル GX ロングボディ ハイルーフ 4WD

トラック 2.0 ガソリン DX 2WD

トラック 2.0 ガソリン GL 2WD