今では信じられないかもしれませんが、かつてダイハツにも小型トラック/ワンボックスのデルタという車種がありました。
あのラリー走りまくってたイタ車とは一切関係ありません
とは言ってもトラックはトヨタからトヨエース / ダイナのOEMを受けて販売していたものですし、さらに同じデルタという車名でもバン・ワゴンは1クラス下のライトエース/タウンエースのOEM車でもありました。
後者は2001年にアトレー7/ハイゼットグランカーゴを後継とする形で消滅し、トラックのみが残りましたが2003年で消滅し、さらに翌年にはアトレー7/ハイゼットグランカーゴが後継が無いまま生産中止したため、軽自動車以外の商用車から撤退する形になってしまいました。
もし現在でも撤退することなく継続していたら…という設定で今回は作ってみました。
現行のライトエース/タウンエースは海外ではダイハツブランドでグランマックスとして販売されているので、国内でもハイゼットグランカーゴの後継としてダイハツでも販売されていたという設定にしてあります。
・デルタトラック
*エンブレムや荷台の名称(ジャストロー→ローデッキ)以外はマイナーチェンジの/一部改良の内容やラインナップも含めてトヨエース / ダイナの2t系やデュトロと全く共通としています。
そのため主要部分のみを記載しています。
・2003年 ハイブリッド車を追加。
・2006年 マイナーチェンジ。フロントデザインを変更。新型シャシーやコイル式独立懸架サスペンションなども採用。
・2007年、2009年、2010年 一部改良。
・2011年
フルモデルチェンジ。今回も日野からデュトロのOEMを受けて販売する形となる。
もちろんラインナップも全く共通でルートバンやハイブリッド車、ガソリン車、LPG車も設定される。
ハイブリッド車はアトキンソンサイクルのN04C-UL型と専用の5速AMTを採用。
・2012年、2013年、2015年 一部改良。
・2016年 一部改良。バンパーの形状を一新。プリクラッシュセーフティとレーンディパーチャーアラートを一部に標準装備した。
・2017年、2018年 一部改良。
・2019年
一部改良。前進誤発進抑制機能、低速衝突被害軽減機能、クリアランスソナーをLPG車を除き標準装備とし、フロントデザインを変更した。
・アトレー7/ハイゼットグランカーゴ
アトレー7 X
アトレー7 Lリミテッド
アトレー7 L
アトレー7 X 室内
ハイゼットグランカーゴ デラックス
ハイゼットグランカーゴ スペシャル
ハイゼットグランカーゴ スペシャル 室内
・2005年1月
マイナーチェンジ。フロントデザインを大きく変更してフルモデルチェンジしたアトレー/ハイゼットカーゴに合わせたデザインとした。
アトレー7のリアはスパーキー用をベースに改良した新デザインとしている。また後部と3列目の窓を接着式に変更した。
内装も新デザインのステアリングやシートを採用し、特に2列目・3列目の足元空間の狭さを改善した。
またリアサスペンションを新設計の物に切り替え、最大積載量を600kgにアップさせた。
グレードはアトレー7の場合は整理され、アトレー7はハイルーフのみとなってL・Lリミテッド・Xとなる。
しかしハイゼットグランカーゴは1グレードから2グレードとなり、従来通りのスペシャルと上級グレードのデラックスとなり、デラックスにはファブリックシートやキーレスエントリー、スペシャルでは省略されたオーバーフェンダーなどを装備する。
・2006年6月 一部改良。全車にデュアルエアバッグ・キーレスエントリーなどを標準装備。
・2007年12月 グランマックス登場に伴いハイゼットグランカーゴは生産中止となる。
・2008年12月 ブーンルミナス登場に伴いアトレー7も生産中止。同時にダイハツはボックス型ミニバンの生産から撤退することになった。また競合車がFF化する中最後まで生産されたFRのボックス型ミニバンでもあった。
・グランマックス
*エンブレム以外はマイナーチェンジの/一部改良の内容やラインナップも含めてライトエース/タウンエースと全く共通としています。
そのため主要部分のみを記載しています。ただし2018年に姉妹車と共にマイナーチェンジで大きく変更された設定にはしています。
・2008年
登場。
インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーターにて生産されるグランマックスを日本にも導入し、トヨタ向けにもライトエース/タウンエースとしてOEM供給する。
バン・トラックの2種類がラインナップされ、バンはハイゼットグランカーゴの後継となる。同車と比べてボディは大型化し、最大積載量も800kgに大きくアップさせた。またトラックは1982年にデルタ750が絶版となって以来26年ぶりにこのクラスのトラックに参入する形となった。デルタとハイゼットトラックの中間を担う車種となる。
・2010年、2012年、2014年、2015年 一部改良。
・2018年 マイナーチェンジ。
フロントデザインを大きく変更し、上級グレードのスーパーX/スーパーGLの追加や安全装備の充実などが行われた。
詳細はこちら
Posted at 2019/06/08 23:27:22 | |
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