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2019年03月14日

トヨタ タウンエース/ライトエーストラックの系譜…

今回はトヨタの小型トラック、タウンエーストラックとライトエーストラックについて取り上げたいと思います。
タウンエースとライトエースというのはバンがメインの車種ですがトラックも存在し、現在ではバンはハイエースより下、軽のハイゼット/ピクシスバンより上、トラックは1t~4tのダイナ/トヨエースより下、軽のハイゼット/ピクシストラックより上、というクラスになっています。
かつては乗用のワゴンもありましたが、ノア/ヴォクシーに後を譲る形で消滅し現在は商用車のみの展開となっています。


この2車種は現在姉妹車の関係で、車名が書かれたステッカーなどを除けば全く同一の車種と考えて良いです。あとは取り扱う販売店が異なるだけでタウンエースがカローラ店、ライトエースがネッツ店という違いのみです。
上の画像を見て分かるように車名の書かれたナンバープレートを除けば全く同じです。

しかし、だいぶ前から姉妹車だったとはいえ、タウンエースとライトエースが基本コンポーネンツを共有しているのは70年代に登場した初代モデルから変わっていないのですが、現在のように元から姉妹車だった訳では無く、全く別のボディでライトエースの方が若干小さめで下のクラスという扱いでした。

ここから本題に入りますが、タウンエースは1982年、ライトエースは1992年以降、2008年に今のモデルにフルモデルチェンジするまでは、箱型のバン/ワゴンとトラックで全く別の進化を遂げてきました。
ライバルのボンゴ、バネット、デリカはトラックのモデルチェンジが遅れることはあったものの、基本的には同一のモデルで作られてきたので異例です。

バン/ワゴンについては乗用のワゴンがあったためか詳しく取り上げている記事などが結構ありますが、トラックに関しては生粋の商用車であるが故に取り上げている例も非常に少ないです。トラックも1986年にフルモデルチェンジした3代目/4代目だと非常に個性的だったりするのですが…
そこで今回は取り上げられない方のトラックについて述べることにしました。

タウンエースは1976年、ライトエースは1970年から続く歴史ある車名です。あと少しでライトエースは50周年になりますね。
ここから本題に入っていきたいと思います。なおバン/ワゴンについては補足説明で少し扱う程度ととし、基本的にはトラックに特化して解説していきます。
なおタウンエースとライトエースでモデルチェンジの時期がずれているため、〇代目では無く〇世代の名称で解説します。

・第1世代

1970年、ライトエースは誕生しました。
既に存在していたミニエース(軽トラより少し大きい程度のバン/トラック/コーチで、後のアトレー7/スパーキーと同じクラス)と、ハイエースの間を埋めるモデルです。それまで商用車の無かったトヨタオート店(今のネッツ店)にて販売されました。以降現在に至るまで同店で販売しています。
まずは3K型1200cc・ガソリンエンジンで750kg積みのトラックのみでスタートし、バンと乗用のコーチは翌年に登場しました。このクラスで1200ccってパワー不足過ぎるような…

エンジン・トランスミッション・サスペンションなどの主要部品をピックアップが長期生産されたことで有名な2代目パブリカと共用しており、パブリカのキャブオーバー版としての扱いでした。型式はM10系になります。
現在では乗用車と商用車ではFFとFRで駆動方式が違うことがほとんどですし、構造もだいぶ違いますからまず有り得ないですが、この時代だと日産で同じクラスのサニーキャブも乗用車のサニーと主要部品を共有していました。
荷台は一方開きの低床と3方開きの高床がありました。上の画像は低床になります。

当時、トヨタは乗用ワンボックスに関してはハイエースがワゴン、ライトエース・ミニエースはコーチという名称を使用していました。当時は他のメーカーがコーチのみを使用していた中トヨタのみが両方混じっていました。
70年代後半以降、日産以外はワゴンに統一されていくことになります。

1971年、ダイハツ向けにデルタ750の名称でトラックのみがOEM供給されました。左右のヘッドライトの間にガーニッシュが入った専用のデザインが特徴です。軽トラのハイゼットの拡大版であるニューラインキャブの後継という扱いでした。
とは言え、生産はライトエースも含めてダイハツの京都工場で行われており、開発をトヨタが、生産をダイハツが行うという形でしたがここに来てダイハツでも販売されることになり、開発はトヨタのみによるものだったため自社の工場で作っているにも関わらずOEMという扱いになりました。

CMの動画があったので紹介します。オイルショック前の色っぽく派手な雰囲気が好まれた時代らしいCMです。
また時期は不明ですが(恐らく1975年頃)、一度デルタ750はマイナーチェンジを行ってグリルが四角が5つ並んだデザインに変更されています。ライトエースにあったかは不明ですがダブルキャブも存在し縦型のドアハンドルが特徴でした。
純正特装車として冷凍車とドライバンもありました。

1975年、マイナーチェンジで昭和50年度排ガス規制に適合し、同時に商用のバン/トラックのみのラインナップとなります。
この際、安全対策としてバンパーが大型化されました。


1976年、タウンエースが誕生します。しかしこの時点ではトラックが無くバン/ワゴンのみのラインナップでした。
エンジン・トランスミッション・サスペンションなどの主要部品をカローラと共有し、ドアをライトエースから流用しました。しかしボディは全く別のものとされ、上級車種としてより大きいボディとなっていました。カローラ店での販売となりました。

1977年 ライトエースの荷台の種類にそれまでの低床と高床に加えてジャストローが加わりました。これは高床のように3方向に開くようにしておきながら荷台の高さをより低くした物で、リアタイヤを小さくしたことで実現しています。
なおこのような荷台はいすゞが1974年にエルフに「フラットロー」の名前で設定したのが始まりで、このクラスでは同年にマツダがボンゴに「ワイドロー」の名前で出したのに続いています。
ただしボンゴはリアタイヤをダブルタイヤにしていたのに対しライトエースはシングルタイヤでした。ライトエースがダブルタイヤになるのはフルモデルチェンジを待つことになります。
兄弟車のデルタ750にはローデッキの名称で販売されました。


1978年、タウンエースにトラックが追加されます。荷台はライトエースと別の物となりました。
バリエーションとして高床・低床・ジャストローを基本にそれぞれ標準・ロングが設定されました。エンジンは1600ccの12R-J型を搭載しています。
なおこのモデルでもジャストローのリアタイヤはシングルタイヤでした。

1980年 タウンエースがマイナーチェンジを行い、前年にフルモデルチェンジしたライトエースに合わせてヘッドライトやガーニッシュがグレー基調になり、トラックのジャストローには木製デッキ仕様も加わりました。
なおトラックの画像が無いため同時期のバンで代用しています。

・第2世代

1979年、ライトエースがフルモデルチェンジして2代目になりました。
2代目はキープコンセプトではあるものの大型化して角ばったデザインの近代的なものとなり、吊り下げ式のクーラーからヒーター組み込みのエアコンになるなど装備も充実しました。エンジンは1.3Lの4K-J型を搭載しています。また昭和54年排出ガス規制に適合しました。型式はM20系になります。

バリエーションは上の画像の場合、手前がジャストロー、奥が左から順に高床、ジャストロー、ジャストロー木製デッキ、低床となります。ジャストローはリアタイヤをダブルタイヤとして耐久性を向上させ、新たに木製デッキを加えて傷つきやすい荷物を運ぶユーザーにも対応しました。
グレードとしてスタンダードとデラックスの2種類が用意され、また特装車(TECS)として冷凍車・保冷車・アルミバン・パワーリフト車・電動ダンプが設定されていました。

ダイハツにも引き続きデルタ750としてOEM供給され、専用のフロントデザインが特徴でした。しかしこの代でトラックの供給は最後になりました。基本的にはライトエースとほぼ共通です。

1982年、タウンエーストラックが2代目にフルモデルチェンジ…するのですが、

ワゴン・バンは高級感のある堂々としたボディにフルモデルチェンジしたのに対し…

トラックだけライトエースと同じボディになりました。

実質的にはワゴン・バンのみモデルチェンジを行い、トラックはライトエースに統合されたような物になってしまいました。

ただし基本的には全く同じではあるものの、元々タウンエースはライトエースより上の車種ということもありヘッドライトは丸型から角型になり、ライトヘゼルはグレーからシルバーになるなど高級感を演出させています。
これ以降、タウンエースは2008年まで26年間バンとトラックで別々に進化を遂げていくことになります。またタウンエースにはトヨタ店向けの兄弟車としてマスターエースが登場しましたがワゴンのみのラインナップでした。

なお同年にはライトエースもマイナーチェンジを行い、エンブレムがTを模した物からLITEACEの車名エンブレムのみになりました。
ディーゼル車が設定されて1800ccの1C型を搭載しています。このクラスでは後発の設定となりました(ボンゴは1980年・バネットは1981年に設定し、デリカは同時期の設定)。
前述の通り、ダイハツでのデルタ750としての販売がこの年をもって終了し、以降現在に至るまでダイハツの国内ラインナップにはこのクラスのトラックが設定されなくなります。

なおこの代は欧州にもライトエースのみ輸出されていましたが、1982年にドイツにおいて三菱・L300(デリカの現地名)が事故を起こした際にドライバーが足を切断するまで至ってしまったことからキャブオーバーバンの安全性が問題視されるようになり、日本のJAFに当たるADACがキャブオーバーバンの衝突テストを行ったところ、運転席が無くなる程潰れてしまいで最低レベルの評価となってしまいました…
ちなみに日本車ではボンゴやファーゴが割と安全だったらしく、このことを受けてトヨタは次期型にフルモデルチェンジする際に衝突安全を重視するようになったと言われています。

・第3世代

1986年、ライトエーストラック・タウンエーストラックが揃ってフルモデルチェンジを行い、兄弟関係を維持してのモデルチェンジとなりました。前年にワゴン・バンが先行してフルモデルチェンジを行ったライトエースをベースにトラック化しています。
デザインは空力抵抗を考慮したエアロダイナミクススタイルと呼ばれるものになっています。またテールランプが横長になっているのが特徴です。型式はM50系となります。

・4WD・低床
バリエーションは豊富に用意され、ジャストローは再びシングルタイヤとなり、荷台の地上高が660mmのスーパーシングルジャストローと少し高めの735mmとしたシングルジャストロー、一方開きの低床の3種類が用意され、スーパーシングルジャストローには標準デッキとロングデッキの設定、さらにロングデッキには通常の750kg積みに加えて1000kg積みもラインナップされました。

エンジンも豊富に用意されており、ガソリンエンジンは1.3Lの4K型、1.5Lの5K型、1.8Lの2Y型が設定され、ディーゼルエンジンは1800ccの1C型と2000ccの2C型が用意されました。またパートタイム式の4WD車が設定され、シングルジャストローと低床のみラインナップされました。

・ライトエース スーパーX


・タウンエース スーパーX

グレードは通常のDXと上級グレードのスーパーXが用意され、スーパーXはワゴン用のフロントデザインにヘッドレスト分割式のファブリックシート、シートリクライニングなど乗用車顔負けの装備が特徴でした。これなら定員と1年車検さえ気にならなければ普通にRVとして使えるレベルの装備だと思います。(正直言ってうp主も乗ってみたさはありますw)。
カラーは標準ではシルバーですが2トーンのカラーはメーカーオプションで設定されており、タウンエースはインパルスグレートーニングと呼ばれるシルバーの濃紺、ライトエースはトーニング・アーバンクルーズと呼ばれる青とシルバーの2トーンでした。
低床のみの設定でその低床荷台もこのグレードのために作られたと言っても良い程スタイリッシュでピックアップのような一体感のある物になっていました。またキャブ後部の窓はスライド式で開閉することも可能になっていました。
さらにDXには内装の装備を追加したエクストラパッケージもありました。

・ガルトップ(次の型ので代用)

・デッキカバー

荷台に関しても様々な新機構を採用したのが特徴で、低床荷台はRV風のスタイリッシュな物となり、他に3方向に大きく開く箱型荷台のガルトップや、このクラスのトラックでは例の無い開閉式のFRP製デッキカバーを設定するなどトヨタらしく無い?挑戦的なバリエーションが設定されていました。


またキャビンはドアの後ろにも窓があることから分かるように少し広めに設定され、シートバックの収納スペースまで確保し、さらにリクライニング角度、シートスライドの位置を確保しています。これは前述したように旧型が衝突安全で問題があったことによる対策の一環とも言われています。
(どうでも良いですがうp主は幼い頃、この型のライトエーストラック・タウンエーストラックを見てドアの後ろにも窓があることからハイゼットジャンボのようにキャブを伸ばした特装車なのかと勘違いしていましたw)

・タウンエース

・ライトエース

タウンエースとライトエースではヘッドライト間のガーニッシュの有無が大きく異なる点で、タウンエースにのみガーニッシュが装着されています。他にはスーパーXに設定される2トーンカラーが異なりました。


1987年の東京モーターショーにはライトエースをベースにしたキャンプメイトと呼ばれるキャンピングカーのコンセプトカーが出展され、時期は不明ですが後に市販化されました。

1988年にはライトエースワゴンがマイナーチェンジを行い、バン・トラックとは全く別の顔になりました。

ただし、純正のキャンピングカーのキャンプメイトのみ、ワゴンと共通の顔つきになっていました。なおタウンエースにおいてもこれは同様でした。

1989年にディーゼル車は昭和63年排ガス規制に適合しています。


・タウンエース

・ライトエース

1990年にマイナーチェンジが行われ、タウンエースはフロントパネルがゴールドとなり、ライトエースには2本線のガーニッシュが装着されました。
コラムMTを4速から5速に変更し、ガソリン車は平成元年排ガス規制に適合しています。ガソリンエンジンは1.5Lの5K型と1.8Lの2Y型、ディーゼルエンジンは2000ccの2C型に絞られました。

1991年には4WSが設定されました。4WSとは4輪操舵のことで前輪も後輪も曲がることで小回り性能向上出来るのですが、何故か商用車のトラックのみに設定されていました(ワゴンにはありませんでした)。
後に先にもこのクラスのトラックではこの代のタウンエースとライトエースにのみ設定されています。

1992年にはタウンエースとライトエースのワゴン・バンが統一され、トラックとは逆にタウンエース側に統合される形となりました。なおトラックは従来通りのまま継続されました。
一見フルモデルチェンジに見える程大幅に変更されたものの、実際は1982年以来継続してきた20系/30系タウンエースのビッグマイナーチェンジであり、よく見ると傾斜したリアデザインなどに80年代の面影を感じられます。

この以降、ライトエースも2008年まで16年間バンとトラックで別々に進化を遂げていくことになります。

1993年にはディーゼル車が平成5年短期排ガス規制に適合し、1995年にはガソリン車が平成6年排ガス規制に適合しますが内外装の変更は一切されませんでした。

トヨタは1989年以降、セルシオを皮切りに新デザインのCIエンブレム(今もおなじみの牛丼マークとか言われてるアレです)と丸みを帯びたデザインを順次モデルチェンジの際に導入していました。
商用車でも1991年のハイラックスのマイナーチェンジとカローラ/スプリンターバンのフルモデルチェンジを皮切りに順次導入されていきましたが、ワゴン/バンが1992年のビッグマイナーチェンジで導入されてもトラックには導入されずにそのまま生産されました。
1995年にダイナ・トヨエース・ハイエーストラックがフルモデルチェンジを行うと、商用車では最後まで新エンブレムが装備されない車種になりました。

1996年、ワゴン・バンがフルモデルチェンジを行いセミキャブオーバー化してワゴンがノアに移行すると、トラックもようやくマイナーチェンジが行われて90年代らしい見た目となり、新エンブレムも装備されました。なおこの際タウンエースとライトエースのガーニッシュの区別は無くなりましたが、車名ロゴが前者はゴールド、後者はシルバーになっており、マイナーチェンジ前のガーニッシュの色を踏襲しています。
画像は用意出来ませんでしたがインパネも変更されており、またスーパーXは引き続き異型ヘッドライトを装備しています。なおそれ以外はほとんど変わっていません。

1998年にはライトエースを販売するトヨタオート店がネッツ店に改名し、ライトエーストラックはネッツで唯一のトラックとしてラインナップされることになります。

・第4世代

1999年、ライトエーストラック・タウンエーストラックは13年ぶりにフルモデルチェンジを行いました。
ただし基本コンポーネンツは従来型のキャリーオーバーであり、実質的にはマイナーチェンジレベルと言っても良いです。
これは衝突安全基準が厳しくなったことが理由とされており、フロントパネルのみがそのために延長された新デザインに変更されています。同年にはボンゴも同じような手法でフルモデルチェンジを行っています。
エンジンはガソリンが1.8Lの7K-E型、ディーゼルが2.2Lの3C-E型となっています。4WD車はパートタイム式からフルタイム式になりました。ABSとデュアルエアバッグを全車にオプション設定しています。型式はM70系になります。


内装は一新され、こちらも衝突安全対策のために新デザインのインパネを装備しています。


バリエーションは従来型と全く同じで、スーパーXやガルトップ、デッキカバーなどの特徴的な設定も引き継がれました。


ただしスーパーXにオプション設定される2トーンカラーはライトエース・タウンエースで統一されてスプルベージュトーニングと呼ばれるベージュとシルバーの2トーンになりました。

2002年には一部改良で平成13年排ガス規制に適合し、全車に運転席エアバッグとABSを標準装備としました。2004年にはディーゼル車が型落ちし、22年間の歴史に幕を下ろしました。またヘッドライトをレベリング機構付きに変更し、サイドアンダーミラーを標準装備としました。

2005年には灯火器規制に伴いテールランプが1986年のモデルチェンジ以来使われてきた横長の物から新しい物に変更されました。またスーパーX・低床が廃止されました。

ところが、2007年をもってバンと共に生産を打ち切ってしまいます…同年7月をもってオーダーストップとなりました。平成19年排ガス規制に適合させるためには販売台数と需要が足りないと判断されたためです。設計の旧態化が進み販売台数も減少してきていました。
しかし、カローラ店・ネッツ店ともに長年販売してきた車種で固定客も多く代替出来る車種も無いことから、ある奇策に打って出ることになる訳です…

・第5世代

2008年1月、フルモデルチェンジを行い半年ぶりにライトエース・タウンエースが帰ってきました。
トラックは9年ぶりのフルモデルチェンジでしたが先代型が旧型のキャリーオーバーでフルモデルチェンジした代であったため実質的には22年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。

この代ではノア/ヴォクシーとは完全に決別してバンとトラックで久しぶりに共通設計となりました。勿論FRのセミキャブオーバーでエンジンは運転席の下にあります。
ご存知の方も多いとは思いますが、何とダイハツが東南アジア向けに開発した商用車のグランマックスをそのまま入れた物なんです!

しかもグランマックスは軽トラ/軽バンのハイゼットをベースに大型化されたため、海外向けのハイゼットグランカーゴの後継とも言える訳です…
これがどういう意味なのかと言うと、従来型より小さくなってしまったのです…

急遽打ち切りになってしまったライトエースとタウンエース、そこで同じグループのダイハツで東南アジア向けに販売されていたグランマックスがやや小さいものの代替モデルに使えそう、ってことでそれを日本に持ってきて販売することになった訳です…
このため本来は日本で販売することを考えられていない車種であり、小さめで内装もかなり安っぽいものになっています。製造もインドネシアで行われて日本に輸入されています。型式もS400系でダイハツ流のものになっています。

ですが、販売される前には全国のカローラ店・ネッツ店のトップをインドネシアに集めるなんてこともしたらしいですね…

現行車なのでwikiでもかなり詳しく書かれていますが、エンジンは1500cc・ガソリンの3SZ-VE型となり小型化しました。積載量も750kg/1000kgから800kgになりました。
バリエーションは大幅に縮小され、ロングデッキ・1t積み・スーパーX・ガルトップ・デッキカバー・木製デッキなどは全て消滅し、4WD車や特装車も当初は全く設定されなくなりました。

その後、4WD車の追加、パワーリフト車の追加、細かい装備の変更などを経て今に至りますが、内外装の変更は輸入車ということもあってか一切されておりません。

個人的にはそろそろ新しい顔を見てみたいと思うのでこんな感じで前にコラ作りましたw
トヨタ 新型タウンエース・ライトエース/ダイハツ グランマックス 日本仕様
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2019/03/14 22:35:25

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