*旧ブログからの移行記事です。

モトラ ワイドキャブ(2014年のマイナーチェンジ以降)

モトラ ハイキャブ(2014年のマイナーチェンジ以降)

モトラ 標準キャブ(2014年のマイナーチェンジ以降)

モトラ ハイキャブ インテリア
ホンダは1993年にいすゞと提携した際に商用車のラインナップ補完のためファーゴとエルフのOEMを受け、「モトラ」の名称で販売開始した。ワゴン、バン、トラックがラインナップされ、ワゴン、バンは自社製のステップワゴン・ステップバンに切り替えられたが、モトラトラックに関しては現在も販売継続されている。
エルフとの違いはフロントグリルやエンブレムなど主要部分が異なるがその他はOEM車のため共通でマイナーチェンジも並行して行われる。そのため2007年にはエルフに合わせて初のフルモデルチェンジが行われた。
バリエーションはエルフに準じているが、グレードは名称が異なり、カスタム(エルフ名・SEカスタム)、GL(エルフ名・SG)、STD(エルフ名・ST)となっている。
なお、モトラの名はトゥデイ・ジェイド・ジャズ・インテグラなどと同様、2輪車でも4輪車でも使用されている商標である。ただし車名の由来は「
Multi-
Over-
TRuck-
Advance」の略という意味に変更された。
2005年にHonda Carsに販売チャネルが統合される前はクリオ店、ベルノ店での販売だった。これは規模の小さな店が多かったプリモ店では大きめである2tクラスのトラックの整備が難しかったためである。現在でも規模の小さい元プリモ店では整備出来ない場合がある。
・ 初代モトラ(1993年9月~2007年1月)

初代モトラ1型(1993年~1997年)
*当時はファーゴOEMのワゴン・バンがあったためモトラトラックというのが正式車名で、フロントグリルもエルフと共通。

初代モトラ2型(1997年~1999年)
*このマイナーチェンジより正式車名が単にモトラとなり、フロントグリルもエルフとは別のオリジナルのものになる。

初代モトラ3型(1999年~2002年)

初代モトラ4型(2002年~2004年)

初代モトラ5型・最終型(2004年~2007年)
・2代目モトラ(2007年1月~)

2代目モトラ前期型(2007年~2014年)
モトラはエルフと同時にモデルチェンジを受けており、現行型は2代目となる。2014年のマイナーチェンジでエルフと同様フロントデザインが変更された。ホンダディーラーの車載車には基本的にこの車種が使われる。
先述した通り、ファーゴのOEM供給も受けてモトラワゴン/バンとして販売していたが、1995年にOEM元が自社生産を打ち切ったことにより販売終了し、後継は1年後に登場するステップワゴン/バンとなる。
エンブレムなど最低限の部分以外はグリルも含めて全く変更されずにわずか2年しか生産されなかった。また登場時既にいすゞが乗用車撤退を決定しており、将来の生産打ち切りが既に予想されていたことから自社製のステップワゴン/バン登場までの中継ぎ役に過ぎなかった。
さらに、5代目エルフをベースとしたマイクロバスのジャーニーE(プレビス・西日本車体工業架装)や高規格救急車のスーパーメディックもホンダにOEM供給され、モトラバス、モトラメディックの名称で販売されていたが、販売台数はとても少ない。
エルフUTと4代目エルフが継続生産されていたルートバンもホンダにOEM供給され、モトラプロ・モトラバンの名で販売されていたが、こちらも販売台数はとても少ない。

モトラワゴン/モトラバン(1993年~1995年)

モトラプロ(1997年~2001年)
*フロントデザインはOEM元がビッグホーンと共通だったのに対し、こちらはビッグホーンのOEMであるホライゾンと共通のものになっていた。
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カーコラ ホンダ | クルマ
Posted at
2019/04/24 23:14:40