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2019年06月26日

日産 新型シーマ/プレジデント







*シーマ


*プレジデント

日産自動車では、12月に高級セダンのシーマを7年ぶりにフルモデルチェンジし、同時にそれをベースとした法人向け最高級車のプレジデントを9年ぶりに復活させる。

この新型シーマは従来のフーガとの共通設計を辞めてF50型以来となる専用設計としており、型式はシーマ/プレジデント共にF51型となる。ハイブリッドとガソリンの2種類が用意される。


*infiniti q80

海外においてはインフィニティ・Q80として販売され、同ブランドのフラッグシップとなりロングボディのQ80Lも用意される。主なライバルは同じFセグメントサルーンのレクサスLS・メルセデスベンツSクラス・BMW7シリーズ・アウディA8などとなる。
2014年に発表されたインフィニティのコンセプトカーである「Q80 Inspiration」を元に市販化した物となる。

エクステリアはロー&ワイドの躍動感あるプロポーションとし、フラッグシップに相応しい高級感と近年のトレンドである4ドアクーペスタイルの滑らかさを両立させている。
コンセプトカーではファストバックとなっていたもののトランク容量の関係から4ドアクーペとなった。
フロントグリルはインフィニティ車に共通するダブルアーチフロントグリルを装備しており、これは国内向けでも共通である。
しかしエンブレムは国内向けのみ日産のエンブレムを前後に装着し、さらにフードには伝統のアカンサスの葉を模したエンブレムを装備する。旧型ではオプション扱いだったが新型では標準装備となる。
サイドからリアにかけては流れと走りを予感させるラウンドウウェッジラインを採用し、同時に空力抵抗も軽減した。
なおメーカーオプションのサンルーフを装備した場合ルーフは全車でブラックとなる。

プレジデントはシーマとの差別化を図るべくさらに重厚で落ち着いたデザインに変更されており、ボディは海外向けロングボディのQ80Lをベースに改良した専用ボディとなっている。
グリルは歴代モデル同様の縦桟であるが、近年の日産車の共通アイコンである「Vモーション」を取り入れたものとしている。
ただし日産のエンブレムは最高級車としてこれまでのプレジデント同様にフロントには装備されておらず、専用のフードエンブレムのみ装備する。また外周を覆うメッキモールが装備されている。
リアはプレジデント専用のデザインとなっており、アグレッシブなシーマのリアとは異なり水平基調の落ち着いたものとなっている。



インテリアは運転席を大きくラウンドして包み込んだスポーティなデザインが特徴である。高級セダンでありながら運転する楽しさを味わえるものとした。
シートやインパネの上部、ドアトリム、ホーンパッドには本革を採用し、さらにインパネの上部には最高級のイタリア産牛革を自然の風合いを活かして使用する。これらは全て厳選した素材を職人の手作業によって縫い上げるのが特徴である。
またパネルは全車にウォールナットの本木目を採用し、職人による特殊加工で作られている。さらにステアリングの下部やステアリングスイッチ、内側のドアハンドル、中央部のセンターラインなどに特殊加工のメタルパネルを採用する。

エアコンやオーディオと一体化したナビゲーションシステムは上下2画面に分かれているのが特徴で、上部にナビゲーション画面を、下部にオーディオやエアコンの画面を表示する。日本向けにおいてはNissan connectを採用し、オペレーターによるサポートなども提供される。

オーディオにおいてはBOSEサラウンド・サウンドシステムを標準装備とし、15スピーカーも装備して圧倒的な臨場感を出すことが可能である。

おもてなしの空間であるリアシートには12インチのプライベートモニターを装備したリアエンターテインメントシステムやオーディオやリアエアコンの操作が可能なリアコントロールパネル、ライティングテーブルなどを装備する。

プレジデントは細かな装備とシートの生地、インテリアカラーを除いて共通となるが、例えばステアリングはウォールナットを組み込んだ独自の物としており、シートは本革とウールから選択出来る。
オーディオシステムはさらに充実したシステムとなっており、リアシートの下部にもスピーカーを内蔵しており17スピーカーとなる。
またリアシート前方に設置されるコンソールタワーにはアナログ時計・リアシート専用のオーディオコントロールパネル(DVD・ブルーレイも再生可能)・収納ボックスが設けられる。

シフトセレクターには従来のシフトノブに代わりポップアップ&ダイヤル式のドライブセレクターをセンターコンソールに装備しており、より直感的なシフトチェンジを可能にしている。

エンジンはシーマにおいて旧態化したVQエンジンに代わり新開発のV6・3.5LツインターボのVR35DDTT型を搭載する。なおハイブリッドにはミラーサイクル化されたVR30DDTT型が搭載されている。
プレジデントはこれまで海外向け車種のみに展開されていたV8・5.6LのVK56VD型を搭載する。また海外向けQ80Lでも一部のグレードにはこのVK56VD型が設定される。

プラットフォームは新開発のCMF-Eプラットフォームを使用する。将来の電気自動車化にも対応した新世代プラットフォームで、一連のCMFシリーズの中で初のFR車用プラットフォームとなる。
従来のFR-Lプラットフォームと比べてモジュール化により下のクラスの車種とコンポーネンツとの共用を実現したことによるコスト削減やプラットフォーム刷新に伴う軽量化を図っている。
今後、シーマ・プレジデント以外にフーガ・スカイライン・GT-R・フェアレディZといった高級FR車においてフルモデルチェンジの際に採用されていく予定である。

先進安全装備としてはプロパイロット2.0を全車標準装備とし、他にもエマージェンシーブレーキやアラウンドビューモニター、BSW、BSI、BCIなど充実した装備となっている。なお安全装備に関しては全グレードで共通となっている。

エクステリアカラーはシーマが6色、プレジデントが3色となる。

*シーマ


ブリリアントホワイトパール(3P/特別塗装色)*


ブリリアントシルバー(M)*


ダイヤモンドブラック(P)*


トワイライトブルー(P)*


インペリアルゴールド(PM/特別塗装色)


プラチナブラウニッシュブロンズ(PM/特別塗装色)

*プレジデント


ブリリアントホワイトパール(3P/特別塗装色)*


ブリリアントシルバー(M)*


ダイヤモンドブラック(P)*


インテリアカラーはシーマが4色、プレジデントが2色となる。また全グレードでアクセントの本木目パネルをウォールナットウッド・チークウッド・ブラックウッドから選択出来る。

*シーマ


エクリュ


オフホワイト


ブラウン


ブラック

*プレジデント



ベージュ・本革



ベージュ・モケット



グレー・本革



グレー・モケット



ブラック・本革



ブラック・モケット

グレードは基本的にシーマが6種類、プレジデントが1種類となっている。シーマはエンジンや駆動方式の違いによるため実質的には3種類となる。

*シーマ
350VIP G
350VIP
350XV
350VIP FOUR
HYBRID 300VIP G
HYBRID 300VIP

*プレジデント
ソブリン(4人乗り/5人乗り)


・350XV




ベースグレードで、18インチアルミホイールやプロパイロット2.0、電動本革シート、リアシートコントロールパネルなどを装備する。インテリアカラーはベージュとブラックのみとなる。

・350VIP/350VIP FOUR/HYBRID 300VIP




上級グレードで、20インチアルミホイールやリアエンターテインメントシステム、リアオットマン、シートベンチレーション機能などを装備する。

・350VIP G/HYBRID 350VIP G




最上級グレードで、このグレードのみ4人乗りとなる。リアコンソールが装備され、カクテルテーブルや専用の5インチ画面のリアコントロールパネル、リアレッグレスト、ライティングテーブル、専用大型ピロー、マッサージ機能などが装備される。

・ソブリン




プレジデント唯一のグレードで、4人乗りと5人乗りから選べる。基本的に4人乗りはシーマのVIP Gと、5人乗りはVIPと共通になるものの、4人乗りのリアシートはマッサージ機能やコンソールタワー・専用エンターテインメントシステム、アームレストヒーター・リアフットレストまで装備されている。



また本車種の発売と同時に都市部を中心とした一部の販売店を改装し、「NISSAN PREMIUM STAGE」の名称で展開する。
これはGT-R・フェアレディZ・シーマ・フーガ・ティアナ・エルグランドといった高級車の販売に力を入れた販売店で、落ち着きと高級感のある外装や店内・専門コンシェルジュやオーナーラウンジのサービス・専用のカフェメニューなどが特徴である。また全店がGT-Rの販売・サービスが可能な「日産・ハイパフォーマンスセンター」に指定される。
なおそれ以外のサービスや販売車種については他の販売店と全く変わらない。



ブログ一覧 | カーコラ 日産 | クルマ
Posted at 2019/06/26 20:53:55

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この記事へのコメント

2019年7月4日 9:32
いきなりコメントすいません
ずっと新型フ-ガ待ってるものですが、先にシ-マなんですか?
ずっと待ってますが、期待させておいて全くでませんね

このシ-マいいですね
この画像見ると、どこかの日産からでた画像ですかね?
それなら期待できます

雑誌か何かですか?

もしよろしければ、教えてくださいね
よろしくお願いします
コメントへの返答
2019年7月4日 15:24
そうですね…新型フーガ全く出る気配無いですよね……
もうそろそろ出して欲しい物ですが……

このシーマはQ80インスピレーションというコンセプトカーを元に私が画像加工して作った新型のイメージです。
今のフーガの輸出名がQ70なので、Q80を市販化するならその1つ上……ということでシーマにしています。

プロフィール

「日産 パラメディック 旧型 カタログ https://minkara.carview.co.jp/userid/3026644/blog/42565420/
何シテル?   03/02 21:52
TwitterはNahan(@wy23_pp)となります。
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