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2016年03月09日

カタログ いすゞ エルフ 4代目後期

*旧ブログからの移行記事です。


今回のカタログは4代目エルフ後期型(1990~1993)の1.75t~4t積みの1992年5月発行のカタログです。この型も10数年前まではよく見た気がしますが最近は排ガス規制地域外の地方に行かないとなかなか見れなくなりましたね~

4代目エルフは1984年に登場し、イメージカラーをそれまでの青から白に変更して「白いエルフ」の愛称で知られ、小型トラックのみならず商用車全般のボディカラーを白ばかりにさせるきっかけを作ったエポックメイキングなモデルでもあります。その後何度かのマイナーチェンジを経て1990年に今回紹介する後期型が登場し、フロントパネルのISUZUロゴが現在でも使われているタイプのに変更され、ヘッドランプも異型に変わるなどの変更が行われました。
なお、1993年には5代目にバトンタッチしていますが後期型の途中(1991年)から加わったルートバンはその後も長らく生産され2002年まで生き延びました。


今回もTVCMの動画は見つけられなかったので代わりにラジオCMの動画で我慢してください…しかしこのCMカッコいいですけど1990年にしては何だか古臭いですし動画のコメント欄にもあるようにキャッチコピーの「新しい男たちへ」からして1984年の4代目登場時のものだと思います。同時期の840フォワードのTVCMの動画は沢山あるのに4代目エルフと810のCMの動画は全然無いんですよね…存在自体はあると思うのでどんなCMだったのかご存知の方はコメントして頂けると有り難いです…

ペーパークラフト いすゞ・エルフ 4代目 90モデル
↑さらに追記ですがペーパークラフトを扱う別ブログで本車種のペーパークラフトを制作したのでリンク載せておきます。



コンセプトのページです。写真のロケ地は横浜みなとみらいにある日本丸メモリアルパーク内の展望塔付近だと思います。この後も横浜市内で撮影したと思われる写真が多数出てきます。


目次あるいは見所を紹介するページです。1990年のマイナーチェンジはモデルライフの中で最も大掛かりなものだったこともあってか変更点も多いです。


エンジンのページです。1990年のマイナーチェンジ以降、新開発の4HF1型エンジンが加わりました。現行型に搭載されているエンジンも基本的には同じ設計です。この時は旧型の4BE1型、4BE2型、4BD1型、4JB1型も現役でしたがこれらの一部は現在でも産業用エンジンとして生産されています。
4HF1型はフォワード用の6HF1型と同時にデビューし、当初はSITEC(サイテック)の名称が付けられていましたがエルフ、フォワード共にフルモデルチェンジの際にこの名称は廃止されています。カタログ見てもわかるように4HF1型エンジン搭載車にはSITECロゴのステッカーが車体に取り付けられていますが、幼い頃、まだこの型のエルフが普通に走っていた頃はこのステッカーを見て「シテック」って読んでましたw


サスペンションやブレーキ、シャシーのページです。この頃よりフロント独立懸架サスペンションが採用され、これはバブル期ならではの装備というわけでは無く現在でも引き継がれています。


インテリアのページです。内装は細かなところと1988年に安全窓を設定したのを除けばデビュー当初から不変です。インパネも80年代のいすゞ車らしくFFジェミニなどと同様メーターパネルが飛び出したデザインとなっていますw パワーウィンドウが標準装備されたのはこの型からです。
4速ATは1991年に追加されました。そのためかつて設定されていたAMTのNAVi-5の設定はありません。NAVi-5は変速時にコツが必要だったこともあり普及せず短期間で消滅しましたが、現在のスムーサーへ続くいすゞAMTの基礎を作り上げまいした。


安全性のページです。異型ヘッドランプは新型車でないにも関わらず小型トラック初採用でした(新型車としては翌年登場のH41アトラスが初)。この頃よりフォグランプ一体型のヘッドランプが主流になってきます。さらにコーナーリングランプもこの型から採用されました。


フルフラットローと実用性のページです。フルフラットローは荷台・キャビンともに低くした仕様で積み下ろしのしやすさだけでなく乗り降りのしやすさも向上させています。この時の純正泥除けはフラットロー以外は矢羽マークの下にエルフと書かれたものでした。


カスタムのページです。実はカスタムに運転席アームレストを装備したエルフはこの型が唯一だったりします…現行型のカスタムにも装備されていません…最近だとキャンターは標準グレードでも標準装備にしているのでエルフも装備してもらいたいものです…
ワインレッドの室内は同社のアスカやビッグホーンの上級グレードにも迫る豪華さですね!


車型一覧表です。標準キャブはNKR、ワイドキャブはNPRと型式が分かれています。


標準キャブのフルフラットロー、フラットローの詳細ページです。


標準キャブの低床、高床の詳細ページです。低床車の荷台は3代目からの流用で5代目になってからも使用されていましたが99年モデルを最後に消滅しました。


ワイドキャブのフルフラットロー、フラットローの詳細ページです。当時5方開アオリを設定した小型トラックは少数派でした。


ワイドキャブの高床の詳細ページです。小型トラックの4t積みも当時は少数派でした。


ダブルキャブ・4WD・アルミアオリ・フルワイドボディ・配送パックの紹介です。ダブルキャブの低床荷台はキャブと一体化した感じでカッコいいですねw
4WDはこの代より設定され、本格的な悪路走行にも対応したパートタイム4WDですが、現行型にはこのような車高を大きく上げた本格4駆の設定は無いと思います…
配送パックはこの当時、小型トラックにはこのようなOA機器搭載スペースなどを確保した配送専用仕様が設定されていることが多かったですが、このような仕様を見た記憶があまりありません…
しかしこのエルフの配送パックはわざわざインパネを標準仕様とはだいぶ違うタイプにしたり、助手席をおまけ程度の専用設計のにしたりとコストかかってますねぇ…個人的にはサイドテーブルはテーブルだけでなくアームレストとしても使えそうなので使い勝手もよさそうですね~


バン型車のページです。箱型バンの紹介なのでルートバンは掲載されてません。2枚目の写真などに写っているカタログカラー車を見てもわかるように「ヘッドライナー
」というのが強調されており、ここにもヘッドライナーイメージバン、ヘッドライナーウイングボディというのがありますがどういう意味で付けたんでしょうか…頭のライナー???それにしてもヘッドライナーイメージバンとエアロキャップバンはスタイリッシュでカッコいいですね…


バン型車と特装車のページです。左上の温度管理バンの泥除けがフラットローと書かれた独特のもので味がありますね~
ハイバックバンはトミカでもフットワークエキスプレス仕様でモデル化されたことで有名なハイパックバンの頭を4代目エルフのキャブに変えたものです。本家ハイパックバンの絶版後も長らく生産されていたようですがネット上でもこの4代目エルフタイプのハイパックバンの画像はカタログ画像以外見たことが無いです…


オプションと標準装備のページです。意外に思ったのはシートヒーターの設定があることですね!エアコンがオプションなのも時代を感じさせます… アクセサリー一覧表を見ているとネット上でも見たこと無いオプションが多数あります…ドレスアップキットというのも気になりますね~
ワイヤレスリモコンドアロックはISUZUロゴが古いタイプもままで恐らく開閉の際にうるさい音が鳴るタイプだと思いますw


主要装備のページです。ルーフベンチレーターがあるのが時代を感じさせます…この頃の小型トラックはワイドキャブにのみ設定されていることが多かったです。


主要諸元表その1です。


主要諸元表その2です。


主要諸元表その3です。


主要諸元表その4です。


主要諸元表その5です。


裏表紙です。
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Posted at 2020/01/04 02:08:24

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