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2020年01月04日

カタログ ダイハツ クー


今回の取り上げるカタログはダイハツの小型トールワゴンのクーです。

2006年に登場し、トヨタのbBの2代目モデルの姉妹車となります。ただし前後はヘッドライトも含めてbBとは全く異なるデザインとなっており、もっとオーソドックスで大人しいものとなっています。
これはターゲット層がbBとは異なるためで、bBは若い男性ユーザーがターゲットなのに対しクーは女性や軽自動車からステップアップするユーザーなどもっと幅広い層がターゲットなのが特徴です。
またシートの機構も異なり、bBにあるマッタリモード(フロントシートの座面を下げて深くリクライニングする機能)が無く、代わりにシートリフターとリアシートのスライド機能があります。

ブーンをベースに開発され、生産もbBを含めてダイハツの滋賀工場で行われていましたが、トヨタとダイハツの共同開発車という扱いで両社で大きく差別化されており型式も異なることからOEM車扱いではありません。

ダイハツとしてはYRVの後継車という扱いとしています。またクーの後継車はトールになります。このためダイハツのトールワゴンはパイザー→YRV→クー→トールという系譜がある訳です。
またヨーロッパにも輸出され、マテリアという名称で販売されました。マテリアには日本仕様に無い5速MTの設定もあります。しかしデザインがいかにも日本市場向けのトールワゴンといった感じの車ですしちょっとヨーロッパで売るのは無理があったのでは…と思います。

また2008年にはジャスティ絶版以降コンパクトカーをもっていなかったスバルにもOEM供給され、デックスとしてOEM供給されました。同じ会社の車とは言えかつてのレックスのような名前になってしまっているのが微妙なところですが、クーをベースにフロントグリルやバンパーのデザインがオリジナルの物となっています。

その後2013年をもってクーとデックスは販売終了し、bBのみ継続していましたが2016年をもって全て生産終了しました。

登場当時のCMです。篠原涼子さんが出演していました。


コンセプトのページです。サイドビューはbBと全く変わりません。こうしてみると結構胴長なスタイルですね。

エクステリアのページです。ヘッドライトやグリルはbBよりも横長の物になっています。個人的にはクーの方がシンプルでスッキリしているので好みですね。10年以上前のデザインですが今見ても古臭さを感じません。

エクステリアのページです。リアのメッキガーニッシュもクーとデックスだけの物です。全体的にエッジの効いたデザインとなっています。

インテリアのページです。このクラスの中でもレッグスペースが比較的広い方になります。スピーカーやドア周りのイルミネーションが印象的ですね。

インテリアのページです。基本的にはbBと変わらないオーディオルームを意識したものとなっています。イルミネーションシステムが充実しているのも特徴です。センターのピアノブラックパネルはクーだけの特徴で上質感あるインテリアを演出しています。またダイハツ車によく設定されているモモステもクーの特徴です。メーターはセンターメーターを採用しています。

インテリアのページです。シートアレンジは豊富でフルフラットも可能です。しかもリアシートも深くリクライニングするためベッドに近い状態にも出来ます。
シートリフターとリアシートのスライド機能は前述の通りクーのみの装備でしたが、最終的にはマイナーチェンジでbBにも装備されるようになりました。
フロントシートはベンチシートを採用し、大型のアームレストも装備しています。

装備のページです。携帯キーのキーフリーシステムは最上級グレードのCXのみの装備となります。エアコンは全車オートエアコンで花粉除去機能を備えたクリーンエアフィルターも全車標準装備となります。
ドアはこのクラスとしては比較的大型の物となっています。

メーカーオプションのスタイリッシュパックの紹介です。CXに設定されておりサイドスポイラー・リアスポイラー・モモステを装備します。

メカニズムのページです。エンジンは1.5Lの型と1.3Lの型が設定されています。ミニバンやトールワゴンのシフトレバーがコラムシフトからインパネシフトへ移行する過渡期の開発であるためか、ライバルのキューブと同様コラムシフトを採用しています。
今は操作性の良さからこのカテゴリーの車種は概ねインパネシフトに移行が完了していますね。ちょうどこの2000年代中頃~後半が過渡期だったように思います。

安全性のページです。ディスチャージヘッドライトもオプションで設定されています。

グレードのページです。CXとCLの2種類ですが、CXのみ1.3Lと1.5Lの両方が用意され、さらにメーカーオプションのスタイリッシュパックもCXのみ設定されています。

主要装備と主要諸元のページです。

カラーバリエーションのページです。全体的に色気のあるカラーが多いですね。また意外にもソリッドのホワイトも設定されています。

裏表紙です。

オプションカタログです。ダイハツらしく非常に充実したものとなっています。

意外にもスポイラーはテールスポイラーのみとなっている一方で、メッキパーツが非常に充実しています。

この本革風シートはギャザーが入っていて中々いい感じですね。是非ともつけてみたいです。またダイハツ車では定番のモモステも設定されています。
インテリアパネルも木目調・メタル・ピアノブラックと3種類から選ぶことが出来ます。

実用品のページです。このフロアイルミネーションは標準装備のイルミネーションを組み合わせるととてもマッチしそうです。クリーンボックスは現行車にも同じものが設定されている気がします。

リアビューレンズはまだあるのが意外ですね。今やバックモニターに取って代わりましたし…
まあモロにルーペと同じ原理な訳ですが…

チャイルドシートやメンテ用品のページです。カーコスメキットがコスメグッズのようになっているのが軽自動車で女性ユーザーが多いダイハツらしいところです。

裏表紙です。しかし若者向けと言えるこのクルマにハーフカバーは合わない気がします…


ナビゲーションカタログです。他のダイハツ車とほとんど共通となっています。

おすすめのナビのラインナップです。どちらもフルセグ対応・DVD再生可能となっています。

その他のナビ&オーディオのラインナップです。最上級モデルではトヨタのテレマティクスサービスであるG-BOOKにも対応しています。現在ではT-connectに移行しましたが…

ナビオプションやETC、スピーカーのページです。ミニバンでも無いのに珍しくリアモニターまで設定されています。

裏表紙です。
ブログ一覧 | カタログ ダイハツ | クルマ
Posted at 2020/01/04 03:02:46

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