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2020年02月29日

カタログ 日産 新型ルークス


今回紹介するカタログは日産の新型ルークスです。このブログのカタログ紹介としては珍しく出たばかりの新型車のカタログになりますね。
本来、現行車のカタログはネットのホームページですぐ見れるので取り上げないつもりですし基本的には絶版車のカタログばかり上げてきたのですが、今回は日産・三菱の久しぶりの新型車になりますしその登場記念ということで紹介したいと思います。なお比較用として旧型のカタログもアップします。

今回のモデルチェンジで、日産側の名称はこれまでのデイズルークスから2世代ぶりにルークスのみの名称にまさかの逆戻りしました。
正直、このままデイズルークスとして継続していくと思ったのでこれはかなり予想外でしたね…ちなみに初代ルークスはパレットのOEMです。

デイズ同様、カスタム系はデイズハイウェイスターのみで、先代にあったekスペースカスタムは廃止されてしまいましたが、その代わりとしてSUV風味のekスペースクロスがラインナップされます。これも新型ekワゴン同様の流れですね。やはり三菱はSUVに特化していくのでしょう…

最近流行りのクロスオーバーSUV、軽自動車においてもハスラーのヒットはありますから日産で売っても良さそうですし、カスタム系も安定した人気はありますからekスペースカスタムを新型で出しても良かったと思うのですが両社で差別化…といったところなのでしょうね…
個人的には、どちらもスズキ・ダイハツ・ホンダと比べるとラインナップが少ないですしラインナップ補完のために両社で3つ売るべきだったとは思いますけどね…ただそれだと販売力で劣る三菱がだいぶ不利になってしまうのでそこは良いのかもしれません。

三菱と日産の合弁会社、NMKVで開発されているのは旧型と共通なのですが、新型ではデイズ同様、三菱主導から日産主導になって開発されるようになり、プロパイロットなど普通車で採用されてきた日産の先進技術が軽自動車で初めて導入されています。
型式も日産流になりましたしデザインも他の日産車との共通点が多いものとなっています。
しかし生産は従来通り三菱の水島工場で行われます。まあ試作車のハイパーミニ以外に軽を作ったことない日産で作るより、何十年も軽を作ってきて生産設備もノウハウもある三菱で作った方がいいから当然ではありますよね。

さてカタログの紹介に入るのですが、プロパイロットの搭載や質感の高い内外装、ハンズフリーのスライドドアなど大きく進化して素晴らしい部分もある一方で、従来のデイズルークスやライバル車と比べて何かワクワクする感じとか、遊び心とかそういった部分が物足りない気がします…

これはカタログのみならずCM、そして実車に至るまで全てですね…まあ今の日産にはだいぶ欠けている部分ですから…さっさと10年ぐらい前のように戻せ!
N-BOXとかはホンダらしく見ていて結構楽しいんですけどね…CMもシンプルでわかりやすいですし。一方で実用性もちゃんとしっかりしていて1位になる理由がよくわかります。イメージ戦略って割と重要ですよ…星野さん聞いてます?
先代のカタログならN-BOXに負けずイメージ画像が結構入っていたりかわいらしいイラストまであるなど凝っていましたし、ラインナップも豊富だから見ていて面白かったのですが、、


コンセプトのページです。ちなみにこの次もコンセプトのページですが使用状況を想定したものの写真のみでスタイリングに関する紹介が全く無いんですよね…いくら実用重視の軽自動車とは言えちょっと寂し過ぎます…

この新型ルークスはデザイン面でもハイウェイスターは昨年のモーターショーに出品されたコンセプトカーのアリアから導入された新しいVモーションのデザインが早速取り入れられていますし、新しいVモーションはこれまでのと比べてヘッドライトと一体化したグリルになっていてよりスタイリッシュで上質なものになっているなど、見どころもあるだけに勿体無いと思います。

またリアの画像に至ってはグレード一覧とインテリジェントFCWの紹介にある小さな画像以外では出てきません。せっかくシンプルだった先代より凝ったデザインで上質になったのに本当に勿体無いです…

コンセプトのページです。

プロパイロットのページです。新型ルークス最大の売りと言える装備で、クルーズコントロールと連動して速度を保ちなが車線中央を走行出来るようにハンドルを制御することで自動運転の一部を実現させています。セレナやスカイラインなどでお馴染みの装備がついにルークスにも装備されました。

ただしまだ高速道路や自動車専用道路以外で使用することはあまり出来ません。そう考えると軽自動車で高速走ることってそんなに無さそうですし、まだまだ普及・進化はこれからなのでしょうか。

室内空間のページです。先代に引き続きスーパーハイトワゴンならではの高い室内高を確保し、子供なら余裕で立てる上に大人でもリアシートに足を組んで座れる程のスペースも確保しています。

インテリアのページです。広いラゲッジルームとありますが、ハッキリ言って通常の状態では逆にかなり狭いです。しかしリアシートを一番前にすればそこそこ積める量にはなりますが、その代わりリアシートは子供でないと窮屈なぐらいになってしまいます。
まあ軽自動車の限られたボディサイズでは仕方ないことではありますね…シートアレンジは先代とほぼ同じでフロントシートを倒してフラットにすることも出来ます。

便利性のページです。新型ルークスではプロパイロットに次ぐもう一つの売りとしてハンズフリーオートスライドドアを装備しており、インテリジェントキーを持っていればスライドドアの下に足を入れるだけでドアが自動で開きます。これは重い荷物をもった時にはかなり助かる機能ですね!

さらにスライドドアが閉まると同時に施錠する機能まであります。しかもこれを最廉価グレードのS以外に標準装備としています!!これは中々お買い得です!
シーリングファンやロールサンシェード、シートバックテーブルも先代に引き続き装備していますが、新たにUSBソケットも装備しています。これはスマホが当たり前になった時代ならではの装備ですね…
先代が出た2014年初頭はまだスマホの方がやや多いぐらいだったと思いますし…
メーターパネルも他の近年の日産車と類似したものでディスプレイ自体はエクストレイルやリーフなどとも共通です。

収納のページです。実用重視の軽自動車らしく豊富に設定されています。ここでインパネを写した写真が初めて出てきましたが、デイズやセレナとよく似たデザインですね…
ステアリングもそれらと全く共通で他にエクストレイルやリーフ、海外向けのマイクラなどとも共通です。先代はミラージュやアウトランダーと共通のステアリングだったのでここが一番日産主体で開発されたことを実感する部分です。

運転のしやすさとUVカットのページです。

安全装備のページです。自動でハイビーム・ロービームを切り替えるアダクティブLEDヘッドライトや前方の車両を検知するインテリジェントFCW、車線逸脱を規制するインテリジェントLIとLDW、注意力低下を検知するインテリジェントDAを装備しています。
そう言えば15年近く前のF50シーマにも、レーンキープサポートシステムという車線がずれそうになると自動で修正してくれるシステムがありましたが42万5000円もしましたからね…それが今や軽自動車のルークスに全車標準装備ですから時代は変わりました…

安全装備のページです。アラウンドビューモニターは最廉価グレードのSを除いた全てのグレードに標準装備となっています。またナビのみならずルームミラーからも確認出来ます。

安全装備のページです。デイズにも設定されたSOSコールが装備されておりこれを押すとエアバッグ展開と連動してオペレーターに連絡、警察や消防への通報もサポートしてくれます。
さらにエアバッグは運転席・助手席はもちろんのこと、サイドエアバッグとカーテンエアバッグも装備し、さらにニーエアバッグまで装備しています。
グレード別とは言え膝まで守るエアバッグを装備しているとは凄いです…もはや軽自動車のレベルを遥かに超えています…

メカニズムのページです。エンジンはデイズから搭載されるようになった新開発エンジン、BR06型を搭載します。デイズで初登場した時にはかなり驚きましたね…何せ旧型に積んでいた3B20型って他社と比べてもそこまで設計古くないですしまだまだ使えると思ってましたから…
それに日産・三菱共にもっと設計の古いエンジンを結構今も使ってますし、さらに前の3G83型なんて、ミニカエコノの時代から2代目ekワゴンまで25年以上も積まれてきたので尚更です…

そもそも軽のエンジンって基本的に日本国内の限られた市場で売るためかどのメーカーもずっと設計変えないで作り続けることが多いんですよね…
ただ3B20型は元々i専用エンジンとして作られた贅沢な造りのエンジンで、それを3G83型が古くなったからek/デイズにも転用したという経緯があるためコストがかかっていたのかもしれません…

このBR06型はルノーが新興国向けに開発した800ccエンジンのBR08型を軽自動車用にダウンサイジングしたエンジンで、3気筒・DOHC・12バルブとなっています。NAとインタークーラーターボがラインナップされ、さらにスマートシンプルハイブリッドと呼ばれる簡易的なハイブリッドシステム(俗に言うマイルドハイブリッド)まで搭載されています。
三菱もルノー傘下になったことでついに軽自動車までグループ共通設計のエンジンになりました…早くもグループ入りしたことを実感させますね…そもそもエンジンの形式が三菱流から日産流になっていますし…

安全装備・環境性とディーラーオプションの紹介です。なおディーラーオプションについてはオプションカタログを持っているのでそちらで紹介します。

ボディカラーのページです。先代同様に豊富に設定されておりモノトーン・2トーン共に設定されていますが、やはり標準車はカラフルでポップなカラーが、ハイウェイスターは落ち着いたカラーが多いのが特徴です。

グレード一覧です。ハイウェイスタ-はGターボとXの2種類のみとなってしまい、NAがX・X Vセレクション・X-Gパッケージ、ターボがXターボとGターボと豊富に設定されていた先代と比べると本当に限られたバージョンとなってしまいました…
これはデイズにも全く同じことが言えるのですが本当にグレードは増やすべきだと思うんですよね…ライバルと比べてもかなり選択肢が限られますし一番の弱点な気がします、せめてX-Gパッケージぐらいは新型でも出来なかったのでしょうか。

ただでさえ車種が減った上に不祥事の連続でますます苦しい日産の数少ない売れ筋車種であるにも関わらず、グレードが少なく選択肢が限られるのは本当にどうかと思います…
国内市場のマーケティング担当の星野さんは一体どう考えているんですかね…あの人が国内市場担当になってからどんどん酷くなってるし早くクビ…いや退任させて…

グレード一覧です。標準車は先代に引き続き2グレードですが、安全装備レス仕様は時代の流れもあって流石に廃止されています。Sは唯一のマニュアルエアコンとなっています。

主要装備です。

グレード別の装備一覧です。先代に引き続きSのみマニュアルエアコンでインテリジェントキーが装備されずキーレスエントリーのみとなっています。またアラウンドビューモニターも装備されません。ただしサイドターンランプ付きのミラーはXにも装備されるようになりました。

メーカーオプション一覧とディーラーオプションの一部の紹介です。先代に引き続きプレミアムインテリアが設定されていますがレザー調のパネルや合皮のシートを装備しています。実際に展示車両で乗ってみましたが中々上質な雰囲気を出していていいなと思いましたね。是非とも付けてみたい装備です。

主要諸元です。

オーテックと福祉車両の紹介です。セレナ同様、これまで設定されていたライダーに代わってオーテックが設定されるようになったのはいいですが、、

何故、標準車ベースで作った…

こうゆう軽のカスタマイズモデルは普通エアロ系・カスタム系のスポーティなモデルをベースに作るはずなんですが…
セレナもハイウェイスターベースであるにも関わらず何故デイズルークスではごく普通の標準車をベースに仕立てたのでしょうか…また標準車ベースにしたことでターボも選べなくなってしまいました…

裏表紙です。

オプションカタログです。ただしかわいらしいイラストまで使ってかなり凝っていた先代と比べると薄っぺらく物足りないものとなってしまいました…

イメージ画像です。いかにもメインターゲットらしい子連れのママさんを例に挙げています。

エクステリアのアクセントパーツです。フィニッシャーやステッカーが設定されブラック・クロームから選択出来ます。ただし先代ではクールな物だけでなくカラフルな物も選択出来ましたし、もっと豊富に設定されていたのでちょっと寂しさを感じますね…

収納用品です。オーバーヘッドコンソール、シート下のトレイや荷室のネットといった定番の用品の紹介です。

インテリアのパーツです。シートカバーやフロアマット、さらにインパネマットを組み合わせてコーディネートすることが出来ます。こちらではブラック内装用のクールなものが紹介されています。

インテリアのパーツです。こちらではアイボリー内装用の明るいものが紹介されています。先代に引き続きキャメルカラーの革調シートカバーが設定されていますが中々上質な雰囲気を出していていいですね。
またラバーマットにはルークスのシルエットを描いたロゴが入っている上に街を描いたデザインとなっていて遊び心がありますね!
これは珍しい例ですが子連れのママさんやファミリーユーザーが多いルークスでは汚れてもフロアマット程心配しなくていいラバーマットに需要があるからだとは思われます。
ただそれ以外のユーザー(特に老人)にはちょっと恥ずかしい気もするので、普通のブラックのラバーマットもあっていいような気もします。

ナビのページです。新型ルークスでは車種専用のフィット感のあるナビを設定しており9インチの大画面ナビとなっています。
一方で通常の2DINナビも設定されています。このカタログにはまさかの2種類しか載っておらず、ナビのページも後で紹介するドラレコパック以外はこれだけになりますが、2DINの取り付けスペースはあるので日産純正ナビカタログにある他のナビやオーディオも装着可能ではあるはずです。また先代にあったリアモニターの設定は無くなってしまいました…

ETCやドラレコと実用品のページです。

安全装備と実用品のページです。

ナビレコパックとカーケアのオプションです。しかしこの室内脱臭の内装はどう見てもK12マーチの前期ですね…いつまで15年以上前の車種の写真を使うのでしょうか…

パッケージオプションの紹介です。

オプション一覧表です。

オプション一覧表です。

カーライフコレクションの紹介です。純正品では無いですが紹介するといった形のようです。

裏表紙です。

価格表です。
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Posted at 2020/02/29 21:37:21

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