
日産では海外向けに生産しているY61型パトロールを16年ぶりにビッグマイナーチェンジする。
これまで新型のY62型パトロール登場後もオフロードユーザー・業務用などヘビーデューティー向けにY61型が生産されてきたが、1997年の登場から23年経過し、最後のマイナーチェンジからも16年が経過するため大幅に変更されることになった。
なお日本にはY62パトロールをサファリとして販売するため導入されない。
これはイメージの一新だけでなく新エンジンの搭載や安全性の向上を図るべく行われるもので、フロントはボンネットフードやフェンダーも含めて全て一新されている。
フロントデザインは先に登場したY62パトロールのマイナーチェンジモデルとデザインを統一し、パトロールシリーズとしての一体感を出したものとなった。ただし高級モデルのY62とヘビーデューティーモデルのY61で車格差を出すことやコスト削減のためによりシンプルなものとなっている。
フロントグリルには近年の日産の統一デザインコンセプトである「Vモーション」を導入し、迫力と重厚感のあるフロントデザインとした。また歩行者保護のためボンネットフードは以前よりも高めとなっている。
なお、リアデザインも変更されておりバンパー・テールランプ・バックドアが変更された。バンパーは武骨で角ばった従来のものと比べてスタイリッシュなデザインとなっている。
最大の変更点であるガソリンエンジンはそれまでの直6・4500ccのTB45型が設計の旧態化によって新しい規制への適合が困難なことから廃止され、代わりにV6・4000ccのVQ40DE型を設定する。ディーゼルエンジンは引き続き直4・3000ccターボのZD30DDTi型を搭載する。

インパネも変更され、最新装備のナビゲーションシステムやタッチパネル式のエアコンなどの装備を可能にした。またメーターパネルも一新されてフルカラー液晶のディスプレイを装備する。
他にもステアリングやシフトノブの変更、木目調パネルの柄の変更、廉価グレードを除くプッシュスタート方式の標準装備などが特徴である。
安全装備も充実し、日産の先進技術である「NISSAN INTELLIGENT MOBILITY」を採用しており、
インテリジェント エマージェンシーブレーキ・踏み間違い衝突防止アシスト・インテリジェント LI・VDC・インテリジェント BSI・踏み間違い衝突防止アシスト・ヒルスタートアシスト・標識検知機能・車両接近通報装置 ・フロント&バックソナー・SRSエアバッグシステムを設定している。
ボディカラーは基本的には以下の通りとなる(南アフリカ仕様の場合)。

ホワイト

ブリリアントホワイトパール

ダイアモンドブラック(P)

シャンパンシルバー(M)

ブリリアントシルバー(M)
グレードは地域によってかなり違いがあるが

ワゴン GRX

スーパーサファリ

STD

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カーコラ 日産 | 日記
Posted at
2020/07/04 00:06:31