三菱自動車では、ランサーを2014年11月に7年ぶりにフルモデルチェンジした。
またバリエーションも先代同様、通常のセダン、ハッチバックのスポーツバック、ハイパフォーマンス版のランサーエボリューションの3バリエーションとなっている。
*この記事ではランサーエボリューションについて取り上げるので、他のバリエーションについては下記のリンクを参照してください。
:カーコラ 三菱・新型ランサー
:カーコラ 三菱・新型ランサースポーツバック
:カーコラ 三菱・ランサーエボリューションⅪ
ランサーエボリューションⅪ はベース車をランサーのモデルチェンジに伴うモデルチェンジではあるが、ベース車の軽量化に伴ってこちらもかなりの軽量化が図られているのが特徴となる。それに加え320馬力に向上したことで大幅な性能向上を図っている。

エクステリアデザインは2代目のアウトランダーとも似たデザインとなっており、フロントグリルからヘッドライト、リヤコンビランプからリヤガーニッシュの“一文字グラフィック”によるワイドで安定感のあるフロント/リヤデザインや前後に伸びやかなサイドのキャラクターラインによって、シンプルかつ先代モデルとほぼ同じボディサイズに留めつつ、クラスを超えた存在感を演出している。

インテリアはシックで落ち着いた雰囲気とし、アクセントのピアノブラック調のセンターパネル、カーボン調シルバーのオーナメントパネル、シルバーのサイドパネルを配して、華やかさや空間の広がりを演出した。
プラットフォームは引き続きGSプラットフォームを採用しているものの、先代型の弱点であった重量面を改善すべく軽量化の改良を行っている。
エンジンは引き続き、直4・2Lターボのの4B11型を搭載し、トランスミッションはツインクラッチSSTと5速MTが設定されている。
・ボディカラー(エボリューション)

ホワイトパール

スターリングシルバーメタリック

チタニウムグレーメタリック

ブラックマイカ

レッドメタリック

ライトニングブルーマイカ

ホワイトソリッド
・グレード

RS
競技ベース用グレードで、軽量化のためにマニュアルエアコン・ハロゲンヘッドライト・リアシートヘッドレストレス・標準シート・樹脂製ドアハンドル・カラードピラーなど省略されている。トランスミッションは5速MTのみである。

GSR
街乗りも考慮した上級グレードで、電動コンビシート、16インチアルミホイール、カーボンパネル、専用シート地などを装備する。
・モデル変遷
2015年 一部改良。メーカーオプションだったエマージェンシーブレーキをGSRに標準装備とした。

*GSR
2017年 マイナーチェンジ。車名が「ランサーエボリューションⅪ MR」となる。
近年の三菱車共通のデザインである「ダイナミックシールド」を導入し、バンパーセンターをグロスブラックに変え、バンパー下部にはLEDイルミネーションを配してグロスブラックで縁取りしているのが特徴である。リアデザインもLEDランプの形状を変更してよりスポーティなものとした。
インテリアはパワーウィンドウ周りにカーボン調パネルを新たに装備してより上質なインテリアとした。

2020年 一部改良。パーキングブレーキを従来のレバー式から電動式に変更した。
新たにAndroidスマートフォンやiPhone用のUSBポートを設けてAndroid AutoやApple CarPlayに対応した8インチスマートフォン連携ナビゲーションをメーカーオプション設定した。
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カーコラ 三菱 | クルマ
Posted at
2022/01/12 01:03:25