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Nahan*のブログ一覧

2020年01月08日 イイね!

マツダ ミレーニア 3代目



2013年1月、マツダは高級セダンのミレーニアを10年ぶりにフルモデルチェンジした。
新型ミレーニアは、2011年のモーターショーに出品されたコンセプトカーのSHINARI(靭)を市販化したものである。当初は2011年末の発売を目標に開発されていたがエンジンの開発難航などにより1年程遅れての発売となった。
旧型のベースとなったアテンザが2度のモデルチェンジでボディサイズが大幅に拡大したことを受けて、ボディサイズはフーガやクラウン、レジェンドなどとほぼ同じものとなった。全長は4,950㎜、全幅は1,880mm、全高は1,480mmとなっている。型式はTC型となる。

エクステリアはマツダの新しいデザインテーマ「魂動(こどう)―Soul of Motion」を全面的に取り入れており、居住性重視で角ばったフォルムだった先代とは一転して4ドアクーペと呼べる美しく滑らかなフォルムへと生まれ変わった。
鋼や竹などを曲げるときに生まれる反発力を内包しながらしなやかにたわむようす、ひとや生き物が速い「動き」を生みだすために身体をしなやかに躍動させる姿をイメージして生み出されたものである。フェンダーはボディサイドの「動き」をエレガントかつスポーティに際立たせ、これまでよりさらに立体的に造形されたフロントグリルとともにマツダブランドを誇り高く主張するものとなっている。


インテリアはアテンザ・CX-5と同様に水平基調のものとしており、視認性に優れたものとなっている。「Heads-Up Cockpit」コンセプトに基づく新世代HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)を採用しておりドライバーが運転に集中できるコクピットを人間工学にもとづき具現化している。、素材や触感、操作機器の形状にこだわり、上質でスポーティな雰囲気の中に機能性や快適性を融合したものとなっている。インテリアパネルは全車チークウッドの木目調パネルを採用した。シートは全高が低くなった分従来よりも低めに配置されており、スポーツカーのシートに近いポジションとなる。

カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT」を全車標準装備とした。独立型の7インチWVGAセンターディスプレイとコマンダーコントロールを備え、少ない視線移動とブラインド操作を可能にしたことでわき見や操作を最小化して運転に集中できるようにしたほか、スマートフォンとBluetooth経由で連携してハンズフリー通話やショートメッセージなどのコミュニケーション機能を利用出来るようになっている。またi-DM、燃費モニターの他、オイルの交換時期などが確認できるメンテナンス機能、メーターに表示された警告の内容を確認できるウォーニングガイダンス機能も設定している。

フラッグシップモデルに相応しく安全装備も充実し、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を採用している。スマート・ブレーキ・サポート(自動ブレーキ)やSCBS&AT誤発進抑制制御、MRCC、HBC、DRSS、FOW,LDWS、AFS、RVMなどを全車標準装備としている。


エンジンはV6・3.7LのMZIエンジンに加え、新たに直4・2.5LターボのPY-VPTS型を搭載する。ダウンサイジングターボと呼ばれるエンジンで部品共通化とコスト削減を図っている。SKYACTIVにおいて重要なメカニズムとなっている排気脈動を利用するダイナミックプレッシャーターボを採用する。

グレード

・25S…木目調パネル・本革巻ステアリング・クロスシートなどを装備。

・25S エクスクルージブ…電動本革シート、20インチアルミホイールを装備。

・25S エクスクルージブ Lパッケージ…リアパワーシート、イルミネーションシステムなどを装備

・35S ロイヤルクラシック …リアシートコントロール、後席読書灯などを装備。

2014年 一部改良。アダプティブ・LED・ヘッドライトやブラインド・スポット・モニタリング、リア・クロス・トラフィック・アラートなどを標準装備とし、安全装備を追加した。

2015年 一部改良。新たにクリーンディーゼル車を設定し、新グレードとしてXDとXD Lパッケージを追加。基本的な装備の内容は25S エクスクルージブと25S エクスクルージブ Lパッケージに準ずる。またリアモニターを25S エクスクルージブ Lパッケージにオプション設定するなど装備の改良も行われた。

2016年 一部改良。G-ベクタリング コントロールを新たに設定。他にもアクティブ・ドライビング・ディスプレイの変更など装備の改良を行った。


2017年 大幅改良。フロントデザイン・リアデザインが大きく変更されて海外向けのCX-9にも通ずるものとなった。


またインパネやシートに関しても大きな変更を受けており、特にインパネは全く別の形状となった。
SKYACTIV-D 2.2は急速多段燃焼技術などの採用により最高出力が11kW(15PS)、最大トルクが30N・m(3.1kgf・m)それぞれ向上された。
装備面では25S以外の全グレードにシートベンチレーション機能を標準装備し、またリアコントロールパネルもタッチ式液晶パネルに変更されてコンソールには全車に充電用USB端子が装備された。またレザーシートはナッパレザーシートとなり、パネルも上級グレードにサントスローズウッドの本木目パネルを装備した。

グレード


・25S…木目調パネル・本革巻ステアリング・クロスシートなどを装備。



・25S エクスクルージブ…本木目パネル、電動本革シート、20インチアルミホイールを装備。



・25S エクスクルージブ Lパッケージ…リアパワーシート、イルミネーションシステムなどを装備
・35S ロイヤルクラシック …リアシートコントロール、後席読書灯などを装備。




・XD…本木目パネル、電動本革シート、20インチアルミホイールを装備。



・XD Lパッケージ…リアパワーシート、イルミネーションシステム、後席読書灯などを装備。

2019年 一部改良。G-ベクタリング コントロールの改良版であるGVCプラスが全車に標準装備となった。
Posted at 2020/01/08 02:29:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2020年01月08日 イイね!

マツダ ミレーニア 2代目



2003年12月、マツダはEセグメント高級セダンのミレーニアを前身のユーノス800登場以来10年ぶりにフルモデルチェンジした。

新型ミレーニアは、設計面ではアテンザをベースに高級化したモデルで、基本コンポーネンツも共通である。プラットフォームは一新されてアテンザ用のマツダ・GGプラットフォームをベースに静粛性の向上やボディサイズの拡大を図ったマツダ・TBプラットフォームとなる。
そのため引き続きこのクラスの国産車としては珍しいFFとなっている。むしろメインターゲットが北米や中国となるため現地におけるライバルであるアバロンやマキシマを強く意識したものとなっている。輸出仕様の名称はマツダ9となり、それまでのミレーニアやクセドス9から変更されている。
また旧型同様に10年経っても色褪せないモデルである「10年基準」をキーワードとした。これはその後の3代目においても継続されている。

フラッグシップとして販売されていたセンティアが絶版となることから代替需要を考慮して高級感の向上やボディサイズの拡大を行いフラッグシップに相応しいものとしている。そのため全長は2代目センティアに迫る4,850㎜となっており広い空間を実現している。エクスクルージブ、ロイヤルクラシックといったグレード名もセンティアで使われていたものである。
しかし基本コンポーネンツをアテンザと共通化したため全幅は同じ1,780mmとなっている。また全高は1,440mmとなっている。

このため、国内においてはこれまでのライバルであったマークⅡ3兄弟やウィンダム、ローレル・セフィーロ→ティアナ、インスパイアのみならず、1クラス上のクラウンやセドグロ、レジェンドも意識したものとなった。そのためボディサイズ(特に全長)はそれらの中間となるように考慮された。

エクステリアは前述の通り重厚感・高級感を出しながらも動きを予感させるものとしながら、「ZOOM-ZOOM」のコンセプトに基づきマツダらしいスポーティなものとした。高級感を演出すべくボディを一周するメッキモールを装備しているのが特徴である。全体的にシャープなアテンザと比べて重厚感溢れるものとなっている。


インテリアも同様に木目調パネルを多用した高級感あるものとした。ナビゲーションシステムはコマンドコントロール方式を採用して操作性の向上を図っている。オーディオシステムにはM以外の全グレードでBOSEサウンドシステムを採用し、3000曲を保存出来るミュージックHDDも装備する。
またナビとオーディオは連動こそするもののスイッチ類は別々となっており、上部でナビやエアコンの操作を、下部でオーディオの設定を行うようになっている。
オーディオ操作スイッチではイコライザー付きとなっており細かい設定も可能となっている。スピーカーは9スピーカーとなっている。廉価グレードのMを除いて電動本革シートを標準装備とした。

エンジンはこれまで通り全てV6だが、従来のクロノス由来のK型から一新されてトリビュートやMPVにも設定されているものと同じフォード製のV6・3.0LのMZIエンジン及び2.5LのGY-DE型を搭載する。
デュラテック30・デュラテック25と呼ばれるエンジンであり、これはフォードにおいてトーラスで1996年に採用されて以来フォードグループの数多くの車種で用いられている信頼性の高いエンジンである。
フラッグシップモデルに相応しいパワフルな走りを実現している。サスペンションは前後共にマルチリンク式となっている。

安全装備も充実し、4輪ABS、電子制御制動力配分システム、トラクションコントロールシステムなどを全車標準装備とする。またマツダレーダークルーズコントロールシステム、マツダプリクラッシュセーフティシステムをM以外に標準装備とする。

グレード
・2.5M…木目調パネルや上級ファブリックシートを装備。
・2.5リミテッド…電動上級ファブリックシートや専用ナビゲーションシステム、BOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.0G…木目調パネルや上級ファブリックシート、BOSEサウンドシステムを装備。
・3.0エクスクルージブ…電動上級ファブリックシートや専用ナビゲーションシステム、BOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.0エクスクルージブG…電動本革シート、サイドエアバッグシステムなども装備。

2005年、一部改良を受け、リトラクタブルキーをRX-8などで採用されたタイプに変更し、他にも装備の変更を行った。



2006年、マイナーチェンジを受けてフロントデザイン・リアデザインやシート生地などを変更してより高級感あるものとした。
エンジンは全て一新されてV6・3.0Lエンジンに代わって新開発・3.5LのMZIエンジンに変更し、またこれまでのV6・2.5Lエンジンに代わり新開発のマツダ製・直4・L3-VDT型2.3L直噴ガソリンターボエンジン(通称MZR 2.3 DISI TURBO)に変更された。
このMZIエンジンはフォードによって開発されたフォード・サイクロンエンジンのマツダ版である。しかし従来の物とは異なりマツダ流にアレンジされており生産も日本のマツダ本社工場にて行われる。

ナビゲーションシステムには従来のDVDナビゲーションからG-BOOK採用のHDDナビゲーションに変更された。またロイヤルクラシックにはヒーター/ベンチレーション機能付電動本革シート、リアパワーシートやリアシートコントロールパネルなどを採用した。
グレードは3.0Gを廃止して4グレードとなる。


グレード
・2.3M…ベーシックグレード、木目調パネルやファブリックシートを装備。
・2.3リミテッド…電動上級ファブリックシートや専用ナビゲーションシステム、BOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.7エクスクルージブ…電動本革シートやBOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.7エクスクルージブG…リアパワーシートやリアシートコントロールパネルなども装備。



2009年、ビッグマイナーチェンジを受けた。
登場から6年が経過していることからフロント・リアの大掛かりなデザインの変更を受けデザインは2代目アテンザ・アクセラなどに通ずる「NAGARE」を取り入れた全く新しいデザインとなった。特にリアはこれまでシンプルなものだったが複雑なラインと取り入れた斬新なものとなった。

インテリアも大幅に変更されて新デザインのインパネやシートを採用した。この新デザインのインパネは従来の物と比べてシンプルでスイッチ類の操作しやすい物としている。またオーディオレスの設定を追加した。グレード
エンジンも変更されて直4エンジンは2.5LのL5-VE型となり、V6エンジンは3.7L・MZIエンジンとなった。これらは設計こそこれまでと変わらないが排気量を拡大させてよりパワフルな物としている。

グレード
・2.5M…ベーシックグレード、木目調パネルやファブリックシートを装備。
・2.5リミテッド…電動上級ファブリックシートや専用ナビゲーションシステム、BOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.7エクスクルージブ…電動本革シートやBOSEサウンドシステムなどを装備。
・3.7エクスクルージブG…リアパワーシートやリアシートコントロールパネルなども装備。

2011年、一部改良。
標準装備のナビゲーションシステムは廃止されてディーラーオプション設定の物のみとなる。そのためこれまでの2.5Mのみに標準装備だったオーディオレスが全車標準装備となった。またグレードは整理されて2.5Mが廃止された。
Posted at 2020/01/08 02:19:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2020年01月08日 イイね!

マツダ センティア 3代目HF型



2000年5月、マツダはEセグメント高級セダンのセンティアを5年ぶりにフルモデルチェンジした。型式はHF型となりセンティアとしては3代目となる。

新型センティアは「21世紀基準の最高級車」をテーマに開発され、1997年の東京モーターショーに出品されたMS-Xを市販化したモデルとなる。


ITを取り入れたスマートな先進技術が特徴で、それまでのキーレスエントリーに代わってスマートカードシステムと呼ばれるものを採用している。これはカードを携帯していればリクエストスイッチを押すだけでドアの開錠・施錠が可能となっている。
またエンジンの始動もキーをリーダーに挿入してからボタンを押すことで可能となっている。またキーを複数個登録することも可能でありそれぞれのキーの設定に応じてシートのポジションを記憶することが出来る。開錠した際には保存したシートポジションの設定を反映して自動的に合わせるようになっている。このため全車にパワーシートを標準装備とする。

またカーコミュニケーションシステムと呼ばれるシステムを採用し、ナビ・オーディオ・エアコン・走行モードなどの制御・操作は全て7インチのナビの画面で操作することが可能となっている。ナビゲーションシステムはDVD方式となっておりインターネットと接続して地図情報の更新なども行える。オーディオも専用のプレミアムサウンドシステムを採用しており、8スピーカーを装備している。イコライザー付きとなっており細かい調整が可能となっている。またバックモニター機能や携帯電話のハンズフリー機能、車両情報の表示機能も備えている。

安全装備も充実しており、4輪ABS、電子制御制動力配分システム、トラクションコントロールシステムなどを全車標準装備とする。またマツダレーダークルーズコントロールシステム、マツダプリクラッシュセーフティシステムをロイヤルクラシックGに標準装備とし、それ以外にメーカーオプションで設定する。

エンジンも一新されてトリビュートやMPVにも設定されているものと同じフォード製のV6・3.0LのMZIエンジンを搭載する。デュラテック30と呼ばれるエンジンであり、これはフォードにおいてトーラスで1996年に採用されて以来フォードグループの数多くの車種で用いられている信頼性の高いエンジンである。フラッグシップモデルに相応しいパワフルな走りを実現している。サスペンションは前後共にマルチリンク式となっている。

一方でプラットフォームはコスト削減とマツダの経営悪化を理由に従来型から流用され、2代目も初代も共通だったため3世代で全く同じプラットフォームとなっている。1991年の初代センティア登場以来の物で9年が経過しておりライバルと比べてやや旧態化しつつあった。
しかしマツダの大型FR車はセンティアのみであり、経営悪化で大型FR車向けの新しいプラットフォームを開発する余裕が無かったことから結果的に3世代で全く同じプラットフォームとなった。
ただし3代目へのモデルチェンジにあたって改良が行われており改良走行安定性の向上などが図られている。また5速ATのトランスミッションも旧型と共通である。

グレードは以下の通りとなる。
・エクスクルージブ…木目調・本革コンビステアリング、上級モケットシートなどを装備。
・ロイヤルクラシック…プレミアムサウンドシステム、電動本革シートなどを装備。
・ロイヤルクラシックG…本木目・本革コンビステアリング、本木目パネル、リアコントロールパネル、リアエンターテインメントシステムなどを装備。

2002年 マイナーチェンジで排ガス規制に適合。グリルのメッキを変更。同時にトランスミッションを旧型と共通のものからマツダ車初の電子制御式5速AT(アクティブマチック)に変更。またインテリアの装備の一部変更なども行われた。

2004年 マイナーチェンジ。グレード整理でロイヤルクラシックGを廃止し、ロイヤルクラシックにリアコントロールパネル、リアエンターテインメントシステムなどこれまでロイヤルクラシックGに装備されていた後席用装備を新たに装備した。またカーナビゲーションシステムはG-BOOK対応の新しいものとなった。

2007年 一部改良。エクスクルージブを廃止してモノグレードとなり受注生産体制に移行。

2010年7月 販売台数の減少と設計の旧態化を理由に新しい衝突安全基準には適合させることが不可能であるため生産中止。在庫のみ対応となる。

2011年5月 在庫分が完売し販売終了。センティアの車名は20年の歴史に幕を下ろし、またルーチェから45年間続いたFR高級セダンの歴史にも幕を下ろした。

*このコラは2018年に製作して長らく放置していたものをアップしたものです。
Posted at 2020/01/08 02:14:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2019年09月14日 イイね!

マツダ カーコラ集

今回はマツダ車のカーコラ集となります。

・マツダ カペラカーゴ
*もしカペラカーゴがフルモデルチェンジしてもう少し続いていたら…という設定です。


GL


DX

1999年、12年ぶりのフルモデルチェンジで登場。なお車名はカペラカーゴバンからカペラカーゴに変更されている。
新型カペラカーゴはGW型カペラワゴンをベースに500㎏積みの4ナンバーライトバンとしたもので、ライバル車はトヨタのカルディナバンや同年に登場した日産のエキスパートとなる。
ベース車同様の多種多様なシートアレンジは引き続がれており、倒してテーブルになる助手席も標準装備となっている。ノートパソコンや休憩時の昼食を置くスペースとしての利用や長尺物の積載にも利用出来るのが特徴である。
エンジンは1.8LガソリンのFP-DE型と2.0LディーゼルのRF型となる。全車に4WD車が設定され、トランスミッションは5速MTと4速ATとなる。
グレードは樹脂製バンパー装備でベーシックなDXとカラードバンパーやリアヘッドレスト・カセットステレオなどを装備するGLとなる。

その後2002年をもってベースとなったGF/GWカペラはアテンザにバトンタッチして生産終了となるが、アテンザスポーツワゴンは3ナンバーで本車種のような商用バンへの転用が難しいことや販売台数の減少から、ディーゼル車の生産中止と一部改良を行いそのまま継続となった。

しかしこのクラスのライトバンの市場縮小もあって販売台数の減少は続き、ファミリアバンがモデルチェンジして上級グレードが充実したため2007年をもって生産終了となった。
最後まで残ったマツダ自社製のライトバンであり、また伝統あるカペラの名を残す最後のモデルでもあった。

・マツダ スクラムブローニイ
*エブリィ+→エブリイランディのOEM車という設定です。

1999年登場。軽自動車のスクラムをベースに7人乗り小型ミニバンとしたもので1300ccのエンジンを搭載する。マツダのラインナップとしてはボンゴフレンディよりも下のクラスの箱型ミニバンとなる。
スズキ・エブリィ+のOEM車で変更点はエンブレムなど最小限レベルとなっている。それ以外は全く共通である。車名は既存のワンボックス車種の上級版であることからボンゴブローニイ同様にブローニイの名が与えられた。
グレードはベース車同様2グレードで、ベーシックなGLと上級のリミテッドとなる。4WD車も設定される。


2001年、OEM元がマイナーチェンジを行いエブリイランディに車名が変更されたためスクラムブローニイもマイナーチェンジを行った。
引き続きエンブレムなど最小限レベルのみの変更で、グレード構成も変わらない。
エブリイランディ同様、2005年をもって生産中止となった。

・マツダ AZワゴンワイド
*ワゴンRワイド、ワゴンR+、ワゴンRソリオのOEM車という設定です。

1997年登場。スズキ・ワゴンRワイドのOEM車となる。変更点はエンブレムなど最小限レベルのみだがグレードは減らされてXE・XM・XZとなる。


1999年モデルチェンジ。ワゴンR+のOEM車となる。引き続き変更点はエンブレムなど最小限レベルのみで、グレードはXE・XG・リミテッドとなる。

2000年一部改良。しかしソリオに登場した1.3L車はこの時点ではまたラインナップされなかった。



XG

XZ

2002年、OEM元に合わせてマイナーチェンジ。新たにオリジナルのグリルを採用しマツダ車共通の五角形グリルを装備した。
グレードは1.0XE・1.0XG・1.3XE・1.3XG・1.3リミテッド・1.3XZとなる。
2005年マイナーチェンジ。グレード構成も変更されて1.3Lのみとなり1.3XE(E)・1.3XG(WELL)・1.3カスタムスタイルX(SリミテッドⅡ)となる。

()内はOEM元のソリオでのグレード名。

2010年生産終了。OEM元のソリオはフルモデルチェンジしたがAZワゴンワイドはモデルチェンジせずにデミオ・ベリーサへ統合される形で生産終了した。

・マツダ プロシードレバンテ
*かつて存在したエスクードのマツダ版OEM車がその後も継続していたら…という設定です。

2000年マイナーチェンジ。専用デザインのフロントグリルを採用しマツダ車共通の五角形グリルを装備した。新たにグランドエスクードのOEMである2.7L車が加わったがマツダ側では1グレードとして扱っていた。
グレードは2.0LとV6・2.5L/2.7LのみでJM・JZ・V6ワイド・V6ワイド7人乗りとなる。

2003年にマイナーチェンジを行い、OEM元のグランドエスクードが専用デザインのフロントとなり差別化されたことから別車種となり、車名はグランドレバンテとなった。グレードはリミテッドとエクスクルーシブとなる。
またプロシードレバンテはグレードが整理されJM・JZのみとなった。


2005年、8年ぶりにフルモデルチェンジ。引き続きエスクードのOEM車であり専用デザインのフロントグリルを装備する。グレードはXE・XGの2種類で5ドアのみとなる。
マツダのSUVとしては翌年登場のCX-7よりも下のクラスを担う。なおグランドレバンテは廃止された。

2007年、V6・2.7Lエンジン搭載の2.7XGを追加。

2008年、マイナーチェンジ。V6エンジンは3.2Lまで拡大した。グレードは引き続き3種類となる。

2009年、ラインナップが2.4XGのみとなる。

2012年、自社製で同クラスのSUVであるCX-5の登場に伴いそれを後継とする形で生産終了。プロシードレバンテは17年の歴史に幕を閉じ、同時に47年続いたプロシードの名称も消滅した。
 
Posted at 2019/09/14 03:07:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2018年12月29日 イイね!

マツダ フレンディ

今回制作したカーコラはタイトルで分かるかもしれませんが、ボンゴフレンディの新型です。

ただ、セレナやノアなど大体のミニバンは2000年代以降、FRの商用車とは独立してFFの乗用車用のプラットフォームを使っており、今更商用ボンゴと共通のFRのプラットフォームを使ってボンゴのミニバン仕様として出すのは流石に現実味が無さすぎます。
なのでデミオベースでFFのプラットフォームを使用している設定とし、タウンエースノア→ノアのようにボンゴの名を外して単にフレンディとしました。

結構前から作ろうかとは思っていたのですが、何でこのカーコラを作ったかというと、それは・・・・

センチュリーの新型が登場したからです。

LSのプラットフォーム、しかも何故か旧型のを使っていて国産唯一のV12の1GZ‐FEは消えてしまいましたね…


マツダのミニバンであるボンゴフレンディと、トヨタの最高級セダンであるセンチュリーにどう関係があるのか、ここでは敢えて説明しないでおきますw
理由を知りたい方はこの2車種の車名を並べてググってみてくださいw 色々出てくるとは思いますw



マツダでは2018年8月10日に、新型ミニバンのフレンディを発表した。

フレンディの名称は、以前同社がミニバンの車名として使用しており、13年ぶりの復活となる。ただし以前はボンゴフレンディの名称であったのに対し、新型ではデミオのプラットフォームを大幅に改良したFFのプラットフォームを採用しており商用のボンゴ系列とは無関係であることからボンゴの名称は使用されない。
それまでの箱型ミニバンであるビアンテの後継車となる。同時にプレマシーも統合されている。
バリエーションは標準系とエアロモデルのグランツとなる。

エクステリアは立体感を強め、グリルの先端をヘッドランプ下側に通すデザインとしている。台形のより迫力あるものとし、ブランドシンボルをより強調させたものとした。当然のことながら近年のマツダのデザインテーマである「魂動 -Soul of Motion」を採用しており、5ナンバーサイズのミニバンでありながら存在感があり生命感ある動きが表現された。

プラットフォームはデミオのDJプラットフォームをベースにミニバン用に大幅改良したCJプラットフォームを採用。コンパクトカーのデミオをベースとしたことにより基本的には5ナンバーサイズに収めている。
これには先代型にあたるビアンテがアクセラベースのためこのクラスでは少ない3ナンバーサイズで販売が苦戦したことも背景にある。


今回のモデルでもボンゴフレンディの最大の特徴であった電動でルーフが持ち上がるオートフリートップは受け継がれており、一部のグレードで採用されている。スイッチ一つで簡単に持ち上げることが可能である。上部には固定式のサンルーフが装備される(サンシェードも装備)。これもボンゴフレンディ同様ベバストジャパンによって製造される。
なおこのオートフリートップ装備車は3ナンバー登録となる。

エンジンは2.0Lガソリンの「SKYACTIV-G 2.0」であるPE-VPS型と、1.8Lクリーンディーゼルの「SKYACTIV-D 1.8」であるS8-DPTR型が設定される。

先進安全装備も充実し、衝突安全ブレーキ、車線逸脱警報システム、ハイビームコントロールシステム、AT誤発進抑制制御などの「i-ACTIVSENSE」を最廉価グレードの20Cを除いて全車に標準装備とした(20Cにはオプションで設定)。

インテリアはクロームのパネルやレザー、ステッチなどを使用した上質な空間とした。画像は最上級グレードのXD Lパッケージのものである。自社製の現行マツダ車では唯一のセンターメーター・インパネシフトを採用している。
プロアクティブとLパッケージにはシートヒーター付き(3列目は無し)本革シートを採用している。さらにLパッケージには2列目シートのフットレストなどを装備した。またグレードにより7人乗りと8人乗りの設定やアイボリー・ブラック・ボルドーの内装色の設定がある。
3列目のシートはビアンテと比べて座面を薄く軽量にしたことで跳ね上げて格納することを可能にした。
オーディオ/ナビゲーションシステムは全車マツダコネクトを採用している。またメーカーオプションでリアシートエンターテインメントシステムも設定されるが、オートフリートップ装備車ではルーフに装着することが不可能なことから、フロントシートのヘッドレストの後部に設置することも可能である。

:ボディカラー
全9色が設定されるが標準系の専用色とグランツの専用色が存在する。




:ソウルレッドプレミアムメタリック




:スノーフレイクホワイトパールマイカ




:チタニウムフラッシュマイカ


:ダイナミックブルーマイカ(標準系専用色)


:スモーキーローズマイカ(標準系専用色)


:ディープクリスタルブルーマイカ(グランツ専用色)




:メテオグレーマイカ




:ジェットブラックマイカ




:アルミニウムメタリック

:グレード
XDがクリーンディーゼル車となる。20Cは最廉価グレードであり、ガソリン車専用の8人乗りのみで内装色もブラックのみ、またオートフリートップも設定されていない。
プロアクティブは7人乗り/8人乗りの選択可能で内装色はアイボリーとボルドーから選択可能、Lパッケージは7人乗りのみで内装色はアイボリーのみとなる。
それ以外のSとグランツにおいては7人乗り/8人乗りの選択可能で内装色はブラックとアイボリーから選択可能である。
なおオートフリートップ装備車は20C以外の全車に設定されている。
*ガソリン車
・20C
・20S/20S オートフリートップ
・20S プロアクティブ/20S プロアクティブ オートフリートップ
・グランツ
・グランツ プロアクティブ/グランツ プロアクティブ オートフリートップ
・グランツ Lパッケージ/グランツ Lパッケージ オートフリートップ
*クリーンディーゼル車
・XD/XD オートフリートップ
・XD プロアクティブ/XD プロアクティブ オートフリートップ
・グランツ XD
・グランツ XD プロアクティブ/グランツ XD プロアクティブ オートフリートップ
・グランツ XD Lパッケージ/グランツ XD Lパッケージ オートフリートップ





*20C



*20S/XD



*プロアクティブ


*グランツ


*グランツ プロアクティブ



*グランツ Lパッケージ

:2022年、マイナーチェンジし、登場依頼初めてデザインが変更された。



*プロアクティブ



*グランツ Lパッケージ

外貨標準系・グランツともにフロントフェイスの意匠を刷新。フロントグリルのデザインを変更するとともに、ランプ類(ヘッドランプ・リアコンビランプ)も外形とユニットのデザインが変更され、4つの横長楕円形状のLEDとなった。

内装もエアコンパネルとマツダコネクトが一新され、マツダコネクトにはApple CarPlayのワイヤレス接続機能とUSB Type-C端子が追加された。


今回のはネタ要素がかなり大きいコラですw マツダはミニバン辞めてSUVに絞り、そのためにCX-8をわざわざ出したぐらいですから今更ミニバン出すのは有り得ないでしょうね・・・w ボンゴフレンディも純正でポップアップルーフ付けたのは普通に凄いアイデアだと思いますし、他にもMPVなど個性ある面白い車種が多かったので残念ですが…
先述したようにあくまで「センチュリーの新型が出たから」という理由だけで作ったようなものですw なので最後におまけとしてこんなの貼っておきますww


・追記
マイナーチェンジモデルの詳細を追加しました。
Posted at 2018/12/29 03:53:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ

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