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2018年10月30日 イイね!

マツダ・マービー

今、CX-5などのCXシリーズのSUVが好調なマツダにはかつて(90年代)、プロシードマービーというSUVがありました。
CXシリーズがアクセラなどの乗用車と共通のプラットフォームをベースにしているモノコックのクロスオーバーSUVなのに対し、こちらはピックアップトラックのプロシード(現在、海外で販売されているBT-50の先祖にあたります)をベースとした本格的なラダーフレームのオフロードSUVで、当時のライバル車はハイラックスサーフやテラノ、チャレンジャーやウィザード辺りになります。

元々、マツダはSUVが苦手なメーカーというのもあり、ジムニーのOEMであるAZオフロードを除けば後にも先にもこのようなオフロードSUVはこのプロシードマービーのみでした。それも90年代のRVブームに乗るために急遽海外向けに生産されていたのを入れた物だったのです。
そのような経緯もあり、人気はあまり出ること無く1代限りで終わってしまいましたが、海外向けには当時のマツダ車お決まりのフォード版も存在し、本家プロシード(Bシリーズ)は1998年にモデルチェンジしますが、この際に何とフォード版のみマービーのようなSUV仕様も存在したのです。

それが今回のコラでの元ネタとなるフォード・エベレストという車種です。


上がBシリーズをベースとした初代、下がBT-50をベースとした2代目です。この他に2015年登場の現行型の3代目もあるのですがそれはマツダ車とは全く無関係な車種になっているので省略します。

このプロシードのことについて調べているときにこの車種の存在を知り、「これはマービーの新型のような物じゃないか!」と思ったのでこれのマツダ版を今回コラで制作し、もしマービーがフルモデルチェンジして続いていたら・・・という設定にしてみました。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

1998年12月、9年ぶりにフルモデルチェンジして2代目が登場。車名は単に「マービー」となった。
ベースは前年にモデルチェンジした海外向けBシリーズである。エンジンバリエーションは2.5LのWL型ディーゼルエンジンと、MPVと共通の2.5LのV6ガソリンエンジンのGY-DE型エンジンとなる。


内装は木目調パネルの採用やベージュの落ち着いたカラーリングの採用などでなど高級感を演出し、質感が大幅に向上した。なおMにはグレー内装も用意している。画像は最上級グレードのLパッケージで本革シートを採用している。そしてM以外にデュアルエアバッグを標準設定した。

グレードバリエーションは以下の通りとなる。勿論全車が4WD車となる。
2.5 M V6 5人乗り
2.5 M ディーゼルターボ 5人乗り
2.5 M V6 7人乗り
2.5 M ディーゼルターボ 7人乗り
2.5 Gパッケージ
2.5 Gパッケージ ディーゼルターボ
2.5 Lパッケージ 

基本的にはエンジンの違いと3種類のグレードによる違いで、最上級グレードのLパッケージには本革シートが装備される。Mには5人乗りと7人乗りが存在するが、それ以外のグレードは全て7人乗りとなる。

2000年 一部改良。特別仕様車の@NAVIを設定。

2001年 一部改良。特別仕様車のフィールドブレイクを設定。全車にデュアルエアバッグを標準設定した。


2002年、マイナーチェンジ。フロントデザインが大きく変更されてより力強いデザインとなった。V6エンジンは3.0Lに変更されてパワーアップした。グレードは整理されてMの5人乗りが廃止されている。

2004年 一部改良。ディーゼル規制に適合しないためにディーゼル車を廃止。V6エンジン車のみのラインナップとなる。

2005年 一部改良。リトラクタブルキーとイモビライザーを全車標準装備とした。



2006年12月 フルモデルチェンジして3代目が登場。3代目はBT-50がベースとなっており、かなり大型化したのが特徴。エンジンは国内向けにV6 3.5LMZIエンジンを採用しており、これは海外でCX-9に搭載されている物と共通である。


内装の質感はさらに向上してより落ち着きのある物とした。シートの形状を大幅に見直して上質な素材を使用しているのが特徴である。

グレードは以下の通りとなる。3.5 S Lパッケージに電動本革シートや本革&木目調ステアリングなどが装備される。
3.5 F
3.5 S
3.5 S Lパッケージ



2008年 特別仕様車のスタイルエディションを設定。

2009年 マイナーチェンジ。フロントデザインが変更されている他、アルミホイールのデザイン変更やウィンドウメッキモールの設置なども行われている。エンジンは3.5Lから3.7Lになった。全車にシートヒーターを標準設定した。また3.5Fを廃止した。

2012年 一部改良。3.5Sを廃止してモノグレード構成となりグレード名が無くなった。DCS&TCSを全車に標準設定した。またボディカラーはメトロポリタングレーマイカと入れ替えでメテオグレーマイカを追加した。

2015年 販売不振やベースとなったエベレストのモデルチェンジもあり生産終了。事実上の後継車は2年後に登場するCX-8となる。
Posted at 2018/10/30 22:21:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2018年06月22日 イイね!

クルーOEMでカスタムキャブが続いていたら…

旧ブログからの移行記事で2018年に作られたものです。

マツダがかつて生産していたタクシー専用車のカスタムキャブ。
元々マツダは小型タクシーとしてカペラのタクシー仕様を生産していましたが、FF化して以降販売台数が伸び悩んだために1989年に急遽HBルーチェの設計を流用し小変更のみで小型タクシー規格に合わせて登場したのがカスタムキャブでした。

しかし設計が古く衝突安全基準に適合しないのが理由で1995年にルーチェとタクシー仕様と共に生産中止しており、これ以降マツダはタクシーを生産していません。
そこでもし、日産のクルーのOEMを受けてでも継続していたらどうなっていただろうかという設定で作ってみました。

1995年12月をもってマツダはタクシー用車両の自社生産から撤退し、代わりに日産自動車からクルーのOEMを受けることとなった。

翌1996年1月にデビューした当初の2代目カスタムキャブはグリルなどのデザインの変更は一切無く、フロントの日産エンブレムをマツダのCI(1991年~1997年まで使われていたもの)に変更し、リアにCUSTOMCAB、MAZDAのエンブレムを貼り付けたのみだった。また本来日産ロゴが入るホイールキャップやステアリングは何も無いものになっていた。
グレード体系も全く同じでクルーサルーンに相当する自家用仕様もあったが、名称が変更されていた。変更点は以下の通りで左がクルー、右がカスタムキャブである。
E→CD
E-L→DX
GL→SG-L
GLX→SG-S
LX saloon→Li
LX saloon Gtype→Zi

1997年6月、マツダの新CI採用と共にフロントグリルがオリジナルのものとなり、以降最後までこのグリルを装備することとなった。なおこのマイナーチェンジが行われたのはカスタムキャブのみであり、またエンブレム・グリル以外の変更点は無い。




これ以降、エンブレムやグリル・グレード名など以外はマイナーチェンジなども含めOEM元のクルーと全く同一になる。

最終型カスタムキャブ

2009年、OEM元のクルーと共に生産中止。正式な後継車では無いが、LPG車・法人用セダンとしてはアクセラのLPG車が事実上の後継車となる。


Posted at 2018/09/30 17:22:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2018年04月30日 イイね!

マツダ ボンゴ フェイスリフト

旧ブログからの移行記事で2018年に作られたものです。



2006年、マツダはボンゴシリーズをマイナーチェンジした。
最大の変更点はフロントデザインで、ブロー二イ、バン、トラックでほぼ共通化したデザインとなった。ただしブロー二イのみグリルが異なっている。

インテリアはセンターパネルとステアリングホイールが新造形となり、2DINサイズのオーディオ・ナビが装着出来るようになった。またシートの柄も新しい物となっている。
グレードはDX・GL・GLスーパーの3種類で、CDは廃止された。


バン・トラック DX


GLスーパー
最上級グレード。今回のマイナーチェンジでメッキグリルやカラードドアハンドル、バンへのリアヘッドレスト装備、フルフラットシートの設定など大幅に装備が変更された。専用色としてダークプラムマイカ、プラチナムシルバーメタリック、ブリリアントブラック、スノーフレイクホワイトパールマイカが設定されている。

2010年 一部改良。ディーゼルエンジンを平成22年排ガス規制に適合。



この際、ブロー二イはフロントデザインを変更し、当時のマツダのトレンドであった流れデザインを取り入れた物とした。

2012年 一部改良。安全に関する法規制強化により、全車でヘッドレストの高さ、ヘッドランプの配光を変更した。

2015年、フルモデルチェンジで5代目に移行。
Posted at 2018/09/30 17:31:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2017年06月30日 イイね!

もしファミリアワゴンがずっと続いていたら…

旧ブログからの移行記事で2017年に作られたものです。

1994年、マツダはファミリアワゴン・バンの自社生産を辞めて日産からのOEMに変更しました。バンは2度のモデルチェンジを経て今も続いていますが、ワゴンは1代限りとなりファミリアSワゴンに統合される形で終了してしまいました。もしずっと続いていたら…という設定で作ってみました。

1.5XG
1999年、ファミリアワゴンはバンと同時にフルモデルチェンジした。OEM元のウイングロードとの違いはエンブレムやフロントグリルとなる。グレードは絞られて1.5S(G)、1.5L(GX)、1.5XG(GaeroLIMTED)となる。()内はOEM元でのグレード名。

1.5RS

1.5S

2001年、OEM元のウイングロードと同時にビッグマイナーチェンジ。従来はエンブレムとグリルのみの違いだったが、今回はグリルのみならずフロントパネル全体がオリジナルとなっている。グレードは1.5S(G)、1.5XG(GaeroLIMTED)、1.5RS(Saero)となる。




2005年、OEM元のウイングロードと同時にフルモデルチェンジした。引き続き、エンブレムとフロントパネルの違いとなるが、フロントパネルはバンと共通の物となった。
ファミリアがアクセラにモデルチェンジして3ナンバーに変更されたことから、空白を補うべくグレードは拡大されて特別仕様車やカスタマイズカーの設定を除けばOEM元とほぼ同じで15C(1.5S)、15E(1.5オーセンティック)、15S(1.5M)、18E(1.8オーセンティック)、18Z(1.8G)となり、オーセンティックの名は使われていない。OEM元と同様に2018年に生産終了。

Posted at 2018/09/30 17:17:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2017年02月12日 イイね!

もしタイタンがずっと自社製で続いていたら…

旧ブログからの移行記事で2016年に作られたものです。

もしタイタンがずっと自社製だったら・・・ってことで作ってみました。自社製最後の4代目はなかなか中々秀逸なデザインで実際にグッドデザイン賞を受賞している程ですから続けて欲しかったですね…

系譜(現実でエルフのOEMになった2004年以降)

・4代目タイタン/タイタンダッシュ
2004年 マイナーチェンジ。新短期規制に適合。LPG車を新たに設定し、AT車の設定を拡大。
またタイタンのエンジンはフォード設計の「デュラトルク」と呼ばれる3.0Lディーゼルターボエンジン以外は全ていすゞ製となり、4.0L・4.8L・4.8Lターボの2種類となる。タイタンダッシュのディーゼル車はボンゴと同様の2.0LディーゼルターボエンジンとDPFを採用。全車に運転席エアバッグが標準装備。

2005年 一部改良。

タイタン ワイドキャブ DX フルワイドローロングボディ 

タイタン 標準キャブ カスタム ワイドロー

タイタンダッシュ DX 1t積み

2007年 マイナーチェンジ。新長期排出ガス規制適合。
フロントデザインを大きく変更し、海外で販売されているBT-50に似た物とした。なお、このデザインはタイタン・タイタンダッシュ共に採用される。引き続きタイタンダッシュはグリルやガーニッシュの塗り分けが異なる。

DX

カスタム

また内装も新デザインに移行し、DXにファブリックシート・カスタムにスエード調のシートを採用した。さらにカスタムには運転席アームレストや木目調パネルなども装備する。その他にも装備の充実が図られている。
イージードライブ化が求められる中で新たにZF社製のAMTをタイタンに設定した。

2009年 一部改良。

2011年 一部改良。ポスト新長期排出ガス規制に適合。自社製新型エンジンの開発遅れのため、タイタンのエンジンは一時的にいすゞ製3.0Lのみとなる。

・5代目タイタン/タイタンダッシュ

:タイタン ワイドキャブ

:タイタン 標準キャブ

:タイタンダッシュ

2013年 13年ぶりのフルモデルチェンジ。マツダの新世代技術である「SKYACTIV TECHNOLOGY」を商用車で初めて採用した。
新世代マツダ車の共通デザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」を採用し、ダイナミックで生命感ある動きが表現された。フロントグリルには金属の塊から削り出したような重厚な質感の「シグネチャーウィング」を採用している。

近年のこのクラスのトラックではエルフ・デュトロのようにワイドキャブのみ新設計で標準キャブは従来型から流用する例や、キャンターのように全て旧型から流用した例もあったものの、タイタンでは居住空間確保のため標準キャブ・ワイドキャブが別設計としつつも新設計のキャブとなっている。
ただしサイドウィンドウを標準キャブ・ワイドキャブで共通化させた上に広くさせため、標準キャブの中では比較的窓が大きめとなっている。
また従来型ではタイタン/タイタンダッシュの区別がエンブレム以外にもフロントグリルや側面ドアの塗り分けでも区別されていたが、新型ではそれらの区別が無くなった。



内装は水平基調の物とし、操作性とデザイン性に優れた物とした。なおマツダコネクトは商用車のため採用されない。
エンジンは久しぶりに全機種が自社製となり、タイタンのエンジンは本車種より採用される新開発の3.0L・SJ-VPTS型を採用し、タイタンダッシュのエンジンはCX-5などで使われるSH-VPTS型を採用する。
なおSJ-VPTS型はトルクの違いにより3種類が存在する。トランスミッションはどちらも新開発の5速MTと8速AMTが設定される。

グレードは3種類存在し、CD・DX・カスタムとなる。


CD


DX



カスタム

・バリエーション

タイタンダッシュ 1t積み シングルワイドロー

タイタンダッシュ 1.5t積み ダブルキャブ シングルワイドロー

タイタン 2t積み ワイドロー

タイタン 3.5t積み フルワイドローロングボディ 

タイタン 3.5t積み ダブルキャブ フルワイドロー



タイタン ダンプ 2t

タイタンダッシュ 冷凍車(TESMA)

タイタン 標準キャブ 冷凍車(TESMA)

タイタン 標準キャブ ドライバン(TESMA)


タイタン ワイドキャブ ドライバン(TESMA)


タイタン ワイドキャブ ウイングバン(TESMA)

タイタン ワイドキャブ 車載車(TESMA)

タイタン ダンプ 2t オプション装着車

2015年 一部改良。先進安全技術「i-ACTIVSENSE」をオプションで設定し、スマート・シティ・ブレーキ・サポートを採用した。また燃費性能の向上で75%減税となる車型を増やし、一部の装備を変更した。




2016年 タイタンをマイナーチェンジ。平成28年排出ガス規制適合。
全車に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を基本的に標準装備とし、商用車向けに改良されたマツダコネクトを初採用し(オプション設定)、通信機能を装備させた。また「i-ACTIVSENSE」を強化しメーターパネルや内装もそれに合わせて変更された。

2017年 タイタンダッシュをマイナーチェンジさせ、平成28年排出ガス規制適合車を追加。マイナーチェンジ内容は前年のタイタンと同様である。


:タイタン 標準キャブ

:タイタン 標準キャブ カスタム

:タイタン 標準キャブ ダンプ

:タイタン ワイドキャブ

:タイタンダッシュ

2020年、タイタン・タイタンダッシュ共に全車がマイナーチェンジ。登場以来7年ぶりに初めて大掛かりなフロントデザインの変更を受け、直接基調の新フロントデザインが採用され、LEDヘッドライトを標準装備とした。


:DX

:カスタム

また内装もシート生地やメーターパネルの変更などが行われた他、安全装備の改良も図られた。

Posted at 2019/08/31 16:42:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ

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