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2016年08月08日 イイね!

マツダ・ボンゴ 新型

旧ブログからの移行記事で2016年に作られたものです。

2015年、マツダは小型1BOXバン・トラックのボンゴシリーズを16年ぶりにフルモデルチェンジすると発表した。歴代モデルとしては5代目のボンゴとなる。ただし従来型の4代目ボンゴが3代目のビッグマイナーチェンジレベルであったために実質的には32年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

この新型ボンゴは近年のマツダ車に採用されているSKYACTIV TECHNOLOGYが使われているのが特徴で、エンジンのみならずシャシーやボディ、トランスミッションに至るまで使われている。型式としては従来型のSK系に続いてSL系となる。
1tサイズの1ボックスバン、ブローニィやディーゼル車が復活したのが特徴で、ブローニィには専用のフロントマスクが装備されている。

・エクステリア


エクステリアデザインは近年のマツダ車共通のデザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を採用し、今までの商用車には無い躍動感あるダイナミックなスタイルとなった。上級グレードのGL・GLスーパーではメッキグリルを採用し、上質さを出している。
ボディサイズは従来型とあまり変わらず、5ナンバーサイズに収まっている。また、ワイドローを除いたDX・GLにホイールキャップを装備しGLスーパーにはアルミホイールを装備している。
またバン・ブローニィのエンブレム・ステッカーはフロントにはMマークのみ、リアはMマークと左側に車名エンブレム、右側にSKYACTIVエンブレムを配している。なおDXはMマークを除きエンブレムでは無くステッカーとなる。トラックは左側にMマークと車名のステッカーが貼られる。

・インテリア

インパネは水平基調のデザインとし、操作性に優れたものとした。また、GLスーパーにはピアノブラックのアクセントパネルを装備し、上質感溢れる空間としている。
また、MT・AT共に全車インパネシフトを採用した。マツダコネクトをGLスーパーに標準装備し、その他のグレードではオプションとしている。

1BOXにふさわしい広大な空間を確保し、GLとGLスーパーはシートアレンジも豊富でフルフラットにすることも可能としている。

・メカニズム
エンジンは従来型から一新され、ボンゴバン・トラックのガソリン車はSKYACTIV-G 1.5のP5-VPR型とSKYACTIV-G 2.0のPE-VPS型が搭載される。ボンゴブローニィのガソリン車はSKYACTIV-G 2.0のPE-VPS型が搭載される。ディーゼル車は全車、SKYACTIV-D 2.2のSH-VPTS型を搭載する。

トランスミッションは6速MTと6速ATとなる。6速となったのは他車種との部品共用化のためである。
駆動方式は2WDと4WDだが、4WD車は旧式の副変速機付きパートタイム4WDからCX-5などと共通のi-ACTIV AWD(フルタイム4WD)に変更された。

・グレード
*DX


バン


トラック


ブロー二ィ

インパネ

インテリア

ベーシックグレードで、FM/AMラジオやファブリックシート、マニュアルエアコンなど装備を簡略化している。荷室はワイドローと低床から選択可能で、運転席側のスライドドアの有無や、バンは後席無しの2人乗りと有りの5人乗り、ブローニィは後席無しの3人乗りと有りの6人乗り、9人乗りから選択可能である。


後部座席の有無が選択可能で、後部座席が無い場合はスライドドアウインドウは固定窓となるが、後部座席付きの場合はスライドウインドウが装備される。




ワイドローの場合はホイールキャップが装備されず、スチールホイール剥き出しとなる。また右側のスライドドアが無い4ドアの場合はプレスラインが異なる。なおこれらはGLでも共通である。


ブローニィ DX 9人乗りの室内。なおGLの9人乗りでもフルフラットには出来ない。

*GL


バン


トラック


ブローニィ

インパネ

インテリア

上級グレードで、メッキグリルやダークティンテッドガラスやクロスのシート、CDプレーヤー、フルフラットシートなどを装備している。荷室はワイドローと低床から選択可能で、運転席側のスライドドアの有無や、ブローニィに限り5人乗り、6人乗り、9人乗りから選択可能である。

*GLスーパー


ボンゴバン GLスーパー エクステリア


ボンゴブロー二ィ GLスーパー エクステリア

インパネ

インテリア

最上級グレードで、バンとブローニィにのみ設定される。マツダコネクト、アルミホイール、カラードドアハンドル、カラードミラーなどを装備している。シートはフロントシート・リアシート共に大型のものを採用しており、座り心地に優れている。また、リアシートには3点のアームレストも装備している。低床、5ドア、5人乗りのみの設定である。

・ボディカラー
ボディカラーはバンDX/GL・トラック全車がアークティックホワイトとアルミニウムメタリックの2色だが、GLスーパーにはそれらに加えてジェットブラックマイカとソウルレッドプレミアムメタリック,チタニウムフラッシュマイカやスノーフレイクホワイトパールマイカなども設定される。

*GLスーパー ボディカラー




:ソウルレッドプレミアムメタリック




:スノーフレイクホワイトパールマイカ




:チタニウムフラッシュマイカ




:ディープクリスタルブルーマイカ




:メテオグレーマイカ




:ジェットブラックマイカ




:アルミニウムメタリック




:アークティックホワイト

*バンDX/GL・トラック全車 ボディカラー
:アークティックホワイト(上記グレード一覧を参照)





:アルミニウムメタリック

・オプション
新型ボンゴには従来型と比べて多くのアクセサリーパーツが設定されており、エアロパーツやローダウンサスペンション、アルミホイールなども設定されている。

GLスーパーのオプション装備車。MAZDASPEEDのフロントアンダースカート、サイドアンダースカート、リアアンダースカート、リアルーフスポイラー、18インチアルミホイール(ガンメタリック)を装備。

DXのオプション装備車。アクリルバイザー(フロント・リア)、ルーフキャリア、リアラダーを装備。

この他、室内用には本革のシフトノブやシートカバー、ハンドルカバーやカーテン、サンシェード、イルミネーションなども設定されている。

・特装車
従来型同様、TESMAブランドで多くの特装車を設定している。

バン フレッシュバン

バン リフターバン

ブローニィ 福祉車両 車椅子送迎車

トラック 冷凍車・冷蔵車・保冷車・ドライバン

トラック 移動販売車

トラック ミニダンプ

トラック 簡易ダンプ

トラック 深ダンプ

トラック ミニクレーン

トラック 灯油ローリー

トラック テールゲートリフター
Posted at 2018/09/13 20:37:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ
2015年01月27日 イイね!

マツダ ボンゴブローニィワゴン

旧ブログからの移行記事で2015年に作られたものです。

1993年、マツダはボンゴブローニィワゴンのマイナーチェンジを行った。フロントデザインが大きく変更されてメッキグリルを使用した高級感あるものとしている。これにはハイエースワゴンやキャラバンコーチと比べて装備・質感で劣っていたためより高級感を出すのが狙いとしている。
外装は大型メッキグリルの採用やブラックピラー化、ドアハンドルのカラード化などでボンゴワゴンと差別化を図った。

内装に関しては木目調パネルをふんだんに使用したことで高級感を演出させ、オートエアコンの一部グレードで標準装備化、パワーミラーの標準装備化、ベージュ内装の設定、新設定の最上級グレードのエクスクルージブにキャプテンシートの装備など充実装備化を図った。

エクスクルージブの車内。キャプテンシート装備の7人乗りとなっている。
グレードはエクスクルージブ、リミテッド、GSX、DXの4種類で、DXは従来モデル同様、バンに準じた内外装である。このマイナーチェンジは一定の効果があったようで、従来モデルと比べて販売台数は増加した。しかし、ハイエースワゴンやキャラバンコーチの販売台数には遠く及ばなかった。

1995年、ボンゴブローニィワゴンはボンゴフレンディ登場に伴い、フレンディと継続生産するボンゴワゴンに統合されて絶版となる予定だったが、この2車種はブローニィワゴンよりも1クラス下で、マツダのラインアップに上級1BOX車の空白が空くことから、マイナーチェンジのうえ、生産継続することになった。
この時のマイナーチェンジではリミテッド、GSXにはオートフリートップ車も設定され、オートフリートップ車以外でもDXを除いてサンルーフが標準装備されるようになった。


1997年にもマイナーチェンジが行われ、運転席・助手席ドアの形状が変わった。ディーゼル車は新開発の2.5L・WL型を搭載した。またカーナビゲーションシステムがメーカーオプションで設定された。

1999年にボンゴブローニィのビッグマイナーチェンジに伴い、ワゴンもビッグマイナーチェンジされた。


外装はデザインが大幅に変更された。2列目以降のサイドウィンドウにメッキモールが装備されているのが特徴である。また、エアロパーツを装備したグレードも設定された。

内装はさらに木目調パネルを使用しており、高級感がさらに高まった。シートはセカンドシートにMPV同様、KARAKURIシートを装備しており、本革シート車も設定される。また、カーナビゲーションシステムがDXを除いて装備された。

DX

グレードは以下の通り
・エクスクルージブ
・リミテッド
・リミテッド オートフリートップ
・GSX
・GSX オートフリートップ
・DX 10人乗り

エンジンは2.0直4と2.0ディーゼルターボに加えV6 2.5Lも設定され、エクスクルージブとリミテッドのガソリン車に設定された。

このように装備を充実させ、グレードも増やしてパワーのあるV6エンジン車を設定するなど、商品としての魅力を大幅に向上させたボンゴブローニィワゴンだったが、ライバルが既にセミキャブ化していたこともあり、販売台数は伸び悩んだ。
対策として、ブリーザ(フレンディ、MPVなどにも設定)、フィールドブレイクといった特別仕様車を設定するも、カンフル剤にはならなかった。
このため、2004年にはGSXを廃止し、オートフリートップ車とDX以外の直4エンジン車・ディーゼルエンジン搭載車を廃止した。
販売台数は落ち込み続け、末期には十数台まで落ち込んだ。衝突安全基準が強化されたこともあって、DXを除いて2008年にビアンテとMPVに統合されて事実上絶版となった。DXはバンの一バリエーションとして統合されることで継続となった。
2012年に登場したビアンテ・グランツは事実上の後継車である。

Posted at 2018/09/14 01:49:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーコラ マツダ | クルマ

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