もしスズキも小型ライトバンのラインナップがあったらという設定で作りました。

1996年、スズキでは1988年のカルタスバン生産終了以来久々となる小型ライトバンとしてカルタス・クレセントバンが登場した。
このカルタス・クレセントバンは同時に発売されたカルタス・クレセントワゴンをベースに4ナンバーバンとしたもので、クラストップの低価格と荷室の広さが特徴となる。
エンジンは1.3LのG13B型と1.5LのG13A型、そして4WD車向けに1.6LのG16B型を設定する。グレードはエアコンレスの下級グレードのCA・快適装備をプラスしたCS・エアバッグやパワーウィンドウなども装備するCFとなる。
ラインナップは1.3CA・1.3CS・1.5CS・1.3CF・1.5CF・1.6CS-4・1.6CF-4となる。全車に5MTと4ATが設定されている。

1.3CA

1.5CF

1998年 カルタス・クレセントがマイナーチェンジに伴いカルタスに変更されたことから本車種もマイナーチェンジを受けてカルタスバンに変更された。
またフロントデザインも他と同様の新デザインに変更された。グレード構成などに変化は無い。
2000年 一部改良。装備を変更しCSにエアバッグを、CFにカラードバンパーを標準装備した。
2004年 カルタスワゴンの生産終了後も継続販売していたが、販売台数の減少から自社生産を終了した。

2004年に8年ぶりとなるフルモデルチェンジを行った。自社生産終了に伴い日産自動車からADバンのOEM供給を受けることになった。
外観上ではエンブレム類など最低限の変更のみならず、フロントグリルも専用デザインに変更されている。これは翌年登場のセレナのOEM車であるランディとも共通である。
グレードはCA(DX VEパック)・CS(DX)・CF(GX)・CFリミテッド(GX SVパック)となる。なお()内はOEM元のADでのグレード名となる。ラインナップはグレード名を除いてADと全く同じであり、これまで無かった1.8L車も設定される。

CS

CFリミテッド

2007年にはOEM元のADのフルモデルチェンジに伴い、カルタスバンも3年ぶりにフルモデルチェンジされた。引き続き日産自動車からADバンのOEM供給を受けており、エンブレム類以外にフロントグリルも専用デザインに変更されているのも共通である。グレードはCA(VE)・CS(DX)・CF(エキスパートVX)・CFリミテッド(エキスパートLX)・CL(エキスパートGX)となる。
なおラインナップはグレード名を除いてADと全く同じである。

CS

CL
2008年には旧型が継続販売されていた4WD車がフルモデルチェンジした。なお一部改良の時期・内容に関してはOEM元のADと共通である。

2016年にはOEM元のADがマイナーチェンジしたことから、カルタスバンもマイナーチェンジされた。引き続きフロントグリルは専用デザインに変更されている。
エマージェンシーブレーキの標準装備化など安全装備の充実が図られたのが特徴である。
グレードはCA(VE)・CS(DX)・CF(エキスパートLX)・CL(エキスパートGX)の4種類となる。

CS

CL
Posted at 2019/11/04 21:41:08 | |
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