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Nahan-c35のブログ一覧

2019年10月13日 イイね!

カタログ 日産 Y31セドリック営業車 最終型

ようやくカタログアップを再開します。今回からしばらくはタクシー用車両のカタログを上げていきたいと思います。


今回取り上げるのは日産の中型タクシー、Y31セドリック営業車のカタログです。言わずと知れた日本を代表する長寿車でマニアも多い1台ですね。

このY31系は1987年に登場し、ユーザーの若返りを図って走りに力を入れてスポーツ性を向上させたグランツーリスモを設定したのが特徴です。また翌年には本車種をベースに専用の3ナンバーボディをもった初代シーマも登場しています。バブル真っ只中で高級車が売れに売れた時代の中で大ヒットしました。
なおシーマの開発に予算を取られたためにこの代ではワゴン・バンは開発されずハードトップとセダン(営業車・教習車含む)のみとなり、旧型のY30型が1999年まで継続して販売されました。


↑当時のCMです。このCMに出演していた坂本龍一さんは20ウン年後にリーフのCMでまた日産車のCMに出ています…

その後ハードトップ・シーマは1991年にY32系にフルモデルチェンジしますが、営業車・教習車含むセダンはマイナーチェンジで内外装が大幅に変更された上で継続販売します。
1999年にはグロリアセダンが、2002年には自家用セダン・教習車、そして営業車のガソリン/ディーゼル/直6LPG搭載車が廃止されて大幅に整理され、さらに2007年には3ナンバー車が、2009年には伝統のタクシーインスト廃止などの縮小を受けながらも生産を継続していました。

しかし2014年をもってNV200バネットタクシーに後を譲る形でとうとう販売終了し、27年の歴史に幕を下ろし、同時に54年続いたセドリックの名も消滅してしまいました…

ただ生産終了から5年が経過するものの、後継のNV200は見た目がタクシーに見えない・乗り心地がよろしくない・メンテナンスで慣れているセドリックの方がいいなどの理由から、あまりNV200への移行は進んでおらず、都心部でも未だに多くのセドリックが現役で走っています。

今回取り上げるカタログは最後の一部改良が行われた2012年6月以降の物で、最終型となります。


コンセプトのページです。2010年からホイールキャップが専用の物からC26セレナと共通の物に変更され、昔ながらのフォルムを保つセドリックには似合わないものになってしまいました…
また歩行者保護の新基準に適合するためフードやフロントフェンダーの形状が変更されたことからフェンダーミラーの設定も無くなりました…

インテリアのページです。
タクシーインストこそ廃止されましたが、1991年のマイナーチェンジで採用されたインパネを継続しており、ステアリングの日産ロゴも1991年~2001年までの古いタイプのままでした。
ただしこれは元々フロントがベンチシートの6人乗りになることを想定したインパネのため(セパレートシート用には別のインパネが存在しました)、シート間のコンソールが何も無くスカスカな状態になってしまっています。

またカスタムとオリジナルというグレードはリアのパワーウィンドウが装備されず、フロントのみパワーウィンドウ・リアは手回し式となるのですが、このフロントのみのパワーウィンドウの名称が
サンクスパワーウィンドウ

というのです。何がサンクスなんでしょうかね…むしろノーサンクス…


メカニズムのページです。最終型のエンジンはLPGのNA20P型のみとなっていましたが、アイドリングストップも搭載されて改良が図られています。
NAエンジンは1989年に登場し、小型商用車向けに耐久性を考慮した設計が特徴です。このNA20P型は1991年のY31セドリック/グロリアセダンのマイナーチェンジに伴い登場し、1クラス下のクルーにも搭載されて長らく生産されていましたが、2014年のセドリック営業車生産終了に伴い同時に生産終了しました。

安全装備は設計が古いのでABSぐらいしかありません。


グレード一覧のページです。クラシックSV・スーパーカスタム・カスタム・オリジナルの4グレードとなっていました。
最上級のクラシックSVのみ、カラードバンパーとメッキモール、木目調パネルが装備されます。

ボディカラーは何故かホワイトが2色あります…パールとソリッドという違いでは無いはずなので謎ですね…

主要諸元のページです。


裏表紙です。


オプションカタログの紹介に入ります。


タクシーの定番でもあるオートドアはロッドタイプとバキューム式で2種類も用意されています。
マットガードのNISSANロゴも古いタイプのままですね…

昔ながらのレースカバー、ピュアトロンが設定されておりルノーと組む前の日産車らしさが存分に残っていますね…
そして毛ばたきが2種類ある上に高い方は47250円もします…
純正とは言えこれは結構高い気が…ドンキなら2000円ぐらいで買えそうだけど…

でも昔ながらの高級車って感じはしていいですよね、、、


チャイルドシートも設定されています。個人タクシーでの使用を考慮したのでしょうか。

裏表紙です。
Posted at 2019/10/13 02:31:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ 日産 | クルマ
2019年03月02日 イイね!

カタログ 日産 パラメディック 旧型


今回より再びうp主の所有するカタログを順次アップロードしていくことになった訳ですが、
いきなりレアな救急車のカタログからアップロードしていきますw



第一回に取り上げるのは日産の救急車、パラメディックです。

このパラメディックは1998年に登場し、前年にデビューした初代エルグランドのE50をベースにはしているのですが、スライドドアより後ろはE24キャラバン/ホーミーのボディをくっつけたというニコイチ車となっています。変態度高ぇ…
ただ、後ろはE24ベースとは言え元が5ナンバー/4ナンバーサイズでエルグランドより狭いためか、キャラバンより拡幅されているのが特徴です。
個人的にはこのニコイチボディを見るとダイナ/トヨエースのルートバンを思い出しますねw あれも100系ハイエースとのニコイチですから…

このニコイチボディは救急車以外にも使用され、10人乗ることが可能なエルグランド・ジャンボタクシーや、キャンピングカーのベースとして用意されたエルグランド特装車なんていうのもありましたが、エルグランドが2002年にE51にフルモデルチェンジした際に絶版となり、その後はパラメディックのみが生産されていました。
パラメディックはトミカにもなったのですが、トミカではニコイチボディは再現されずにエルグランドのボディのままハイルーフ化していましたね…
そして2010年代に入りトミカリミテッドヴィンテージでエルグランド・ジャンボタクシー共々モデル化され、精巧に再現されていました。

エルグランド・ジャンボタクシー。キャラバンコーチと比べても豪華な内装が特徴だった。

そしてパラメディックは去年まで現行だったのですが、20年ぶりのフルモデルチェンジを果たして現行のNV350キャラバンベースになりました。
そしてこれが事実上、国内において2018年唯一の日産の新型車になりました…


メーカー自らPVまで出しています。
そしてこれはE50エルグランドのボディが21年、E24キャラバン/ホーミーのボディが32年の歴史に幕を閉じたと言っても良いのかもしれません…

パラメディックは1992年に初代モデルが登場し、こちらは2tトラックのH41アトラスをベースとしていました。(これもトミカになりましたね…うp主も持ってます)
しかし1995年に日産は2tトラックの自社生産から撤退し、いすゞからエルフのOEMを受けることになりますが救急車部分のボディは変わらないままベースを変えました。

これに先立ち1994年には通常のE24キャラバン/ホーミーをベースとしたパラメディックIIが登場しました。この2つは1998年に今回紹介する3代目パラメディックにモデルチェンジするまで平行して生産されました。

3代目は元のエルグランドがいすゞにフィリーとしてOEM供給していたこと、ファーゴに救急車設定があったことが理由で、いすゞにもスーパーメディックIIの名称でOEM供給されましたが販売台数はごく僅かで、いすゞの乗用車撤退により2002年に生産終了しています。
その後2006年にそれまでE50エルグランドの前期と同じ顔だった物を後期と同じ顔に変更しています。

さてここからカタログ紹介に入ります。2013年9月時点での物になりますが恐らく最終型もほぼ変わらないものと思われます。

コンセプトのページです。
「新登場」なんて言ってますが、元となったE50エルグランドは当時ですら16年前、E24キャラバン/ホーミーに至っては27年経ってますね…
テールがE24キャラバンそのものですし、年数経過とディーゼル規制でE24をあまり見かけなくなってしまった今となっては懐かしく感じます…

そんな古びたボディには似合わず、プラズマクラスターやアラウンドビューモニターのような最新技術も詰め込まれていますw まあ救急車ですから清潔さが大事ですし…
E24が出た1986年頃なんてピュアトロンと白黒バックモニターがあったかどうかなんて時代ですから信じられませんww

内装のページです。いかにも救急車らしい細かな装備が整然と詰め込まれていますね…そして立って作業するために背が高いです。

装備のページです。酸素ボンベや点滴ビン、なんて物まであります。
そして「パラメディックに搭載可能な医療機器は薬事法の規定によりお客様に別途ご用意頂く場合がございます。」とのこと…日産側で用意出来ない物が何かあるのでしょうか…医療関係者では無いのでよく分からないです…
ストレッチャーを車に載せる際に電動でしてくれるオプションもあるみたいです。あれに患者さんが乗ると結構重たそうですからこれは良いと思いますね。

外観とインパネのページです。ハイルーフのため立ちながら作業をすることが可能になっています。
インパネはモロにE50そのもの…エルグランド以外にセドグロやローレルなどにもついていたステアリングが懐かしいですね…
当然ですが日産のロゴが2001年以前の物という…これを2018年まで続けていたとは恐るべし…
この頃の日産は倒産寸前だったためか、コスト削減でステアリングを様々な車種で共有する例が結構ありました。
そしてシートはビニールレザーで滑りそうだし寒そう…今となっては商用車でもトリコットやニットの時代ですね…
意外にもHDDナビが装備出来ます。救急車専用だったりするのでしょうか。

安全性と走行性能のページです。デュアルエアバッグを標準装備としています。またABSも装備しています。
しかしそれ以外の安全装備は一切ありません。日産インテリジェントモビリティ?何それおいしいの?

4WD車も設定され、エクストレイルなどにも使用されているオールモード4x4を採用しています。エンジンはV6・3500ccのVQ35DEを搭載しています。このエンジンはV35スカイラインなどにも搭載されていました。
なお2001年よりこのエンジンが搭載されており、それ以前はテラノなどに搭載されていたVG33Eを搭載していました。新型は直4・2500ccのQR25DEとなり大幅にダウンサイジングしています。構造上仕方ないとは言え重たい装備を満載する救急車には大型のV6エンジンが合うとは思いますが…


裏表紙です。主要装備と主要諸元が載っています。

ここからはオプションカタログに入るのですが、本カタログよりオプションカタログの方が全然量が多いです。


比較で左がオプションカタログで、右が本カタログです。

さてこれだけのオプションがあるということはどういうことでしょうか。
普通のオプションカタログにはエアロパーツ・ルーフキャリア・シートカバー・オーディオ/ナビ・室内小物…などがあると思います。
しかし、パラメディックのオプションカタログにはそんな物はほぼ皆無と言って良いです…
あるのは医療機器がほとんどで他にはパトランプ、無線などと言ったところです…


なので車のオプションカタログというよりかは医療機器のカタログと言った方が良いです…
ダイハツ車のオプションは他社より豊富だったりしますが、その比ではありません。ちなみに日産の通常の車種のオプションカタログはやや少なめと言ったところでしょうか…
そんな医療機器カタログ?を紹介していきたいと思いますw

うp主は医療関係者では無いため全く知識はありません。そのためコメントが少なく、あっても無茶苦茶なことを言っているかもしれませんがご了承ください。
また量が多いため基本的には4ページ分をまとめて1つの画像にしてあります。そして分厚いために指で抑えている部分もありますがご了承ください。


オプションカタログの表紙です。

目次です。

平面図と架装例です。イラストで書かれているのも珍しいですね…

3面図です。ここから外装部品の紹介になります。


まず最初に入ってくるのはエアロパーツ…では無くパトランプです。パトランプだけでここまであるとは恐るべし…
外部に電源付けられたり、旗を掲げるためのパーツがあるのは流石…と言ったところですね。

せっかくのメッキグリルを赤ラインで潰すことも出来る…のも救急車らしいところです。PARAMEDICのステッカーは後付けみたいですね…なお書体自体は1992年の初代モデルから一切変わっていません。
そしてレスキューセットなんて物もあります。

ステップ、スモークガラスなどのオプションです。

運転室内のオプションに入ります。

まずはスイッチやマイクなどです。サイレンのスイッチのメーカーを変更出来るとは…
そして押しボタンのスイッチだけで2ページも使っています。

サイレンとAV機器、リモコンキーのページです。
サイレンを除けばまだオプションカタログらしいページではあります。ナビの設定もあり立派なHDDナビが装備出来ますが、普通のナビとはやはり違う物が装備されて、DVDやテレビが見れない物なのでしょうか…そこら辺は載っていないので分からないです。
なおリモコンキーは装備出来てもインテリジェントキーは装備出来ません。このリモコンキーのデザインも懐かしさを感じますね。

AV機器とメーター、ランプ、ミラーのページです。MD/CDオーディオも装備出来るようですが、救急車でMDとCD聞くことなんてあるのだろうか…それに今時MDって…
メーターは電圧計とエンジン時間計なんてのが装備出来るみたいです。エンジン時間計というのは一体…回転数はタコメーターだし…

収納などのページです。地図入れだけでこれだけあるとは…まあ普通にドアポケットやグローブボックスに入れるのではすぐには出しにくいから好みに合わせて…ということなのでしょうか…
フックの種類も結構あります。

スイッチのページです。ここからは無線機などの紹介になります。

無線アンテナのスペースと、アンテナ・ケーブルのページです。しかし携帯用アンテナ?が今時FOMA用とは…XiとかPREMIUM 4Gの時代ですし…
うp主はソフトバンク→auなのでドコモには縁が無いですが…

無線機の取付パーツ、配線のページです。配線用のコードのページには画像が一切ありません…

受話器と端子、スピーカーのページです。何か受話器が黒電話みたい…

モニターの取付ユニットのページです。画像では分からないですがAVMモニターというのはNEC製みたいです。何か90年代っぽいですね…PC98とかみたい…

携帯電話用の装備のページです。ドコモとKDDIがあります。ソフトバンクは無いのですか


ここからは患者用装備になります。ストレッチャーやベルト、カーテン、網棚などがありますね。
電動カーテンや冷蔵庫も装備出来るみたいです。どちらもRVブームの頃には四駆やワンボックスで結構あった気がしますが今となっては珍しいですね…

網棚・シンク周りなどのです。付き添い人のためのつり革まであるのですね。
そして石鹸水入れるやつのことをシャボネット…なんて言うらしいです。正式名称初めて知った…
ウエルパスなんているのがあるらしいですが、何なのか分かりません…
他にはタオル掛けまで装備出来ます。シンクを装備する車はキャンピングカーなどでありますがタオル掛けは珍しいのでは…

手すりや収納などです。ニトリとかで売ってそうな感じの戸棚?まで付けられるみたいです…

酸素ボンベの収納とシンク周りの装備です。シンクを潰して収納にすることも出来るみたいです。

収納やフックのページです。ゴミ箱とかトラッシュボックスとか言わずに汚物缶なんて言うらしいですね…

フックや収納のページです。

引き出しの鍵とシートのページです。グローブボックスに鍵がついていることが高級車とかでありますが後からつけれるのは珍しいのでは…

シートと収納のページです。シートそのものを別の物にすることも出来るみたいです。肘掛けつけたり背もたれ高くして快適にしたり…サブのベッドにすることも出来たり…


収納のページです。もうホントに収納のページばかりあるんです…


収納と固定装置のページです。イーバックとオートパルスって何??
パルスと聞くとどうしてもバラバラになることを想像してしまう…いやそれはバルスだったか…(知らない方は天空の城ラピュタでググって見てください)

ここからは電装部品のオプションになります。コンバーターやコンセント、時計などがありますね…
そして車なのに部屋にあるようなアナログ時計を付けることも出来てしまいます。

温度計や衛生関係の装備、ランプなどのページです。紫外線殺菌とか、オゾン殺菌とか出てきてますが、これでも車のカタログです。

蛍光灯のページです。

酸素ボンベのページです。川重製と書いてありますがバイクのカワサキで有名な川崎重工業のことなんでしょうかね…
ドイツ式とヨーク式って何だ??



ストレッチャーのページです。説明出来ないので全部まとめてしまいましたが、純正のストレッチャーだけでこんなにもバリエーションがあり圧倒されます…恐るべしです…
枕があるか無いかとか色々あるんでしょうが…

ここからは取り付け金具になります。吸引器の金具のようで、吸引器本体にはレールダルなんて商品名があるみたいですね…

モニターと呼吸器、除細動器の金具のページです。GEってアメリカのゼネラルエレクトリックのことなのでしょうか…

輸液ポンプや吸引器などの金具です。最後に出てくるCPRボートって何だろ…


搭載品のページです。



索引と主要装備・主要諸元のページです。そりゃあこれだけあったら索引ぐらいあって当然ですよね…
そしてオプションカタログが分厚いために主要装備・主要諸元がこちらにも書いてあります。

裏表紙です。


今回はいきなりレアで特殊なカタログをアップしてしまいましたが、勿論普通の車種のカタログも持っているので今後はそちらも紹介していきます。
主にセダン系や商用車が多いですね…日産ならフーガ、シーマ、ティアナ、ローレル、セドグロ、キャラバン、バネットで、トヨタならマークX、プレミオ、クラウン、ハイエース、などなどと言ったところです。

Posted at 2019/03/02 19:52:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ 日産 | クルマ
2016年03月07日 イイね!

カタログ 日産ディーゼル・ファインコンドル

*旧ブログからの移行記事です。


今回紹介するのは日産ディーゼル(現・UDトラックス)の中型トラック、コンドルの3代目(先代型)となるファインコンドルの登場時のカタログです。

ファインコンドルは1993年に登場し、旧型のコンドル専用設計のキャブから初代以来となる大型との共通キャブ(ビッグサムと共通)になり、中型車で最後まで角型ヘッドライトを採用していたコンドルもこの代でようやく異型になりました。その後何度かのマイナーチェンジを経て2011年に2010年に登場した現行型のラインナップが揃うまで生産され、海外向けには現在でも生産されています。

今回はファインコンドル登場時のCMが無かったので代わりに1997年のショートキャブ車のコンドルZ登場時のCMで我慢してください…ファインコンドル登場時のCMも存在するとは思うのですが…
しかし、このコンドルZ登場時のCM、やたら苦情が来て放送中止になったという伝説のCMだったりするw
まあパンチラ見えたりおっぱいをエアバッグに例えたりしてるんだから当然だろwwwwww UDの異色ぶりの象徴とも言うべきCMwwwww

このページではトラック好きなガキ子供からの一度乗ってみたい乗り物としてそのままでいて欲しいという夢のある思いが載っていますが、
だったら今年になって発表したコンドルのOEM化はさっさと撤回しろよ!!つまらなくなって子供の夢ぶち壊しじゃないか!!(爆)
実は、今年にUDトラックスは中型トラックのOEM化を発表してしまいました…2008年に発表されたいすゞと日野の大型トラック共同開発計画のように撤回することを祈ります…

イメージ写真です。この頃はまだ「NISSANDIESEL」のロゴがレゾナから採用された古いタイプのものでした。

イメージ写真その2です。ネット上に資料が少ないので知らない方も多いかもしれませんが、ファインコンドルのカタログ塗装はこんな感じでしたw 初期型らしくその後のモデルと比べるとスッキリとしたデザインですね。ただ、2年後の1995年にはUDのロゴ変更に伴いマイナーチェンジされているためこの顔は前から少数派だったと思います。


イメージ写真その3です。しかし何だか同時期の競合車のカタログと比べて作りが安っぽく感じるのは気のせいだろうか?


コンセプトのページです。ここでも「乗る人、見守るすべての人、その子供達へ…」と子供へのメッセージが載ってますが、トラック好きの子供のことを考えたカタログは珍しい気がしますw また、運転の楽しさなどと書いてありますがスポーツカーでは無いのに珍しいと思いますw

ちなみにうp主も幼い頃からトラック好きでしたが他の子供が「だんぷかー」「みきさー」ぐらいしか言えない中、4歳ぐらいの時には「えるふ」「ふぁいたー」「びっぐさむ」など当時の現行車の名前はまあまあ言えていた変態少年でしたw 親曰く最初に覚えた車の車名はエルフだそうですしw


インテリアのイメージ画像です。2011年の最終型とはインパネの形状が異なりますが、1999年のマイナーチェンジの際に変更されているためです。登場時のタイプの方は外観以上にかなり丸みを帯びてますねw ただ、スイッチの操作性では後年のモデルの方が良さそうですw 


インテリアのバリエーションです。カスタムのインテリアカラーが2色も設定されており、かなりコストがかかってますw コスト重視の現在ではまずあり得ないでしょうし、コストのかかった車種が多かった当時でもかなり珍しいのでは?って思います。


室内装備のページです。この頃になると既にエアコンやキャブサスペンションが標準装備となっています。ベッドスペースの広さは大型と設計を共通化したことで旧型と比べてかなり広くなってます。現行型もベッドはライバル車と比べて広めでベッドの広さはUDの特徴でもありますよね。それに比べて07フォワードのベッドの狭さと言ったら…


運転環境のページです。それにしても本当に90年代らしい丸っこいインパネだなぁ… 「五感とクルマが一体となる楽しさ」というのはスポーツカーのカタログのようです。
子供のことを考えたり、スポーツカー風に謳ったりと何だかこのカタログはトラックのカタログでも異色の存在??コンドルZのCMといい、UDってホントに異色の存在なんだなぁ…


実用性のページです。灰皿にランプが付くなど照明類が充実しています。シートアンダーボックスが装備されているのも特徴ですね。


エクステリアのページです。クルージングレンジャーや翌年に登場する320フォワード同様ヘッドランプとフォグランプが一体型となっています。当時のトレンドだったと思われます。基本設計を共有するビッグサムの初期型、2年前に登場しUDも開発に参加したF23・H41アトラス/コンドル20・30とデザインの雰囲気が似ています。それにしても最終型と比べると本当にスッキリしたデザインだなぁ…


安全性と環境性のページです。今ほど環境性を強く主張していないところに時代を感じます。今はエコエコばかりですし… 追突警報装置がこの時期に設定されているのは意外ですw


エンジンのページです。エンジンは基本的に6種類で、全車6気筒エンジンのFE6型エンジンです。FE6型は1980年に登場した中型車用のエンジンで中型バスRMにも搭載されています。最終型では開発費削減のために日野製のJ07E、J08E型エンジンになってしまいました…ただ、現行型では自社製のGH7型エンジンになっていますし、海外向けコンドルにはFE6型エンジンが今でも搭載されているようです。


シャシーのページです。キャブバックパネルは現行型と同じことが分かります。これはクオンとビッグサムのキャブバックパネルが共通なのと同じ関係です。

カスタムのページです。カスタムⅡ、カスタムⅠとカスタムだけで2つもグレードが設定されており、内装色が2色も設定されているのと同様カスタムには力を入れているのが分かります。カスタムⅡには専用色としてダークグレーメタリックが設定されています。
そういえば現行型のカタログ(UDトラックスのホームページで確認出来ます)にはカスタムは簡単な文章のみの紹介で詳細は載っていません…何故でしょうか…


標準装備とオプションのページです。コンセントが標準装備なのは意外です。ディーラーオプションでは定番のメッキパーツやウインドディフレクターの他、電動カーテンなども設定されています。

バリエーションのページです。前述の通り生産期間が短いのであまり見た記憶がありません。バキュームカーに至っては一度も見ていないと思います。


裏表紙です。この「日産ディーゼル」のロゴは古くは60年代から使われていましたが1995年に廃止されました。


ここからはスペックシートの紹介となります。


バリエーション一覧表と主要諸元表です。


主要諸元表その2です。


主要諸元表その3です。


主要諸元表その4、パワートレイン一覧表です。


走行性能曲線図です。


走行性能曲線図その2です。


車両寸法図です。


装備表と箱車の4面図です。


平ボディの4面図とスペックシートの裏表紙です。
Posted at 2020/01/04 01:26:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ 日産 | クルマ
2015年06月07日 イイね!

自動車カタログ 日産・アトラスH41

旧ブログからの移行記事です。

今回は日産の小型トラック、アトラスのH41型を紹介します。H41型は1991年に登場し、斬新なデザインの丸っこいキャビンと異型ヘッドライトで登場しました。2t~3t系アトラスの2代目となり、日産ディーゼル(UD)向け姉妹車のH41コンドル20・30もあります。翌年には1t系のF23型とウォークスルーバンのアトラスロコが追加されます。
また、コンドルにはファインコンドル(3代目の中型コンドル)のシャシーに本車種のキャブを載せたコンドルSもあるなど、かなり複雑ですので2代目アトラスシリーズを簡単にまとめてみますと、

・積載量1t~1.5tのF23アトラス
・積載量2t~3tのH41アトラス(今回紹介するのはこれ)
・積載量3.5tの日産ディーゼル・アトラス(今回のH41のカタログにもあったが詳細不明)
・F23ベースの1tウォークスルーバン、アトラスロコ100
・H41ベースの2tウォークスルーバン、アトラスロコ200
・積載量1t~1.5tクラスのUD向けOEM車、F23コンドル10
・積載量2t~3tクラスのUD向けOEM車、H41コンドル20・30
・積載量4tクラスのベッドレス車、2代目コンドルS

となります。
ちなみにUD版はOEM車扱いですが、生産はアトラスロコ以外全てUDの上尾工場で行われていましたが(アトラスロコは日産車体京都工場製)、コンドルS以外はUDの工場で作っていながら日産からUDへの委託生産という扱いであり、かなり複雑な関係でした。また、開発も日産とUDの共同開発でした。


H41アトラスは登場時、森脇健二さんをイメージキャラクターに起用し、CM曲に若大将こと加山雄三さんの「夜空の星」を起用したCMが放送されていました。


また、OEM車でありながら姉妹車のH41コンドル20・30もかとうれいこさんを起用したCMを放送し、CM曲には同じくかとうれいこさんの「ステキなことだと思うから」が起用されました。
他にも動画はありませんが、1994年のコンドルSのCMにはバブル期に大ヒットしたアイドル、Winkの相田翔子さんが起用されていました。

姉妹車揃って宣伝に力を入れ、斬新なキャブでセンセーショナルに登場したH41でしたが、1995年に悲劇が訪れます。
日産はバブル期の過大投資が原因でバブル崩壊による経営悪化が深刻化し、車種のリストラやコスト削減を図っていた時期でした。

そこで販売台数が乗用車より少なく利益率も少ない商用車は特にリストラが進められ、前年にセレナカーゴ登場後も生産継続していたC22バネットがボンゴのOEMになり、サニトラが24年目で生産中止になったのに続き、
2tアトラスもH41型登場からわずか4年で5代目エルフのOEMとなってしまい、前身のキャブオールやクリッパー(軽トラの方ではありません)、プリンス・キャブオーバーから続いた歴史はここで途絶えたといってもいいでしょう…
翌年にはアトラスロコの生産も打ち切られ、エルフUTのOEM車、アトラスMAXに替わりました。しかし、1t系のF23は2度のフェイスリフトをしながら生産継続し、2007年に現行のF24にバトンタッチするまで15年も生産されました。


↑追記ですが、当時のPV映像です。様々な特装車の紹介に工場で荷台を架装される様子の映像もあります。
さらに司会者2人の背後には貴重なデザインスケッチもあります。それにしても女性司会者の棒読み感…(仕方ないけど)
そしてドライバンの組み立てのシーンは何故か旧型のH40型ですし…

ペーパークラフト 日産・アトラス H41
↑さらに追記ですがペーパークラフトを扱う別ブログで本車種のペーパークラフトを制作したのでリンク載せておきます。


コンセプトのページです。今回のカタログは1992年に4WD車やワイドキャブが追加された際のカタログになります。
先代型のH40は最後まで丸目を突き通し、角目になったライバルと比べて時代遅れな印象を与えていましたが、同時期のP10プリメーラやK11マーチにも通じる丸みを帯びたスタイリッシュなキャブに生まれ変わりました。
個人的には5代目エルフより良いデザインだと思いますし、エルフのOEMになったことが悔やまれます。また、UDも開発に参加しているためか、同世代のビッグサムやファインコンドルに似た雰囲気がある気がします。コンドル10初期、コンドルS中期はアトラスとは異なる専用のグリルでした。


目次のページです。イラスト付きで細かく掲載されています。


エンジンのページです。FD46型を筆頭にFD42型、BD30型となっておりH40型とは異なりターボエンジンの設定が無くなりましたが、
これがトラックドライバーの方々にとっては本当にキツかったそうで、坂道ではかなり苦労したとか……
そんなエピソードがあるみたいで、これが原因でシェア低下…というのもOEMになった原因なのかもしれません…
一応、FD46型はNAディーゼルながら旧型にあったターボエンジンで130馬力のFD35T型よりパワーアップして135馬力にはなったのですが…
またH40型にあったガソリンエンジンの設定も無くなり、1t系のF23型のみに設定される形となりました。


安全性のページです。この頃はABSがまだ全車オプションで、エアバッグを装備することは出来ませんでした。
アトラスは小型トラックでありながら助手席の安全窓が標準装備なのが特徴でしたが、F24からは無くなりました。


走行安定性と積載性のページです。貴重なテストコースでの写真も掲載されています。また荷台の特徴にはタイヤハウス付きの低床荷台まで掲載されています。


4WD車のページです。パートタイム式のため、2WDより車高が高くなります。確か旧型だとF22だけでH40には無かったはずです。


グレードのページその1です。中級グレードのVZです。2代目アトラスは上から順にカスタム/VZ/DX/STDの4グレードが存在しました。VZはマニュアルエアコンやフルトリム、ファブリックシートなど、小型大衆車レベルの装備です。


グレードのページその2です。DXとSTDの紹介です。STDにはフォグランプが装備されません。


グレードのページその3です。最上級グレードのカスタムです。カスタムはモケットシートやフルオートエアコン、カセットデッキが装備されます。H40はカスタムでもエアコンレスでFMラジオが特別装備だったことを考えると大きく進化しています。


車型一覧表のページです。


バリエーション&キャブのページです。4WD車から紹介している小型トラックのカタログは珍しいです。

バリエーションのページその1です。2t積み・標準キャブの車型の紹介です。


バリエーションのページその2です。こちらも2t積み・標準キャブの紹介です。低床荷台はH40の物を流用しています。


バリエーションのページその3です。ワイドキャブ・2tの紹介です。F23に見慣れているせいか、H41にしか無いワイドキャブ車は違和感があります。


バリエーションのページその4です。最も大きいワイドキャブ・3tの紹介です。やっぱり広いキャブと長い荷台は違和感あるなぁ…


バリエーションのページその5です。ダブルキャブ車の紹介です。


ダンプのページその1です。右下の高床強化ダンプの写真には貴重な建設途中のランドマークタワーの姿が写っています。


ダンプのページその2です。バリエーションとダンプ専用の装備について紹介しています。


ダンプのバリエーション&装備のページです。こちらも4WD車から紹介しています。


ダンプのバリエーションのページその1です。


ダンプのバリエーションのページその2です。ダンプにはダブルキャブ車も設定されています。


バンのページその1です。ドライバンと中温冷凍車について紹介しています。右の中温冷凍車の写真はパシフィコ横浜で撮影されているのでカタログ写真のロケ地はみなとみらい周辺だったようです。


バンのページその2です。 
       
   
バンのページその3です。ドライバン・保冷車・冷凍車が掲載されています。


アトラスロコのページです。旧型のアトラスウォークスルーバンの後継で、「カバ」とも呼ばれた愛嬌あるデザインが特徴でしたが、それが理由なのか法人の運送会社が使うことは多くなく、どちらかというと個人商店などで使われることが多かったですね。またオーテック扱いのキャンピングカーや福祉車両もありました。


特装車のページです。右ページにある日産ディーゼル・アトラスというのが気になります。


主要諸元表その1です。


主要諸元表その2です。


主要諸元表その3です。


主要装備表とカラーリング一覧表です。

裏表紙です。

オプションカタログです。F23と共通になっています。


ドレスアップパーツのページです。メッキパーツが多く設定されていますが、メッキバンパーの設定はありません。ちなみにH40型ではメッキパーツの設定すらありませんでした。


エアロパーツと実用パーツのページです。エアロパーツは何故かH41のみの設定になています。木目調パーツが多く設定されていますが、木目調パネルの設定はありません。


裏表紙です。ダブルキャブのみ空気清浄機のピュアトロンが設定されています。

Posted at 2019/04/20 12:59:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | カタログ 日産 | クルマ
2015年04月04日 イイね!

自動車カタログ 日産・アトラスH40

旧ブログからの移行記事です。
今回紹介するカタログは1991年2月発行の日産・アトラスのH40型(初代アトラス)です。アトラスはこの年の12月にフルモデルチェンジしているので末期の末期ということになります。

この初代アトラスは1981年に1t系のキャブスター・ホーマーと2t系のキャブオール・クリッパー(クリッパーと言っても軽トラではありません)を統合して登場しました。
1t系がF22型、2t系がH40型と型式が異なっています。H40には姉妹車の日産ディーゼル店(UD)向けのコンドル20・30(バイソン後継)があります。後にUD向けには中型のコンドルのシャシーにアトラスのキャブを載せたコンドルSも1986年に加わります。また競合車種同様ウォークスルーバンも1983年に加わりました。
また、ドアやフロントガラスなどの主要パーツがE23型キャラバン・ホーミーと共通なのが特徴です。 1981年のモーターショーにNT388Xの名称で出品され、その年の年末にアトラスと命名されて発売されました。この流れは同時期の初代K10マーチにも類似しています(マーチと異なり流石に一般公募では無かったようですが)。

現在は2t系アトラスはエルフ→キャンターのOEMとなってしまい、NT450アトラスの名称で販売されていますが、型式はH44型(これはあくまで社内型式ですが)と現在に至るまで引き継がれています。 カタログのサイズが我が家のスキャナーではスキャン出来ないサイズなので、写真による紹介ですがご了承ください。
表紙にいかつい外人の女性モデルが出るようになったのは1989年からで、最初はアトラスも一緒に写っていたのですが何故か最後はモデルだけになっており、一見何のカタログなのか分かりにくいですが、これもある意味バブル期のカタログらしいと言えるのかもしれません。
前期型ですが当時のCMです。1981年の登場時の物と思われます。副変速機のスーパーシフトを大きくアピールしています。ただし今回紹介するカタログには何故か無いんですよね…
この時期のトラックは副変速機を搭載するのが流行りだったのか、前年に登場したマツダの2代目タイタンにも2ウェイシフトと呼ばれる副変速機が搭載されていました。

ペーパークラフト 日産・アトラス H40後期
↑さらに追記ですがペーパークラフトを扱う別ブログで本車種のペーパークラフトを制作したのでリンク載せておきます。


コンセプトのページ。「90年代の快適性能です。」と書いてあります。 しかし、90年代で丸目4灯ヘッドライトはどう考えても古臭いと思うのだが・・・ ライバルがどんどん角目になっていき、1990年には4代目エルフがマイチェンしてクラス初の異型ライトを採用しましたが、アトラスは最後まで丸目を突き通し、角目になること無く2代目で異型ライトを採用しました。
この時期、日産は他社と比べて商用車のマイナーチェンジによるフェイスリフトには消極的で、バネットやキャラバンも顔が変わらないままずっと作られていました。
その一方で、同時期にフルモデルチェンジしたADバンやアベニールカーゴは新しさのあるデザインだったのでギャップがありました(これも最後まで顔は変わらなかったのですがw)。
エンジン&経済性のページ。エンジンはターボエンジンのFD35T型を筆頭にFD35型、BD30型、ガソリンエンジンのNA20型の4種類ですが、当時のライバル車である4代目エルフや5代目キャンターと比べてややパワー不足な感じがします・・・
ハチマル車なのでもちろんプラズマエンジンです。プラズマエンジンは同時期のトヨタのレーザーエンジンに対抗すべく命名されました。
メカニズムと荷台のページです。シュノーケルが付いているのは昔のトラックならではの装備です。
運転席&キャビンのページです。E23キャラバンと全く同じデザインのインパネです。カスタムパック車のステアリングの「N」のマークは1983年に日産がCIを採用する(1世代前のNISSANロゴ)前に登場した車種であることを意味しています。
AT車のシフトノブは実は現行のF24アトラスと同じだったりします。ゴーンの影響を受けた後の日産車だというのにここは変わってないんですね。シートベルトは上下の調整が出来ません。
バリエーション一覧のページです。現在とは異なり、4t車の設定はありません。
バリエーションのページその1です。左のスーパーローは2t積み・標準キャブ・標準ボデーの荷台で最も標準的なタイプです。
バリエーションのページその2です。
バリエーションのページその3です。高床リヤワイドは標準キャブでは最大の荷台長となります。
バリエーションのページその4です。高床超ロングボデーは一番大きいタイプとなります。これだけ大きくなると乗用車ディーラーで販売されることに違和感が出てきます。
バリエーションのページその5です。ダブルキャブ車は現行車だとリアヘッドレストやリアヒーターなど装備が下手なバンよりも充実していますが、この頃はそんな装備はありません。
低床荷台も最近の車種だと設定が無くなってしまいました・・・タイヤハウスがある一方閉のアオリは確かに実用性があまり無いので廃れてしまうのも仕方ないんでしょうね・・・
ダンプのページです。平ボディとダンプのカタログを一緒にするのはOEMになった現行のNT450アトラスも同じなので、どうやらアトラスのカタログの伝統のようですね(爆)
よく見ると泥除けの「アトラス」の書体がH41やエルフのOEMのH42前期とはやや異なります。(H42の途中からは「アトラス」と書かれることは無くなり、無地の泥除けになりました)
それにしてもカタカナで車名が書かれた泥除けは味があります。
快適・安全装備のページです。 この頃の小型トラックはエアコンなんかオプションで、ベンチレーターと効き目の悪いヒーターしか付いておりません!

ルーフベンチレーターがあるのもそのためです。小型トラックにエアコンが標準装備されるのは90年代以降の話です・・・警報ランプも味のある感じですね。今みたいに燃費計なんて付いているわけがありません。
センターコンソールのアシストグリップは要るのか?って思うのですが・・・でもこの時代には既に助手席の電格ミラーが付いていたんですね。
このアクセントストライプは付いている個体を何回か見たことがありますね。初期型から変わっていないようです。
カスタムパックと装備一覧のページです。この頃はウレタンハンドルが特別装備でした。今だったら本革ステアリングとかですね。モケットシートが特別装備なのは昔も今も変わらずなのですが、うp主が気になったのは9番のレスティングシートという物です。
どうやら助手席のシートクッションを運転席側に持ち上げることが出来るようで、持ち上げたクッションにもたれかかることができるようですが、 要るか?
って思います・・・ただ現行車のようにハンドブレーキを下げることは出来ないので意味があったのかもしれません。

外観もメッキパーツが無いためCUSTOMステッカー以外は普通のと変わりませんね・・・この数年後に登場した5代目エルフのカスタムはコーナーパネル・グリル・バンパーもメッキで、ゴールドのカスタムエンブレムが付き、内装も木目調パネルをふんだんに使用していたことを考えると大きな差ですね。でもサスペンションの調整機構は現行車には無いですね。
オプション装備は用品カタログが無いのでよく分かりませんがメッキパーツは無いようです。確かにメッキパーツの付いたアトラスはネットでも見たことが無いです。
特装車と主要諸元表のページその1です。当時の日産ディーラーにはこの車載車が多かったんでしょうね。
アトラスのゴミ収集車は当時全国的に高いシェアを持っており、これは前身のキャブオール・クリッパー時代からの伝統でした。少なくとも東京都・川崎市・横浜市ではかなり多く使われており、横浜市では日産から寄贈されたEV仕様のゴミ収集車の試作車まで存在しました。
OEMになった今でもソコソコある気がしますし、私の住んでいる神奈川県でも多いですね。
特装車のページその2です。ドライバンや冷凍車といった箱車の紹介・・・いや、右上にあるのが気になるぞ・・・
助手席にスライドドアを付けた小型トラックはゴミ収集車に多かったですが、最近は見かけなくなりましたね(と言っても昨日スライドドア付きの5代目エルフ最終型を見たのだが・・・)
これが右上にあったアトラスの拡大画像です。気になったので拡大してみました。
日産ディーゼル・アトラスって・・・
あれ?日産ディーゼル店向けのアトラスはコンドル20・30じゃなかったの? ちゃんと日産ディーゼルのマークが付いているし...日産マークは無いから日産ディーゼル車なのかな?
本当に謎だ・・・詳しい情報をご存知の方は是非コメントをお願い致します・・・

これはかなり気になります。次世代のH41アトラスにもありました。(H41もカタログ持ってます)どうやら専用カタログがあるみたいです。
主要諸元表その2とカラーバリエーションのページです。ブルーはダンプに多かった気がします。
裏表紙です。
「もっと楽しく 感じるままに 技術の日産・・・」まさに日産車の黄金時代を象徴するキャッチコピーです!901運動によってY31セドグロ・Y31シーマ・C33ローレル・R32スカイライン・S13シルビア・U12ブルーバード・B13サニーなど数々の名車を生み出したにも関わらず、現在の日産はゴーン改革によって経営状況以外は悲惨な状況になってしまいました・・・
Posted at 2019/04/20 13:17:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ 日産 | クルマ

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