• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Nahan-c35のブログ一覧

2020年03月03日 イイね!

カタログ ホンダ オデッセイ RB4後期


今回紹介するカタログはホンダのオデッセイの4代目となるRB4型の後期です。

この4代目オデッセイは2008年に5年ぶりのフルモデルチェンジで登場しましたが、先代がヒットしたためにほぼキープコンセプトとなっており、代わりに中身の熟成を図りました。
先代同様にステーションワゴン並みに低い全高とスポーティな走りが特徴となっており、またスポーティグレードのアブソルートも設定しています。

当時のCMです。あのジョージ・クルーニーがイメージキャラクターに使われていました。ハリウッドスターをCMに使う程にかなり力が入っていますし、何より往年の80年代~バブル期のイケイケだったホンダ車のCMを彷彿させます。その頃のCMように大人っぽく上品なCMですしいい雰囲気ですね…
今のホンダ車のCMも他社よりはオシャレですが往年のような上品さはあまり無い気がします…

しかし、時代が悪かったのでしょう…当初は新型車効果でそこそこ売れましたがロールーフミニバンの市場衰退はこのクラスの王者であったオデッセイも例外では無かったのです。

元々ミニバンというか6人以上の大人数が乗れる車は基本的にワンボックスのような箱型の車種ばかりで勿論運転感覚も乗用車と違うものであるため特殊な存在と見られていました。一応プレーリーやシャリオのような例外もありましたが中途半端な存在とされていました。
そこにセダンやワゴンといった乗用車の雰囲気をそのままぶち込んで上質に仕上げたオデッセイは大ヒットしてRVで遅れをとっていたホンダを救った1台となります。他社も似たようなミニバンを出すようになりガイア、グランディス、プレサージュといった対抗馬を送りこみました。

それから10数年が経過してもはやミニバンはセダンに代わってファミリーカーの定番になるまで普及し、背の高い箱型のミニバンは実用性も高いことから特殊な存在では無くもはや普通の存在になっていきました。
するとセダンやワゴンと同じ感覚にするために背を低く、それが故に実用性も劣るロールーフミニバンはつなぎの存在に過ぎず需要が減ってしまったのです…翌2009年にはグランディス、プレサージュ、イプサムも生産終了している程ですし…

その後2013年に同じく販売不振に陥っていたエリシオンと統合してモデルチェンジしましたが、この2車種を統合したことにより現行のオデッセイは、背はエリシオンより低いが今までのオデッセイよりも高く、また売れ筋ミニバンの定番であるスライドドアも付けているという両者を折衷したような車になってしまいました…
かつての普通の乗用車のような感覚のミニバンというキャラクターは消滅してしまったので、この4代目が最後のオデッセイらしいオデッセイと言えますね…案の定、現行のオデッセイは中途半端な存在と見られてしまったためか販売状況は芳しくないまま現在に至ります…

コンセプトのページです。デザインは先代とかなり似ていますね…少しシャープにはなったかと思うので熟成されていて完成度は高いと思います。

インテリアのイメージ画像です。今見てもかなりのクオリティで高級感が漂いますね。

コンセプトのページです。

コンセプトのページです。オデッセイ最大の特徴でもある背の低いボディと低重心構造についてアピールしています。アコードとプラットフォームを共通化しているが故にただでさえ低かった全高が先代からはプラットフォームを刷新してさらに低くなりました。
このモデルでも持ち前の背の低さは受け継がれていますが次世代モデルはまた背が高くなってしまう訳です…

メカニズムのページです。エンジンは全車に直4・2.4LのK24A型を搭載しますがアブソルートのみスペックが異なり高出力化されているためハイオクエンジン指定となります。

メカニズムのページです。トランスミッションはアブソルート全車と4WD車が5速AT、アブソルート以外の2WD車はCVTとなっています。

環境性能のページです。オデッセイでは初となるエンジン・CVT・エアコンの制御を燃費重視にするECONボタンを装備しています。

インパネのページです。こちらも先代同様に水平基調のものとなっています。ピラーを細くすることで開放感を向上させています。

インテリアのページです。7席全てに優しさがあふれていると書いてありますが3列目はさぞかし狭いことでしょう…この手のロールーフミニバンなら仕方ないことですが…

シートアレンジと収納のページです。1列目と2列目をフルフラットにすることも出来ます。

アブソルートのページです。走り重視のスポーティグレードで、この時期はプレリュード、NSX、インテグラ、S2000といったホンダの代名詞でもあったスポーツカーが相次いで生産中止になった中で実用性重視のミニバンを充実させていったことからホンダファンにとって寂しい時期となっていました。
一方で、このアブソルートは高い走行性能を持つグレードであったことでそれらのスポーツカーから乗り換えるユーザーも多かったと言われています。

アブソルートのページです。専用チューンのエンジンと5速AT、パドルシフトの組み合わせとなっています。

アブソルートのページです。専用インテリアを装備し1列目には専用のスポーツシートも装備しています。

ナビのページです。コマンダーによる操作が可能でCDやDVDの再生やリモコンまで装備しています。

安全装備のページです。自動ブレーキであるCMBSを既に装備しこの時代ではかなり先進的なものとなっています。またモーションアダプティブEPSというシステムを装備しており、方向に応じてステアリングの重さを調整してくれます。
例えば車線がずれた時に切るべき方向には軽くし、逆の方向には重くするというものになっています。これはかなりのスグレモノですね…

装備のページです。ACC(アダクティブクルーズコントロール)は前走の車に合わせて車速を維持するクルーズコントロールシステムで今では軽自動車を含めたほとんどのホンダ車にありますがこの時点ではかなり珍しかったと思います。
エアコンは各列ごとに吹き出し口を装備しています。またミニバンでは定番のリアモニターはメーカーオプションの物の場合天井から出てくるタイプで、専用のヘッドフォンやリモコンも設定しています。

グレード一覧です。MXは売れ筋となるグレードで、インターナビやスマートキー、そしてどんな高級車でもディーラーオプションになることがほとんどのフロアマットまでまさかの標準装備となっています、、、
なのにアルミホイールじゃなくてホイールキャップだったりしますが…

さらにエアロパーツやアルミホイールなどを追加してスポーティに仕上げたMXエアロパッケージも設定しています。

グレード一覧です。売れなかったにもかかわらず7グレードも設定しておりさらに全タイプに2WDと4WDの両方を設定するなど非常に充実したグレード展開となっています。最廉価グレードのM・Sではスマートキーすら装備していません。

グレード一覧とカラーバリエーションです。自分ならMXでオーロラローズウッドパール、インテリアはグレージュにしたいところですね。

主要装備・主要諸元です。

環境仕様です。

裏表紙です。

ここからはオプションカタログに入ります。

イメージ画像です。

エアロパーツです。モデューロの大型エアロバンパーを設定していますが装着車を見た記憶が無いですね…

外装部品です。アルミホイールだけで9種類も設定しておりさらに後述の無限扱いのも含めれば11種類となります。純正でこれだけの種類を揃えているのは珍しいのではないでしょうか。ましてやミニバンではかなり珍しいと思います。

安全装備と実用装備です。電動格納ミラーはオプションとなっています。

インテリアパーツです。このメタル調パネルはスポーティで上品な雰囲気にしてくれそうなので是非とも付けたいですね。またイルミネーションもスピーカーやピラーに至るまで豊富に設定しています。

インテリアパーツです。シートバックにフックを装備してテーブル・ポケット・ゴミ箱を装着出来ます。ホンダ車ではよく見られるオプションですがこういったかゆいところに手が届く装備は流石ホンダらしいところです。

ナビのページです。上級車クラスの車種ですがメーカーオプションのナビのみならずディーラーオプションのナビも設定しています。ただせっかくならメーカーオプションの豪華なナビを付けたいところではありますよね…

ナビ一覧です。

ナビオプションです。

ナビオプションとオーディオ一覧です。しかしこのオデッセイで1DINのオーディオ装着した人なんていたのでしょうか…いくら何でも貧弱過ぎる気がしますし…
そもそもこの手のミニバンなら既にナビ装着が当たり前だったとは思いますし…

チャイルドシートやルーフキャリアなどです。

裏表紙です。


価格表です。

無限扱いのパーツカタログです。中の人があまり詳しくないのでここから詳細は省略します…すみません…
なお途中で大きな見開きのページとなっている箇所がございますのでそこは拡大してアップしています。











Posted at 2020/03/03 01:42:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ ホンダ | クルマ
2020年03月02日 イイね!

カタログ ホンダ アクティバン


今回紹介するカタログはホンダのアクティの3代目バンです。

3代目のアクティは1999年に前年の軽自動車の規格改正に伴う11年ぶりのフルモデルチェンジで登場しました。どのメーカーも軽トラ/軽バンは乗用車と比べて遅れてモデルチェンジしましたが、アクティはその中でもかなり遅れての発売でした。
乗用モデルはそれまでのストリートからバモスへと名称が変更されており、アクティとはボディこそ同じながら大きく差別化されたものとなりました。

衝突安全確保のためにかつてのT360以来となるセミキャブオーバーへと変更されましたが、MR(ミッドシップ)やド・ディオンアクスル式リアサスペンション、荷台までフレーム一体式のモノコック構造といったアクティ独自のメカニズムは引き継がれています。

↑当時のCMです。エノケンこと榎本健一さんの生前の映像を合成したものらしいです。

しかしセミキャブへの変更に伴い設置されたクラッシャブルゾーンが他社よりも大きかったことから安全性ではトップレベルだった一方で車内はかなり狭いものとなってしまいました。
後方にスライド出来る空間があるバンはまだしも、特にトラックではかなり深刻なレベルで狭いものとなってしまいました。某アンサイクロペディアではホビット族専用車とまで書かれていましたし…
当然のことながら商用車では重要な部分となる荷室・荷台も狭くなってしまいます…

さらに安全性にもこだわった上に独自のメカニズムを装備するとなると当然のことながら価格も他社より高めとなってしまいます。そしてバリエーションも他社より少ないことなどから販売は伸び悩みました。
この手の軽トラ/軽バンでは安全性よりも実用性と耐久性、そして何より価格の安さが重視されるにもかかわらず、そこから大きくずれたものとなってしまったのです…それでも一定の需要があったために生産は続けられました。

2009年をもって特に深刻だったトラックが先にフルモデルチェンジしてキャブオーバーに回帰しましたが、バンと乗用モデルのバモスは生産を続けました。
ホンダの軽自動車がそれまでのライフやゼストからNシリーズへと移行していく中でほぼ放置プレイ状態のまま生産が続けられましたが、2018年にN-BOXをベースにバンに仕立てたN-VANが登場したことでようやく生産終了となりました。
残るトラックも2021年をもって生産終了とのことなので、アクティの名は完全に消滅してしまうことになります…サンバーと並んで個性派メカニズムのトラックとして頑張ってきただけに非常に残念ですね…


コンセプトのページです。ちなみにこのカタログは2009年発行ですが、構成自体は1999年の登場から2018年の絶版に至るまで20年近くもほとんど変わりませんでした。
キャッチコピーのスモール・ビジネス・ムーバーというのは90年代当時のホンダがRVをクリエイティブムーバーと称していたので、それに便乗したものだと思われます。時代を感じますね…
このデザインも長く生産されたためにだいぶ見慣れたものですよね…ただシルバーよりはホワイトの方が多い気もします。

積載性のページです。商用バンで一番需要な部分ではありますが、キャブオーバーからセミキャブオーバーとなって積載量が減少したこともあり、助手席を倒して長尺物を載せられるようになっています。全車ハイルーフのため天井が高く広々としています。

メカニズムのページです。アクティ最大の特徴でもあるMR(ミッドシップ)レイアウトやド・ディオンアクスル式リアサスペンションを引き続き採用しており、これにより農道のNSX農道のフェラーリといった名称でも知られています。
しかしまさかのアクティトラック生産中止が決定してしまったので、この伝統も途絶えてしまうのは本当に残念ですね…

エンジンはE07Z型というエンジンで、元は1988年トゥデイの3気筒化(丸目から角目への変更もこの時)の時から使用されているため非常に設計の古いエンジンとなっていますが、今のアクティトラックにも未だにこのエンジンが搭載されています。
しかしこれも2021年の生産中止によって幕を下ろすことになってしまったため、33年に渡るE型エンジンの系譜も途絶えることになる訳です…

トランスミッションは5速MTを基本に、2WDのみに3速AT・4WDのみに4速ATを搭載していますが、この4速ATはシビック用のものを流用しており、わざわざエンジンを縦置きに搭載しているのも特徴です。
4WDシステムはCR-Vあたりから使われるようになった悪名高いなんちゃって4WDのリアルタイム4WDです。デュアルポンプ式スタンバイ4WDと呼ばれるものですがタイムラグが長くいざと言う時にはあまり使えないんですよね…

インテリアのページです。インパネは2001年のマイナーチェンジで変更されており従来のトラックの共通のものから専用のデザインとなりました。これはバモスも同様の変更を受けています。
ミッドシップのため床の高さが低く乗り降りしやすいものとなっています。パワーウィンドウも全車標準装備となっています。

安全性のページです。余裕のあるクラッシャブルゾーンを装備しており、1999年の登場時は軽バン最強レベルの安全性を誇っていました。

グレード一覧です。4人乗りのSDX、パワステレスとしたSDX-N、2シーターのPRO-A、ルートバン仕様となるPRO-Bの4種類となります。なお以前はSDXより上級となるTOWNもありましたが、右下にあるバモスホビオプロの登場で廃止となりました。SDX-NとPRO-Bもこの後のマイナーチェンジで廃止されます。

バモスホビオプロはバモスをベースにアウトドア向けに仕立てバモスホビオの4ナンバー貨物仕様となるモデルで、他社で言うとエブリイジョイン・ハイゼットカーゴクルーズなどに相当します。

主要装備・主要諸元です。

裏表紙です。モザイクのところは名入れの図となりますが、書き込みがあるためモザイクをかけています。


オプションカタログです。トラックと共通となっています。

トラック用オプションです。幌がアオリまで伸びているのは珍しいですね。インパネは木目調パネルやカーボン調パネルまで設定されており軽トラとしては充実しています。現行型にはこれらのオプションは無いんですよね…

バン用オプションです。何気にモデューロのアルミホイールまで設定されていますが、これはバモスと共通だからであると思われます。
クロームメインのラインも設定されていますが、装着している個体を見たことが無いんですね…

バン用オプションです。スライドレールシステムと呼ばれるオプションが設定されており、レール上にパーティションやトレイを設置することが出来ます。

インテリアのパーツです。バモス用と思われるヘアライン調のパネルをバンに装着することが出来ます。まだ義務化される前であったためかリアシートベルトもオプションとなっていました。
ハンズフリーキットが軽バンに設定されていたのはかなり意外ですが、90年代らしいもので時代を感じさせますね…実際PDCやCDMAoneといった第2世代の古い携帯向けですし、当然ながら今のスマホの接続なんて出来ません…
よく見たらこれは以前紹介したアプローズのオプションカタログに掲載されていたものと同じですね…

コーティングとチャイルドシート、トラック用オーディオのページです。トラックは1DINのスペースしかいないため2DINのオーディオやナビは装着出来ません。設定されているオーディオも90年代チックのものが多いですね…
そう言えばこのマルチコントロールコンポはドマーニOEMのジェミニにも同じ物がついていて、ちゃんとISUZUのロゴが入っていました。

バン用オーディオのページです。2DINのサイズはありますがナビの設定はありません。ただバモスには設定があったので装着自体は可能となっています。
まだオーディオがそこそこ需要があった最後の時代ですね…2000年代らしいメタリックデザインのオーディオが懐かしく感じます…

オプション一覧表です。

裏表紙です。
Posted at 2020/03/02 15:25:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ ホンダ | 日記
2020年02月08日 イイね!

カタログ ホンダ エリシオンプレステージ


今回紹介するカタログはホンダのエリシオンプレステージです。

エリシオンは2004年にそれまでのラグレイトの後継として登場しましたが、ラグレイトが元々北米向けの大型ミニバンであるため大柄かつ質素な造りで日本のニーズと合わず販売低迷した反省から、実用性を高めて背もステップワゴン並みに堂々と高くしたことでアルファードやエルグランドに対抗しようとしました。ホンダとしては1クラス下のステップワゴンが低価格と高い実用性で大成功したので二の次を狙いたかったのでしょう。

しかし大型ミニバンである割には、そのままステップワゴンをデカくしたようなプレーンなデザインだったため、やはりアルファードやエルグランドに高級感で負けることから販売はそこまで振るいませんでした。まあラグレイトよりはだいぶマシでしたが…
そこで2006年に追加モデルとしてより高級感を高めたのがエリシオンプレステージです。やはり劣勢だったものの標準モデルと比べるとそこそこの売れ行きを見せたことから以降の販売の主力はプレステージとなりました。

当時のCMです。

しかしやはりライバルより劣勢であったことからモデルチェンジはされることなく販売され続け、2013年にロールーフミニバンの市場衰退により同じく販売不振に陥っていたオデッセイに統合され、現行のオデッセイにバトンタッチしたことで消滅しました…
この2車種を統合したことにより現行のオデッセイは、背はエリシオンより低いがオデッセイよりも高く、また売れ筋ミニバンの定番であるスライドドアも付けているという両者を折衷したような車になりました。しかしやはり中途半端な存在と見られてしまったためか販売状況は芳しくないまま現在に至ります…

コンセプトのページです。ホンダの熱い魂を秘めているとのことですが…なんかホンダ魂と言うとエリシオンのようなミニバンよりはシビックやインテグラ、CR-XやNSXなどのハッチバックやスポーツカーのような気がしますね…

イメージ画像です。

インパネ周りのページです。他社がコンソールを設置せずにウォークスルーが可能となっていたのに対しエリシオンは大型コンソールを装備しています。イルミネーションも装備しており中々上質ですね。
木目調パネルが大きく張り巡らされているのも高級感の演出に拍車がかかっています。インパネのデザインに関してはかなりいい感じだと思いますね。

インテリアのページです。この手の高級ミニバンご自慢の2列目キャプテンシートはそれなりにしっかりした造りですが、やはりアルファードやエルグランドみたいに中折れしたりオットマンを装備している訳じゃないのでそこはちょっと見劣りしてしまいますね…
最も後継のオデッセイではその反省からかクレードルシートというかなり豪華なシートを装備しています。ショールームで座ったことありますが姿勢を楽に保てるので中々快適でしたね…

インテリアのページです。エアコンの吹き出し口を3列全てに確保して快適性を出しています。シートアレンジもホンダらしく豊富に設定されています。もちろんフルフラットにも出来ます。

装備のページです。2列目の窓は一番下まで下がらない車種も多い中、エリシオンは一番下まで下がる上に3列目の窓も換気用に開けることが出来ます。両側スライドドアはもちろん装備しています。
ここで初めてテールの画像が出てきましたが、この赤一直線のテールランプはオーソドックスな形状とは言えモデル末期の2013年頃だとかなり古臭く見えていたのではないでしょうか…
何か90年代の車と言っても通用しそうなデザインですし…

装備のページです。
この時代で電動パーキングブレーキを装備しているのはかなり珍しいです!

中々先進的ですし、間違いなくアルファードやエルグランドに勝る部分だと思います。この手のミニバンならウォークスルーを実現させるために普通は足踏み式でしたし…それが10数年経った今は軽自動車でも装備しているので時代の変化を感じますね…
まあ新型のフィットとN-WGNはこの電動パーキングブレーキの不具合が原因で発売が遅れている訳ですが…

イメージ画像です。

フォルムとパッケージのページです。オーバルフォルムと書いてあるように確かにライバルと比べて丸みを帯びていますね…
どうやら大海原を疾走するクルーザーをモチーフにデザインされたそうです。確かに言われてみると丸みを帯びているのもあってクルーザーのような優雅でフォルムだと思いますね。
そしてフィットなどでもおなじみのホンダお得意の低重心パッケージを採用しています。

エンジンのページです。直4・2.4LのK24A型とV6・3.5LのJ30A型の2種類を用意しています。どちらのエンジンもホンダお得意のVTECとなっています。
J型エンジンは1996年にレジェンドのモデルチェンジに伴い登場しホンダとしては2世代目となるV6エンジンとなりました。
このJ30A型エンジンはレジェンドやインスパイアとも同じエンジンで、気筒休止機構を備えており低負荷運転時あるいはアイドリング時に半分の3気筒を休止させて燃費を向上させてくれます。300馬力のハイパワーを実現しています。

メカニズムのページです。サスペンションはホンダお得意のダブルウィッシュボーン式を採用しています。ホンダらしい走りへのこだわりを感じますね。
アルファードはコスト重視でストラットとトーションビーム、エルグランドは乗り心地重視でマルチリンク、そしてエリシオンは走り重視でダブルウィッシュボーンなので各社ごとに個性と違いが出ているのが面白いです。

メカニズムのページです。トランスミッションは全車5速ATとなっています。4WDシステムはスタンバイ方式のリアルタイム4WDを使用しています。後輪が滑ると4WDになるというシステムですがラグが多いということであまり評判が良くないらしいです…

メカニズムのページです。デュアルエキゾーストも装備しています。

安全性のページです。VSAはVSCのホンダ独自と呼び方となっています。ホンダはこのように安全装備において当初は他社と違う名称を使いその後合わせていくというパターンが多く、ABSにおいても当初はAWBという名称でした。

ナビのページです。全車に一体型のインターナビを装備しているためディーラーオプションのナビの設定はありません。コマンダーによる操作が可能でCDやDVDの再生やリモコンまで装備しています。6スピーカーというのはこの手の高級車としてはちょっと物足りない気もしますが…

グレード一覧です。Sはシート生地が本革でなくジャージとなっています。

グレード一覧です。SGは上級グレードで本革シートや運転席のパワーシートなど装備も充実しています。

カラーバリエーションと主要装備です。

主要諸元です。

裏表紙です。

ここからはオプションカタログに入ります。

エクステリアパーツです。ゴールドエンブレムも設定されていますが元々エアロパーツを装備しているためにエアロパーツは設定されていません。

インテリアパーツです。木目調パネルをルーフのエアコン吹き出し口周りやルーフコンソールにまで装備出来ますがだいぶコテコテになりそうですね…中の人は結構好みですが好き嫌いはわかれそうです…

ナビオプションです。リアモニターやスピーカーなどがあります。リアモニターは天井から出てくるタイプとフロントシートの後ろにつけるタイプの2種類がありますが、せっかくの高級ミニバンなので天井から出てくるタイプにしたいところです。

安全装備です。電動格納ミラーはオプションとなっています。

実用品です。高級ミニバンでルーフレールというのは結構珍しい気がしますね。

裏表紙です。

価格表です。

無限扱いのパーツカタログです。中の人があまり詳しくないのでここから詳細は省略します…すみません…
なお途中で大きな見開きのページとなっている箇所がございますのでそこは拡大してアップしています。






Posted at 2020/02/08 03:03:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ ホンダ | 日記

プロフィール

「日産 パラメディック 旧型 カタログ https://minkara.carview.co.jp/userid/3026644/blog/42565420/
何シテル?   03/02 21:52
TwitterはNahan(@wy23_pp)となります。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

スバル XV スバル XV
オプションのDIATONEナビと電動本革シートを装備している最上級グレードです。 この装 ...
ホンダ フィット ホンダ フィット
使い勝手がよいので助かってます。
ホンダ フィット ホンダ フィット
安全装備が充実しているのと、クルーズコントロールが装備されているため、長距離運転でも苦に ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation