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日産 NP300ダットサン

日産自動車では、ピックアップトラックのNP300ダットサンをマイナーチェンジして2021年1月発売予定である。
主にエクステリアのデザイン変更と安全装備の充実が変更点である。
デザインは無骨で大胆かつスタイリッシュな外観とし、北米向けピックアップトラックのタイタンと共通イメージである堅牢さを表すインターロッキングデザインのフロントグリル、力強い印象を与えるC字型のヘッドランプデザインにより、押し出し感のある仕立てになっている。
またアルミホイールやテールゲート、テールランプも新デザインとしリフレッシュを図っている。
ただし、日本仕様のみの変更点としてフロントグリルとリアのテールゲートにあったNAVARAの切り抜き文字は車名が異なるために省略されている。

インテリアについては基本的には変わらないものの、ステアリングが一新されて近年の日産車共通のものとなった。またメーターパネルも一新されて全車にフルカラー液晶のタイプが標準装備となっている。
写真は最上級グレードの25ST プレミアムエディションにメーカーオプションのナビゲーションシステムを装着したものである。
安全装備では衝突被害軽減ブレーキのインテリジェント エマージェンシーブレーキをはじめ、新たに当たり前2台前を走る車両も検知可能で、前方の危険に対して注意を促すインテリジェントFCWを搭載した。
また、リヤアクスルの強化や荷台スペースの拡大により、積載可能重量が増えたことで積載性を向上。リヤバンパーにステップが新たに設けられたことで、荷台への乗降性を向上。
新開発のステアリングラックを採用することで、低速域を含む様々な速度域での操縦性を向上させた。
さらに、フレームとボディの接合部の剛性を向上させ、サスペンションの設定を変更することで、キャビンの振動を大幅に低減。
これらにより、静粛性も向上し、静かで快適な乗り心地が得られている。
エンジンは2.5LディーゼルのYD25DDTi型のみで、これは国内においても既にNV350キャラバンに搭載されている。
駆動方式は電子制御パートタイム4WDのみで、2WD、4WD High、4WD Lowの3モードを選べ、ヒルスタートアシスト、ヒル・ディセント・コントロール、電子制御LSDと合わせて優れた悪路走破性を発揮する。
トランスミッションは全グレードに6速MTと7速ATが用意される。強固なラダーフレームを装備し、アプローチアングルは30.4°、ディパーチャーアングルは25.6°となっている。
・ボディカラー
引き続き全8色となるが、ブリリアントホワイトパールはDXには設定されない。

*アースブロンズ(M)

*サバンナイエロー(M)

*ケイマンブルー(M)

*スーパーブラック(M)

*ブリリアントシルバー(M)

*ブリリアントホワイトパール(3P)

*ホワイト
・グレード
新しく25ST プレミアムエディションが追加されており、3グレード構成となる。
*25ST プレミアムエディション

新たに登場した最上級グレードで、運転席・助手席8wayパワーシート、本革シート、シートヒーター、アラウンドビューモニターなどを装備する。
*25ST

アラウンドビューモニター、上級ファブリックシート、本革巻ステアリング、18インチアルミホイールなどを装備する乗用向けグレードである。
*25DX

16インチスチールホイール、アラウンドビューモニターレス、サイドアンダーミラー、ウレタンステアリング、無塗装ドアハンドル・ミラー、ファブリックシートなどを装備する商用向けのベーシックグレードである。
Posted at 2020/11/08 14:10:15 | |
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