旧ブログからの移行記事で2016年に作られたものです。
もしタイタンがずっと自社製だったら・・・ってことで作ってみました。自社製最後の4代目はなかなか中々秀逸なデザインで実際にグッドデザイン賞を受賞している程ですから続けて欲しかったですね…
系譜(現実でエルフのOEMになった2004年以降)
・4代目タイタン/タイタンダッシュ
2004年 マイナーチェンジ。新短期規制に適合。LPG車を新たに設定し、AT車の設定を拡大。
またタイタンのエンジンはフォード設計の「デュラトルク」と呼ばれる3.0Lディーゼルターボエンジン以外は全ていすゞ製となり、4.0L・4.8L・4.8Lターボの2種類となる。タイタンダッシュのディーゼル車はボンゴと同様の2.0LディーゼルターボエンジンとDPFを採用。全車に運転席エアバッグが標準装備。
2005年 一部改良。

タイタン ワイドキャブ DX フルワイドローロングボディ

タイタン 標準キャブ カスタム ワイドロー

タイタンダッシュ DX 1t積み
2007年 マイナーチェンジ。新長期排出ガス規制適合。
フロントデザインを大きく変更し、海外で販売されているBT-50に似た物とした。なお、このデザインはタイタン・タイタンダッシュ共に採用される。引き続きタイタンダッシュはグリルやガーニッシュの塗り分けが異なる。

DX

カスタム
また内装も新デザインに移行し、DXにファブリックシート・カスタムにスエード調のシートを採用した。さらにカスタムには運転席アームレストや木目調パネルなども装備する。その他にも装備の充実が図られている。
イージードライブ化が求められる中で新たにZF社製のAMTをタイタンに設定した。
2009年 一部改良。
2011年 一部改良。ポスト新長期排出ガス規制に適合。自社製新型エンジンの開発遅れのため、タイタンのエンジンは一時的にいすゞ製3.0Lのみとなる。
・5代目タイタン/タイタンダッシュ

:タイタン ワイドキャブ

:タイタン 標準キャブ

:タイタンダッシュ
2013年 13年ぶりのフルモデルチェンジ。マツダの新世代技術である「SKYACTIV TECHNOLOGY」を商用車で初めて採用した。
新世代マツダ車の共通デザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」を採用し、ダイナミックで生命感ある動きが表現された。フロントグリルには金属の塊から削り出したような重厚な質感の「シグネチャーウィング」を採用している。
近年のこのクラスのトラックではエルフ・デュトロのようにワイドキャブのみ新設計で標準キャブは従来型から流用する例や、キャンターのように全て旧型から流用した例もあったものの、タイタンでは居住空間確保のため標準キャブ・ワイドキャブが別設計としつつも新設計のキャブとなっている。
ただしサイドウィンドウを標準キャブ・ワイドキャブで共通化させた上に広くさせため、標準キャブの中では比較的窓が大きめとなっている。
また従来型ではタイタン/タイタンダッシュの区別がエンブレム以外にもフロントグリルや側面ドアの塗り分けでも区別されていたが、新型ではそれらの区別が無くなった。

内装は水平基調の物とし、操作性とデザイン性に優れた物とした。なおマツダコネクトは商用車のため採用されない。
エンジンは久しぶりに全機種が自社製となり、タイタンのエンジンは本車種より採用される新開発の3.0L・SJ-VPTS型を採用し、タイタンダッシュのエンジンはCX-5などで使われるSH-VPTS型を採用する。
なおSJ-VPTS型はトルクの違いにより3種類が存在する。トランスミッションはどちらも新開発の5速MTと8速AMTが設定される。
グレードは3種類存在し、CD・DX・カスタムとなる。

CD

DX

カスタム
・バリエーション

タイタンダッシュ 1t積み シングルワイドロー

タイタンダッシュ 1.5t積み ダブルキャブ シングルワイドロー

タイタン 2t積み ワイドロー

タイタン 3.5t積み フルワイドローロングボディ

タイタン 3.5t積み ダブルキャブ フルワイドロー

タイタン ダンプ 2t

タイタンダッシュ 冷凍車(TESMA)

タイタン 標準キャブ 冷凍車(TESMA)

タイタン 標準キャブ ドライバン(TESMA)

タイタン ワイドキャブ ドライバン(TESMA)

タイタン ワイドキャブ ウイングバン(TESMA)

タイタン ワイドキャブ 車載車(TESMA)

タイタン ダンプ 2t オプション装着車
2015年 一部改良。先進安全技術「i-ACTIVSENSE」をオプションで設定し、スマート・シティ・ブレーキ・サポートを採用した。また燃費性能の向上で75%減税となる車型を増やし、一部の装備を変更した。

2016年 タイタンをマイナーチェンジ。平成28年排出ガス規制適合。
全車に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を基本的に標準装備とし、商用車向けに改良されたマツダコネクトを初採用し(オプション設定)、通信機能を装備させた。また「i-ACTIVSENSE」を強化しメーターパネルや内装もそれに合わせて変更された。
2017年 タイタンダッシュをマイナーチェンジさせ、平成28年排出ガス規制適合車を追加。マイナーチェンジ内容は前年のタイタンと同様である。

:タイタン 標準キャブ

:タイタン 標準キャブ カスタム

:タイタン 標準キャブ ダンプ

:タイタン ワイドキャブ

:タイタンダッシュ
2020年、タイタン・タイタンダッシュ共に全車がマイナーチェンジ。登場以来7年ぶりに初めて大掛かりなフロントデザインの変更を受け、直接基調の新フロントデザインが採用され、LEDヘッドライトを標準装備とした。

:DX

:カスタム
また内装もシート生地やメーターパネルの変更などが行われた他、安全装備の改良も図られた。
Posted at 2019/08/31 16:42:43 | |
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