今回紹介するのはランサーワゴンです。
1985年にランサーバンが実に12年ぶりとなるフルモデルチェンジをした際、
ギャラン店向けのランサーバンのみならず、カープラザ店向けのミラージュバンも姉妹車として用意されるようになりました。
さらに商用のバンのみならず、今回のように乗用のワゴンもランサーワゴン・ミラージュワゴンとして用意されるようになりました。
1987年にミラージュがフルモデルチェンジ、ランサーフィオーレが生産終了でランサーになるものの、
ワゴンはモデルチェンジせず継続生産され、グリル変更やスリーダイヤエンブレム装備のマイナーチェンジを受けます。
今回のカタログはこの時のモデルです。
1992年にリベロにフルモデルチェンジするまで生産されました。
第1世代エボの元でもある、4代目のランサーのワゴン版がリベロにあたります。
コンセプトです。
フロントグリルの形状自体はバンと同じですが、ワゴンはメッキにすることで差別化しています。
またワゴンの場合はルーフが専用の2段ルーフとなっています。
コンセプトです。
ハイマウントストップランプに、リアの3点シートベルトなど、登場時にない安全装備を充実させてます。
インテリアです。
リアのパワーウィンドウやアームレストは装備されません。
大型のガラスサンルーフを装備し、RV要素を高めています。
コックピットと操作性です。
スタリオンなど、この時代の三菱車共通の、宇宙船のようなインパネは変わらずですね。
4速ATを設定し、パワーとエコノミーの2モードの選択が可能です。
メカニズムです。
エンジンはガソリンが1500の4D16、1800の4G37、ディーゼルは1800の4D56となります。
ガソリンは1500が2WD、1800がフルタイム4WDとなります。
フルタイム4WDは途中で追加されました。
フルタイム4WD車のグレードです。
豊富なボディカラー設定で2トーンカラーも選択可能となっています。
2WD車のグレードです。
4WD・2WDともに、上級グレードのCXと廉価グレードのCGとなります。
裏表紙です。
Posted at 2023/11/04 09:17:13 | |
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