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この画像、次期IRL(インディーカー)のトライアル的なものに名乗りを上げたデルタウイング社のデザインコンセプトだそうです。

自ら航空機をモチーフにしたと語っているようです
性能面では半分の排気量でIRLの求める350km/hクラスの高速走行が可能、燃費も向上し、エンジンの簡易化からユニットコストも低下するとのことですが…ついでに垂直尾翼が直進安定性を高めるとのこと…

このフロントトレッドじゃ、ロードコースは無理じゃねwww
まあ百歩譲って全戦オーバルコースでの開催に変更しても、この細身の車体ではコンクリートウォールとの衝突からドライバーを守れるのでしょうか?
レーシングカーってやつはドライバーの乗るコクピット(モノコック)は徹底的に強くして空間を確保し、その他の部分を衝撃吸収の要素とすることで安全性を確保しています。

いくらコクピットが頑丈でもこの形じゃ…

んで、もう1点、オーバルコースを走る車両は元々左回りに特化しアライメントはもちろん、左右のタイヤサイズも異なる仕様となっていますから、実はストレートでステアリング舵角を与えて直進しています。
ということは、垂直尾翼は邪魔(抵抗)になるような…

この他にもローラ社やフォーミュラニッポンで採用されたFN09のスイフト社等もこのトライアルに参加しているようです。

スイフト社はFN09よりもさらに奇抜なフロントウイングと懐古趣味(?)なエンジンの一部が露出するカウルを備える案を提出しています。

…うーん、フォーミュラってこんなんでいいのだろうか???
普通の人が見るとF1もF3もみんなF1に見えるらしいので、外観に一定の個性を与え差別化、独自性を維持したいのでしょうけれど、なんだか目的を見失いつつある感が…
まあだからと言って代案があるわけでもないのですがね…orz