2010年02月06日
とりあえずブレーキの問題は言いたいだけ言ったので、リコールそのものについてです(笑)
さっき誰かがきたはずですが、まだまだ生きているみたいなのでやっちゃいましょう( ´艸`)
急にトヨタの信頼性が揺らいだみたいな報道のされ方が目立ちます、が実は販売台数も多いだけあって過去にも販売台数以上のリコールを出した事もあります
でも、その事実を知っている人ってそんなに多くないと思います
舵取り装置の不具合とか、アクセルペダルに匹敵するヤバサのリコール(プリウスのブレーキよりたぶんヤバいと思います)を塩漬け(稼働車が減るまで隠蔽)疑惑とか、アンダーグランドな世界(2なんとか)では色々話題になったのですが、マスゴミは放置でした
まあ誉められた事ではないですが、他のメーカーに比べて極端に酷いとも言えないくらいなので、その頃はなんとも思わなかったのですが
で、今回の騒動です
後手後手に回るトヨタの自業自得はありますが、異様にマスゴミが早い(笑)
そして急に降って湧いたかのように信頼性を語る(笑)
いえいえ、普通の自動車メーカーと同じでリコールはありましたよ、マスゴミさん(笑)
ここからは私の妄想です
トヨタは大不況によりマスゴミに払う広告費を絞りました
どっかのキー局は赤字に転落したとも聞きます
で、今回のこの騒動
番組の冠スポンサーになっているような企業の悪口は言えないが、最近広告費が落ちてきた
俺達に(マスゴミに)金出さねーならどうなるか教えてやる
で大騒動(笑)
しかも過去に広告費がらみで言えなかった事は報道のメンツにかけて表沙汰にしたくない(笑)
急激な凋落を演出(笑)
最近では日本メーカー間に大きな信頼性の差は生まれにくい状態なのですよね
ちなみにここで言う信頼性とはエアコンが壊れないとか、内装がギシギシ言わないとかではなく走行の為のコンポーネントの事です、だってオイラのアクセラは寒くなるとカタカタ音がしますもんで(笑)
マツダだとトヨタと同じアイシン精機のミッションを採用したり、一部ではメーカーの系列を超えた動きもあります
また、量産効果によって開発費をかけてもコスト転嫁が少なくて済むという見方もありますが、マツダと言えども、アクセラの世界販売台数を考えると、トヨタのあまり売れない国内専売車種よりはよっぽど量産効果は期待できるわけで(笑)
いままでのトヨタの神話を信じてきた人にはショッキングでしょうけど、同じ国の自動車メーカーなんだから、こんなもんですって(笑)
祭り上げられていたのが元々の正しい所に収まったような、一種の安堵感が私にはあったりします
だって同じ人間が考えるのに極端な差があるのは釈然としませんから
で、私としては、どちらかと言えばマスゴミの方が気にくわない(怒)
三菱の時も広告を自粛してから叩きが酷くなったという噂もありましたからね~
これから先、トヨタの対応が悪くてマスゴミに叩かれるのは当たり前、精一杯の対応をしても、細々叩かれるなら逆に安易なイメージ回復ではなく本当に信頼向上に取り組んでいる可能性あり…一番怖いのは潮が引くように急に静かになるようなら安易なイメージ回復(広告費増額)に走った、と考えそうな私は異常でしょうか?
ついでに、アメリカでトヨタ車からの買い替えキャンペーンをやってるアメ公と半島のメーカー、トヨタっていうよりも、日本のエンジニアを舐めるな(-.-")凸
そんなもんで差が埋まる程、日本の技術屋は落ちぶれてねーぜ
Posted at 2010/02/06 23:56:17 | |
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車 | 日記
2010年02月06日
どうも、色々話が横行しているようなので、ちょっと知っている範囲ではありますが書いてみたいことがあります
とりあえずECBの事
これがブレーキバイワイヤであるかのようにマスコミや一部の自動車評論家が喧伝しています。まあ9割方間違った認識ではないですし、このブレーキの製造メーカーも次世代のブレーキバイワイヤシステム…なんて自社のHPで書いています
でも実はちゃんとコネクティングロッドが残っていて、機械的にマスターシリンダーを押し込む仕組みは残っているそうでして…いわゆるフェイルセーフってやつですね。つまり機械的に繋がっている限り完全に回生ブレーキのみで制動ということはないはずです(弱くブレーキを踏んだだけの場合、体感できないほど直接の油圧が小さい可能性は十分考えられますが…)
プリウスを凍結路などで走らせた事はありませんから被害にあったユーザーさんを悪く言うつもりはありません。でもマスコミがプログラムの不全により完全に効かなくなると煽っているは嘘です
ひょっとしたら、ストロークセンサーの検知開始位置までの遊びとコネクティングロッドを動かすリンクとの遊びに意図的な違いを持たせて、ユーザー操作がマスターシリンダーに作用しない領域が存在する可能性もありますが、どこかの副社長がいった踏めば効く発言はまったくの嘘ではありません
ブレーキ自体の事
プリウスは走行時にもエンジンを停止するので、通常のエンジン車に用いられる負圧を利用したブレーキブースターは使用できません。よってモーターによって油圧ポンプを駆動してブレーキブースターに供給します。モーターもつねに駆動するわけにいかないので油圧をアキュムレーターに蓄圧するわけですが、油圧を直接蓄圧できるわけではありません。油にはほとんど圧縮性がないですから…ひらたくいうと、内部で窒素等気体を圧縮しのちのちその圧力を取り出すわけです
で、圧縮された気体から圧力をとりだすわけですから、その伝播には遅れが生じます。大気圧とはずいぶん違う環境ですが、理論上音速(音波も圧力変化の一種です)が最大ですね
実はブレーキ制御以外にも、ブレーキの遅れ感や空走感を生みだす原因はこういった機械的な面でもハイブリッド車特有のシステムに内包されています。
ドライバーの事
ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、実際風評によって不具合でもないのに勘違いしている方も存在しているかと思います。
ひどい方になるとプリウスでない車でもキャッツアイを踏んだあとブレーキにしっかり感がないとか(どこかの質問形式の掲示板の記事です)…それ普通にABSです。
あとは車そのものに関する勘違いがあるかと…確かに言及しないメーカーにも問題があるかと思いますが(ポリ袋に窒息する危険性が明記される時代ですからwww)、ハイブリット車も電気自動車もタイヤが4つ付いている以外共通点のない別な乗り物だと思った方がよいと思います
前述のブレーキの話、というかブレーキブースターやアキュムレーターなんて言葉、知らないユーザーが大半なのでしょうから、こんな事を言っても無駄かもしれませんが、家電と違って命を預ける機械なのですから一定の知識は必要でしょう
メーカーの事
世間的な言い方をすれば安全に関わるので急いで対処するしかない…と思います
技術的にみれば、そんな問題買うやつも気がつけよって言いたい部分もありますが…
私見としてはマスコミが血相変えるほどのトラブルでないとも言えますが、ハイブリッド車がまるで未来の乗り物のように宣伝してイメージアップを図ってきたツケだと思って最善の策を打ってください
エンジンを軸にこれだけの協調制御によってなるべく自然なフィーリングを生み出している事は素晴らしい事とは言えますが、逆に言えば高度な制御によってのみ成立する複雑な機構を誰にも意識してもらえなかった事もメーカーの責任かもしれません。
なんとなく技術陣は悔しい思いもあるのではないかと少々同情してしまいます
で、こんだけ長々と書いてきて最も言いたいのは
一般ユーザーの皆さん、MTエンジン車なら、アクセルペダルの問題もブレーキの問題も関係なくていいですよってことです(爆)
オチガヨワカッタカ?orz
追記
あくまで車系の技術をちょっと知っている奴の技術的側面だけの見解です
大企業の社会的責任とか誠意ある対応とか、みなさんがより真剣に批判したり意見を述べていると思うので、私の役目じゃなさそうなので…
まあプリウスに追突されたりしたら、訴訟してやりますけどねwww
Posted at 2010/02/06 20:41:42 | |
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