LEDヘッドライトバルブ(LH側)の点灯不具合を改めて点検 《備忘録》
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
プレオ(RA/RV)の最大の謎設計であるヘッドライトバルブ『IH01』ですが、長年プレオ乗りの頭を悩ませています。
プレオ乗りだけじゃなく、サニー乗りやセレナ乗りの方も同様に…。
株式会社NENCさんがIH01のLEDバルブを開発し、公式サイトの事前予約(限定70セットを約2日で完売)にて初期ロット組で購入して使用していました。
しかし昨年冬、LH側のバルブのLo側チップのコーティングが剥がれた事により、青色LEDと白色LEDが混じって訳分からん色になった現象が発生。
LEDは自力で白色を発色する事は出来なく、三原色を混ぜて白色を作り出しています。
これは、元々青色LEDに黄色のコーティングを被せる事によって白色を作り出している為に起きています。
最近になり、その青色になったチップの裏側(外側)にあるチップもいよいよ点灯不良を起こし始めたので、ここで改めて確認してみました。
ちなみにご覧の通り、昼間でも青色がハッキリと分かる状態です。
【 NENC / Balus F2 LED IH01 6500K 】
http://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/2673477/10221129/parts.aspx
※公式サイトでは、しれっとIH01 LEDバルブのページが削除されています。
2
まずは肝心要の冷却ファン。
冷却ファンは普通に稼働しているので問題無さそう。
そうなるとチップ側の問題となります。
3
バルブを取り外してみました。
あーあ…
昨年冬に青みがかった現象が発覚した際、その時にはロービームの内側チップ3つ中1つのコーティングが剥がれているのを確認していましたが、その時よりも明らかに青みが強くなっています。
や、寧ろ完全に青色LEDです。
これは駄目ですね…
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チップを確認してみましょう。
すると、Lo側のチップは内側が3つのうち2つコーティングが剥がれて青色化していました。
以前は3つ中1つだけだったのに対し、今回はもう1面剥がれて3分の2が青色LED状態です。
残る1つも時間の問題ですね…。
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では、青色LEDに隠れて点灯不良を起こしていたチップは何処なのか。
それは裏側にあたる、外側のLEDチップです。
点灯確認してみたら外側も時々点灯不良になっており、走行中の白LEDの点灯不良ぽさあった原因はこれと断定。
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次はハイビームの点検です。
ハイビームは使用時間が短く比較的無傷に思えたので、これまで大丈夫だろうと思っていました。
Hi側のチップの内側は、Lo側と打って変わって正常でした。
ここまで差が出るのは何でだろうと思うほど。
このまま外側も確認していきましょう!
免許更新の講習でもハイビームを推奨していますし、ハイビームがきちんと使えればまだ救いようがあります。
7
点灯確認!!
…え??( ゚д゚)
まさかの結果です。
外側が3つ全てコーティングは剥がれていないものの、点灯不良で全く照らしてない事が新たに判明。
こんな光量じゃ目視でもバルスになりませんよ…
Hiビームはあまり使っている時間が短いだけに、何故Hiも点灯不良なのか不思議でたまりません。
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ロービームでは内側が完全に青色LED化、外側が時々点灯不良(点滅)を起こす白色LED
ハイビームでは内側が正常な白色LED、外側が点灯不良(光量不足)を起こした白色LED
という、どちらに転んでもアウトな状態でした。
ちなみにRH側は全てが白色LEDで正常なのが救いどころですが、チップごとによって光量差がまばらになってきたのが気になるところ。
こちらも時間の問題なのでしょう。
車検で(ギリギリでしたが)通過したのも踏まえ、ちょうど保証が切れる前後から急に不具合が多発してくる残念なパターンでしたね…😞
結果として第1歩目のIH01 LEDバルブは耐久性が無かったという結果になりました。
ちなみに青色LED化、他のユーザーからも数多く報告が上がっているそうで、アフターサポートなども含めて幻滅したのか見放したユーザーも数多いのだとか。
写真でも見てわかる通りの一周回って乾いた笑いが出てくるこの状態、そしていよいよ使い物にならなくなったNENC製 IH01 LEDバルブ。
2021年10月現在、IH01 LEDバルブは
・OSARU GIKEN(おさる技研)さんの『IH01 LEDヘッドライト タイプ1.1ホワイト6500k』
・日本ライティングさんの『プレオ専用 LEDヘッドライト IH01【WL024】3000K/6000K 』
が存在します。
702kを車検対応の物で実用・販売を始めたホンダ ビート乗りのおさるさんが店舗運営する『おさる技研』のバルブは、ビート等のホンダ車の為にメーカー廃番商品の復刻など(主に702kLEDの開発)に尽力している熱意あるお方が開発したIH01 LEDバルブ。
こちらは、国内検品・国内組み立て・メイン基板は海外ですが安心安全のMade in Japanで、品質管理に一層拘っています。
それでいて¥20,000(税込)なので、相当努力してこの価格を実現されたのだなと感じます。
実際、既に装着されている方からは高評価かつ耐久性も優れているそうなので、とても信頼できるお方の信頼おけるバルブは一度試してみたいですね。
色は白色(6500K)のみですが、コスパに優れます。
(一度は販売終了したものの、熱い要望により再販をしている状況です。)
一方の日本ライティングさんは、大手自動車メーカーのディーラーオプション等のLED製品にも採用されている国内LEDヘッドライト・フォグランプメーカーです。
自動車窓ガラスの着色無機化学材料の研究開発を行なっていた業種を前身とし、問い合わせのあった自動車ハロゲンランプのガラス部表面に無機顔料であるアルミン酸コバルト顔料を用いたブルーのコーティング膜を開発した事をきっかけに現在自動車用灯具の製造・開発を行っています。
ライトの主流がハロゲンからHID・LEDに移り変わるにつれて提供する商品をシフトし、2010年からLEDヘッドライトの開発をはじめましたが、中小企業として挫折や苦労を重ねて研究・開発を行って現在に至ります。
その歩みの延長線上として、ラインナップには無い規格の新しいLEDバルブの開発をするべく意見を募ったところ、
・ビート用 702k LEDの開発
・プレオ用 IH01 LEDの開発
の問い合わせが圧倒的に多く、それぞれ1年ちかくの開発を経て販売開始されました。
先にビート用702k LEDの販売が開始され、それに続いてIH01 LEDも2021年9月27日から販売を開始しています。(ロットごとに生産できる数量は限られます)
純国内製造で熱伝導率が高いアルミ『A6063』を採用し、削り出し製法にて手間をかけて製作されている超高品質バルブとなっています。
耐久性には相当優れており間違いは無いですが、それだけ材料に拘り手間をかけて製造しているのもあり、お値段は¥32,000(税込)と値が張ります。
そもそもIH01バルブ自体がコスパの悪い規格ですが、そんな中でも高品質を貫いて製作されているので妥当ともいえます。
但し、このバルブは『プレオ後期型専用』となっており、プレオ前期型形状のヘッドライトには対応していないのがデメリットです。
勿論サニーやセレナ等の日産車は適合不明の為、適合範囲はかなり限られます。
うちのプレオはかろうじて後期型ヘッドライト(ICHIKO 1693)を装着しています。
この先プレオを長く乗り続けるのであれば投資しても問題無いですが、そう長くは…。
と考えると、いっときの出費としてはコスパの見合わない現状を鑑みると大いに悩まされます。
ちなみに3000K(イエロー)と6000K(ホワイト)の二色展開なのが注目のポイントで、車検対応の唯一のイエローバルブがあるのが嬉しい点。
イエローバルブが欲しいのであれば、迷わず選択しても良いのかなと思います。
しかしこのIH01に関しての話題、各方面から賛否両論ある話題となっているので、あくまでもこんなのがあるんだよー程度の参考も込みで紹介しました。
あとでどんなのあったっけ…?と確認しやすくするための、備忘録になります。
何が良い・何が悪いとかは、それぞれ肯定も否定もしません。
自分に見合ったものを入手できれば良いなと思っているだけなので…。
多く語りすぎてしまってニチャニチャしているなと振り返ってみても思いますが、備忘録がてら載せた次第です。ご了承ください。
それはともかく、あれもこれもで出費も凄いので今後どうしていこうか要検討ですね🤔
【追記①】
運転席側バルブのハイビーム側チップの片方コーティングが剥がれ始め、少々青みがかり始めました。
いよいよ両目共に使い物にならなくなったので、さらに時間の問題となりました。
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