タコ付メーター交換(ABS無用→ABS有用)・ネスタ後期用メーターユニット総移植《82,648km》

これまでの後期ネスタメーターはABS警告灯ランプがそもそも点灯動作すらしなく、それなのにABS自体は問題なく動作しているといった問題がありました。

しかし、タコ無メーターへ戻すと問題なく点灯するので有識者に聞いたところ、元々ABS有・ABS無のどちらなのかによってメーター本体の仕様が異なる事が判明。

ちなみに、これまで装着されていた後期ネスタ用メーターはこちら

【 スバル(純正) プレオ ネスタ(′01.10~)用 タコメーター付メーターパネル / 85013KE320 】
http://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/3308035/12122320/parts.aspx

ちなみにオドメーター本体だけは元々こちらを使っています

【 スバル(純正) プレオ RM(′00.10~)用 タコメーター付メーターパネル / 85012KE610 】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/3308035/12104626/parts.aspx

ネスタメーターは元々″ABS無″の車両だったので、今回こちらの″ABS有″の車両から取り外したメーターを購入し、盤面をニコイチにしてみる事に。


【 プレオ LS(′03.05~)用 タコメーター付メーターパネル 《パーツレビュー》 】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/car/3308035/12747964/parts.aspx

ちなみに、ヤフオクでの説明欄には車両情報やABSの有無に関する記載は全くありませんでした。

裏面の写真で回路と年式、ABSの有無を割り出して購入しています。

回路や配置は年式によって大体同じような感じになっているので、何の線がどこに繋がっているかを追っていけば対応しているか分かります。

ABSの有無は警告灯の球の有無、そこから線が延びているかで判断しています。
慣れれば何となくで解ります。

流石に何度もプレオのメーターをいじっているので、何となく解ってしまうようになりました。
それなのにオルタネーター警告灯を消せないぼく、まだまだポンコツです。

オルタ警告灯消せなくて何年経っても
″ふくいサーモン″
にお世話になっているABS無ネスタメーターを外します。

何度も細かく脱着手順は記載しているのと、またもや10以上のページで整備手帳書こうとしているので手順はほぼ割愛します。

纏めるなら、

ステアリングのコラムカバー(上下脱着式)を精密マイナスドライバーでこじって外す
↓
ステアリングアンダーパネルを外す(上部ツメ左右・下クリップ左右2点)
↓
メーターフードを外す
↓
メーターを固定しているビスを外す
↓
ドアを開けて体の姿勢を90°右に変え、外したアンダーパネル側から手を下から上に向けて突っ込み、スピード線(太い線)を引っこ抜く
↓
メーターを時計回りに少し傾け、裏の基盤が見えたらカプラー2つを摘んで外す。
↓
メーターを手前にお辞儀するような形に傾け、向きを変えずL字に動かして脱着完了
(純正ステアリングだと半分以上の工程が干渉して面倒くさくなる)

といったところですね。

タコメーターはECUから分岐して取ったTA線(回転信号線)を『裸圧着端子 (丸形・R形) R 0.75-3.5』で圧着し、回転信号回路のネジ部分へ共締めして入力しているので、途中をギボシ接続にしている関係でその脱着工程もうちの場合は入っています。

さて、ここからはメーターを自宅へ持ち込み作業していきます。

枠は全てツメでカチッと嵌っているだけの構造をしているので、さくっとパネルを分解していきます。

パネルを分解し終えました。

ここからはメーター内部とパネルをニコイチにしていきます。

燃料・水温計、タコメーターはユニットごと丸ごと入れ替え。
スピードメーターのみ、針脱着とオドメーター・パネルを装着したままそっくり入れ替えでいきます。

まずは燃料・水温計から。ユニット丸ごと移植です。

固定と通電は、写真の5点で留まっているビスで成り立っています。
この5点のビスを+2のプラスドライバーで外しましょう。

こんな感じに外れます。

ドナーのメーター側も外したので入れ替えます。

続いてタコメーターを移植します。こちらもユニット丸ごと移植です。

外すのは、写真でプラスドライバーで外しているビス、回転信号線を司っているビス(丸型端子の所)とその真下にあるビスの3点を外します。

ドナー側のタコメーターも外して比較。

デザインが全く違くて趣がありますね。
ぼくはただのメーターデザインじゃつまらないので後期ネスタデザイン派です。

あと、後期ネスタメーターの方が満遍なく綺麗に光るので........

ちなみに、基盤(本体)は全く同じ物を扱っているようです。

オドメーター本体(タコ有 同士)・タコメーター本体は年式問わず流用が可能、というのが分かったのは良い収穫でした。

燃料・水温計、タコメーターを交換し終えてスピードメーターだけ残した途中経過の写真です。

プレオ乗っている彼女が居たら
「これでメーターも心もニコイチだね…♡」
ってシーンも対応出来ますが、ぼくにそんな相手は居ないのでさっさとニコイチを終わらせます。

スピードメーターが一番大変なんですけどね。

メーターの針を、針の根元から精密マイナスドライバー(少し長め)を使って上へ持ち上げて外します。
…が、外れたと同時に針すっとんでいくんですよね〜.......
おまけに針の黒い部分と赤い針部分、ほぼ99%の確率で剥がれて分離しちゃうんですよね。

また元に戻すためにアロンアルファか木工用ボンドを用意しておくのが吉です。

針を外せたら精密プラスドライバーで表面のビス2点を外してパネルを外します。
あとは裏面中央のまだ外していないスピードメーターを留めているネジを外してスピード線接続部の白い突起を押し込めば外れます。

ドナー側も外し終えて、現状こんな感じ。

あとは元に戻していきましょう。

…とここで、このニコイチにして元ABS無プレオのメーター本体とドナー側ユニットはとあるプレオ乗りの方へ渡ることが決まっているので、オドメーターをある程度の距離まで進めておきました。

渡っていくプレオもMTなので、ちょっとひと工夫。
今回はCVTのゲージを表裏逆転してメクラ化してみました。

こういうのもありですね！

あ…後日談ですが、そのプレオ…『C型』だったため全く流用が効かず、お蔵入りとなりました。

「なにこの青いカプラー…なにこの緑のカプラー…なんでウインカー球がT10なの……」
って焦燥としてましたね。

まさかのゴミになりかけていたC型7速スポーツシフトのメーター本体が日の目を浴びるとは……

就職で遠方へ旅立つそうなので、それまでには完成させてあげたいですね。

話は戻して、ニコイチ化したシン・ネスタメーターみたいな何かも完成しました。

実際既にオドメーターをC型7速スポーツシフトの低走行メーターに替えてニコイチにしているので本当はサンコイチですが、″ニコイチ″って響きが良いのでこれは″ニコイチ″です。

完成したので、プレオへ装着していこうと思います。

装着もほぼ逆の手順なので割愛。

イグニッションON

無事にABS警告灯の点灯を確認！

消灯も確認出来たので、これで完成です！！
＼( 'ω')／

しかし、残念ながら日の目を浴びたはずの″ABS警告灯″もシールで隠れてしまっています。

ブレーキ&チャージ警告灯(オルタネーター警告)をどうにかせねば……
オルタネーター交換するだけで消えてくれ…と願うばかりです。

″ふくいサーモン″ レスになる日は果たして来るのでしょうか…？？

《作業完了時 総走行距離》 82,648km