windowsなお話　３年越しの私の未解決案件、Ｆ－０７Ｃを最新版windowsに書き換えできた

おはようございます。

皆さんの地域の週末のお天気はいかがでしょうか？

そんな中、我が家ではそろそろ新（入）学期の準備で、ますます気忙しくなりましたけど、何事においてもお金はかかりますね。そんな時に趣味に没頭している私は、本来なら間違っているかもしれません（笑）

こんな時期ですが、元々ＯＳの書き換えやりたくて３年前に端末調達し、手元におきながらも数数えきれな失敗の上、すっかり眠っていた変態端末（windows７phone）である『Ｆ－０７Ｃ』の魔改造の定番、ＯＳの書き換えに今回も挑戦してみました。

そしてタイトル通り、３年かかりましたけど、ようやく書き換えが完了しました。（あまり真剣ではない取り組みで一度投げ出すと半年単位とはなっていました。）

とは言え、私、ガジェットネタを週末を中心に書かせてもらってますけど、仕事を含め、けっしてそちらの業界人ではありません。単なるコレクターでございます（笑）

スマートフォンもまだ極めておりませんが、パソコンなんかはさらに浅い知識しかなく、そんな素人がやることですから、過去の経験から、なるべく失敗してもリスクは避けたい（と言ってこれ何度か失敗し、そのうち１回はメーカーに基盤修理を頼んだ大バカ者です）という事で、最小限の下準備をしてから行いました。

先に準備するものの説明をします。



Ｆ－０７Ｃ本体（せっかく色々弄りましたけど、ここは心を決めて、作業前に、工場出荷時に戻します、その訳と詳細は後ほど）

・クレードル（これが重要です。が、さすがに本体と共に、生産終了につき、市場在庫はほぼありません。）か３０ピンコネクタ用ＵＳＢ給電機能付きアダプタ（一時期ヤフオクに出品していました）のどちらかは必ず必要です。



・クレードル単体でもいいですが、視力の弱い方なら、最初のうちは、HDMI入力できるモニタ等があると前半の作業はスムーズですが、なくてもできます。私は途中から虫眼鏡使いました（笑）

・windows10（３２ビット版のほう）が入ったUSBメモリ※１・２・３
※１説明等記載した画面をみつつの作業にて、パソコン（作業途中や追加設定時の為、同時進行でパソコンも立ち上げておいたほうがいいです。）
※２ＵＳＢには追加で、ＧＭＡ６００というグラフィック制御の最新プログラムも用意すればいいかと思います。（Ｆ－０７Ｃ　ＧＭＡ６００と検索すると、富士通のサイトに誘導され、そこから最新版を入手出来ます）
※３以前のOSなら、専用ツールで変換作業してましたが、最新(2015年11月）では、専用変換ツールの同時インストールで、勝手にインストールメディアになりますので、安心してください。現在俗名１５１１と言われるバージョンが配布されてますので、昨年7月頃と違って、インストール直後の初期不良率低いです。（ここらの話は過去にかかせてもらってます）

ということで、全て揃ってからの作業開始です。

さすがに工場出荷状態に戻したものの、クロックダウンされているこの機種の動作はメチャクチャ遅いです。

工場出荷時に戻した本体ですが、この時点でもｅＭＭＣ（ＳＳＤではなく基盤貼り付けメモリタイプ）の空き容量が１０．５ＧＢです。

構成要件からすれば辛うじてクリア、ただし、ここにインストールデータをそのまま注入してはいけません。作業領域及び終了後の旧ＯＳ（windowsold）と言われるバックアップデータの保存域として使います。



この方式をみて、『アレッ』と思った強者方さま、私の方式はあえてリカバリ領域は触らない方法です。初期のやり方だとＺドライブたるリカバリ領域も削除し、14ＧＢ以上の空き容量を作り出す方法が一般的ですが、私はそこは弄りません。もしインストール失敗してもシステム構成をそのまま残すことで、インストール失敗と判断すると勝手に自動で復旧出来ます。

ＵＳＢメモリには、立場上、最悪はここでデータバックアップ出来る１６ＧＢ以上が安全です。追加でＧＭＡ６００を解凍し、必要なファイルとして保存しておきます。



大体インストール時間は３時間程度、その後画面上は１０になって再起動を繰り返しながらも、間違いなくシステム要件に合うか、またバックアップファイルは確実に作られているかを設定上問われるかもしれません。



工場出荷で１０．５ＧＢの領域があれば、そこに過去のＯＳの構成が収納されます。
数回再起動の上、ようやく１０にはなりますが、残念な事にこのタイプのグラフィックは画面が携帯持ちと同じように縦置きとなります。ここで初めてＧＭＡ６００（グラフィック制御ソフト）の現状最新版に更新作業かけます。

それが終わるかどうかのあたりで、自動で横画面に修正されます。



過去のやり方だと、全て消去してしまうため、よほど知識がなければ、再インストールによる復元と再構成が必要となりますが、工場出荷時とリカバリ領域の両方があれば、その点の復旧作業は必要なくなります。



途中作業から離れますけど、概ね５時間後には、世界最小？のwindows10phoneになります。
勿論基礎構成もそのまま引き継げますので、モニタにつないで確認したり色々出来ますが、最終局面たる画面の１／３程度に表示できるキーボード表示はまだ出来てません。



今までの全く出来なかった事に比べればここまで出来ただけでもＯＫでしょう。

という事で、なるべく余分な事しないでのＦ－０７Ｃのwindows10への更新作業ですけど、持っている方ほとんどいませんので、書いても何の事かと言われそうです。



という事でくだらない更新作業出来たというお話をかかせてもらいました。



素敵な日曜日をお過ごしください。