
7・8月は公私ともに忙しかったのでひさびさに南房へ遊びに行きました。
いつもは外房へ釣りに行くことが多いのですが、この時期ショゴ(カンパチの子)が南房で釣れ始めているとのことで房総半島の最南端まで行くことにしました。
ひさしぶりの釣り&車中泊で道具の多いこと…。
目的の釣り場へは4日(木)の夕方着きました。
ここで最新ハイテク機器の登場です。
「ソナーボール」という浮き型の魚群探知機です。
http://www.cho-co.jp/works/sonarball/

オレンジ色の丸いのが本体で、モニターにはスマホを使用します。
この本体に糸をつけて水面に放り投げます。
あとはBluetoothでスマホと接続しスキャンします。
私はiPadを使いましたが実際の画面の様子はこんな感じ。

汚れ防止のためポリ袋に入れているので写真が見にくいですが。
これで初めて行く釣り場でもその場の海底の状況や水温ががわかるので助かります。
今回の釣りの計画は夜中から明け方のうちに小アジを釣り、夜明けとともに小アジを泳がせてショゴを狙おうというものです。
平日でも何組かの釣り人がサビキやらウキフカセ釣りをしていました。
様子を見ると小さなメジナやコサバがときどき上がっているようです。
試しにコマセを足ものに撒いて見ると、木っ端メジナや小さなカワハギやらがウジャウジャと寄ってきます。
明るい内はアジは釣れないと判断してゆっくりと準備をしました。
薄暗くなってきたのを見計らって、まずはカゴ釣りでエイっとばかりに仕掛けを投げ入れます。
何投かして釣れてきたのはクサフグでした。
そうこうしている内にすっかり暗くなったので小アジ狙いのためのトリックサビキ仕掛けの竿を追加。
2本の竿を出してときどき餌を替えたりしながら待ちます。
最初に大きなアタリがあったのはトリック仕掛けの方。
ガタガタと竿掛けごと海に落ちそうな勢いであがってきたのは20センチを優に超えるアジでした。
うれしいのですが、思ってたんと違う!(笑)
このサイズはカゴ仕掛けの方にかかってもらって、トリックでは10センチくらいのが…
なかなか思うようには行きません。
結局、22時ころまでで釣れたのはアジ6匹。
このうち5匹はトリック仕掛けの方でどれも18センチ以上の良形でした。
この様子では生き餌の小アジの確保はむずかしそうです。
後片付けをして車にもどり明け方は作戦変更です。
同じ漁港の車横付けできる常夜灯のある場所でノベ竿でのウキフカセ釣りをすることにしました。
これでうまいこと小アジが釣れたらショゴ狙い。
だめでもウキフカセなら何か釣れるだろうということです。
仮眠をとって3時半ころからコマセを巻きつつウキ釣り。
いきなりウキが横走り!
20センチくらいのサバでした。
小さいのでよくわかりませんが、ポツポツの柄はないようなのでマサバでしょうか。
このサイズではなあ。
サバは痛みも早いし、臭うし…
悩んでいる視線の先に猫がジィーっとこちらを見ていました。
ほれっ!猫の目の前に新鮮なサバちゃんを投げると3秒で咥えて行きました。
それからは明るくなるまでサバ、サバ、サバ。
うまくハリが外せたものは海へもどし、飲み込んでしまったり弱ってしまったものは漁港猫?に献上しました。
しかし夜明けころには猫も満腹になったのか、もどってこなくなり、仕方なく家に持ち帰ることにしました。
結局、狙いのショゴは狙えませんでしたが、まあまあ遊べたのでよしとします。
題名に「釣り」が付いているのに夜中なので釣りの様子がなにもなくてすみません。
帰りは1時間ほど走ってばんやの湯でお風呂に入り、車でもう一眠りしてから帰路につきました。

釣りの後はだいたいどこかのお風呂に入ってから帰るのですが、ここは温泉ではないものの24時間営業で570円とお安いので助かります。

冒頭でも掲載しましたが、本日の釣果。
最大のアジは24センチありました。
上の3匹がサバです。
頭が上を向いているのは文字通りサバ折り。
現場でクビを折って血抜きしたためです。
アジはお刺身かなめろうで。
サバは現在酢でシメています。
Posted at 2014/09/06 11:57:17 | |
トラックバック(0) |
釣り | 趣味