キャブ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アイドル不調だったので一度清掃しましたが、オーバーフローが止まらなかった為再度清掃&調整です。
が、手が汚れるのであまり画像は無いです(笑)
キャブ本体はクランクケースカバーの内側にあるので外していきます。
まずはネジ四本で留まっているゴム製のキャブレターインスペクションガスケット(ワイヤー類が集まっているゴム製の部品)を外して少しタンク側へ引っ張り上げておきます。
(画像の14番のネジ4か所を外して13番を少し持ち上げる)
次にその下にあるゴム栓の車体のセンター寄り側の方を外して、中に見えるマイナスのネジを軽く緩めておきます。
(15番の右側の部品。左側はエアスクリューの調整時に外します)
2
今度は右クランクケースの一番外側のカバーを外します。
+ネジ四本で固定されていますが、大抵ガスケットが固着しているので外れない場合はゴムハンマー等で軽く叩くと外れます。
カバーを外すとキャブ本体が見えるので軽く引っ張るとキャブ本体が抜けるはずです。
ここで抜けないようであれば工程1のマイナスネジ部分をもう少し緩めてください。
3
後はチューブ類を外した後、チョークケーブル部分のナット(画像内13番)を緩めて外してからキャブレタートップキャップを緩めて持ち上げるとキャブが完全に外れます。
外した後はスライドバルブやニードルがむき出し状態になるので傷や埃が付かないようにすぐにウエス等で包んで保護しておいてください。
※今回はニードルに汚れや傷等が無かったので取り外しはしません。
4
トップキャップ下部分がすべて外れたのですべて分解して清掃です。
前回の清掃から二ヵ月ほどしか経過していないのでさほど汚れてはいないのですが、落としきれていなかった汚れが剥がれてメインジェットに詰まりかけていました。
今回は完全にドンガラ状態にしてキャブレターボディ上下はマジックリン責め+ブラシでじっくり汚れを落としたので外側もチョットだけ綺麗になりました(笑)
水洗後は直ぐに各通路にエアを通して極力水分を飛ばした後にストーブ前で乾燥させました。
その間にジェット類はキャブクリーナー液に二時間程ドブ漬けにして清掃。
ジェット類に詰まりや傷が無いかを再度確認後、組み立てです。
5
オーバーフローの原因として考えられるのはフロートバルブの傷や変形、詰まりの他にフロート本体の異常が原因の可能性もありますが、今回はフロート高さが規定値よりずれていた為にオーバーフローが起こったと思われます。
※フロート高の高さの規定値は24mm(+-1mm)。
組付け後一度ひっくり返した後にゆっくり戻していき、フロートバルブの頭とフロートが接触した位置で高さを計測。
6
清掃が終わったら組み戻しますが、K50とコレダスポーツとで若干エアスクリューの戻し量が異なります。
サービスマニュアルによるとK50は1と1/2回転戻しでコレダスポーツは1と1/8回転戻しが規定値になります。
後は逆順で組んで車体に取り付ければ完了ですが、日没のためここで終了。
組付けはお預けです。
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