AXIS90用キャリパーOH(1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
中華製Fディスクブレーキキットに付いているヤマハコピーキャリパーのパクリ元がこのキャリパー。
champRSとかJOGスポーツのキャリパー(2NA-2580T-00)と同じ物です。
AXIS用で探すと安いのです(笑)
ただ極端に安かった分、当然状態が悪いので手を入れてあげる必要があります。
とりあえず一旦車体に付けてからキャリパー側とマウント側のスライドピンを緩めて外してしまいます。
固着していたピストンは当然錆が出ていて使い物にはなりません。
(ピストンは中華よりマシな状態でしたが)
ブレーキピストンツールで少しづつ持ち上げて最後はバイスクリップでつまんで取り出しました。
(ピストン再利用できる場合はエアで抜きましょう)
ザックリ掃除して中華キャリパーと比較するとやっぱり細かいところが違います。
ピストンのメッキの質や、マウント側スライドピンの太さも純正が一回り太いのです。
ピストンの長さも1mm程度本物の方が短く、ピストン自体の肉厚も0.2mm程厚い感じです。
2
どうも以前に分解されたか、事故等で破片がキャリパー内に入り込んだ形跡があって内部に鉄の欠片が入っていたので、ピストン裏側には大きな傷と錆が。
若干キャリパー内壁に傷がついていたのでシリンダーホーニングツールで軽く研磨(10秒ほど)しています。
シール溝には汚れと変質したブレーキフルード、腐食したアルミ粉が出ている状態なのでキャリパーホジリでゴリゴリ削っていきます。
やっぱり専用ツールは楽なんです。
ちなみに軽く削ってこんな状態…。
屑が耳垢の山盛り状態で出てきます(苦笑)
3
ひたすら溝掃除を繰り返してようやく使えるレベルまで戻ったので、一旦洗浄してから前回購入していた台湾BW's100用ピストンを入れてみます。
サイズは合っている純正部品なので何の問題もなくスルっと入る状態です。
AXIS用のシールとピストンを発注すると7000円位しますが、台湾BW's用だと2000円しません。
JOGスポーツやchampRSのレストアしてる人は台湾BW's用のピストンセット買う方がお得ですよ(笑)
シールの方も問題なく溝に入るのが確認できたので一旦外してしまいます。
キャリパーとマウントがそれなりに腐食がでてるので、洗浄して一旦ここで終了。
見た目が悪いのでインチキソーダブラストやって腐食して浮き始めてる箇所や落ち切らなかったブレーキダスト除去を行い再塗装をすることにしますが、先に剥離剤で古い塗装を落とすかどうかも検討しようかと。
後は天気が良くなるまでインチキブラストできないので待つしかないですが(笑)
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