３／８差込オールマイティか中途半端か　～工具の選び方～

最初にことわっておきますが、私はプロではなく、いいかげんに買い集めた工具で、独習作業やってるので、偏っているかもしれません。

３／８インチ差込工具のお話です。
これが自動車業界で標準になっているのは、ＫＴＣなどから車載工具として販売されていたからでしょうか。
確かに何でもできそうですが、逆に何もできないこともある工具です。
短い柄のラチェットハンドルで硬いネジを緩めようと思っても、歯が立たないこともあるでしょう。

オールマイティに使うためには、
長さの異なるラチェットハンドル数種類が必要。
奥まったところにアクセスするためには、エクステンションとユニバーサルも必須でしょう。（そもそも、ボックスレンチは奥まったところのネジを回すためにあるんじゃないか？）
特に、Ｓｎａｐ Ｏｎのスイベルヘッドはハンドルも長くてトルクが掛けられ、緩んだ後はドライバーのようにグルグル回せて良い工具です。

３／８ソケットの戦闘力を上げるには、
柄の長いスイベルヘッドを持つことが重要
これがあると、足周りでさえ３／８で殆どいけます。
写真には写ってないですが、ネプロスのスピンナも持ってます。
大トルクにはスピンナです。駆動部が少ないほど、力が出ます。

小さいサイズのネジでオーバートルクにならないようにするには、短いハンドルのラチェットを使えば良いわけです。
私はＳｎａｐ Ｏｎとネプロスを取り混ぜて使っていますが、ロックボールのサイズと位置が同じのようなので、取り混ぜても何の不具合もありません。

これでも役不足の場合は１／２差込になるわけですが、何もボックスレンチに拘らなくても、（使える場所の場合は）メガネレンチを使えば良いわけです。

ということで、次回はメガネレンチのお話にします。