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2016年06月25日 イイね!

英語の本を読むためのガイドブック

英語の本を読むためのガイドブック先日、実家へ帰ったとき、父が図書館で借りてきていた本が面白そうだったので、1時間程で斜め読みしてみた。
本の題名は、「英語の本を読むためのガイドブック」
しかし、英語文法等の教本のような内容は全く無く、なぜ英語の本を読む必要があるかということと、人類学や欧米文化のようなことについて書かれていた。
著者は医学博士だが、英語の論文は読み書きできるが、英語の小説は読めないし、日常会話も難しいといったことが書いてあった。
この本は、英語著作物を斜め読みできる能力の重要性を伝えようとしていると感じた。

この本を読んで私が感じたことは以下のようなものである。
日本語は日本人しか書かないので、日本政府の検閲が掛かった出版物しか存在しない。
日本政府が人権侵害になるような言論統制を行っているいるわけではないが、政府、財界、圧力団体、宗教団体などが検閲的圧力を掛けていると言ったほうが良いだろう。
そのため、日本語の本は偏ったものしか出版されていないという欠点がある。
それに対して、英語の本は幅広い立場で書かれた書物が存在していることが利点である。
英語を使う国は多く、様々な国や思想や立場の人々が英語で意見を出版しているからです。
しかも、英語を使わない国の人々も英語で出版することで、多くの人に読んでもらうことができるので、積極的に英語の書物が出版されています。
かくして、英語書物の著者は、国家の枠に縛られずに存在するため、国家による言論統制がやりづらいことろが最も良い点なのです。
本だけではありません。情報発信方法には、論文、インターネットニュース、ブログ、新聞、など色々あります。
福島の原発事故の際は、政府や東電が言論統制を行いましたが、当然、海外メディアへは統制力があまり及びませんでした。
そのため、私は事故直後から英語書物から情報を得ていたのは、当ブログで書いていたとおりです。
様々な視点からの情報を得て判断せねばならない場合、日本語文献だけを情報源にしているようでは誤った判断を下してしまう可能性が高まるだろう。

別の視点から見ると、日本は大衆を統治しやすい国である。
英語が読める人は少なく、情報源は専らテレビのバラエティ番組かネットという人が多い。
日本政府は国内のマスコミ、出版社、企業だけ統治しておけば、ほぼ事足りる。
外国人が日本語で出版物を書くことは、ほぼ無いだろう。
文部科学省は英語教育を強化しようとしているが、英語著作物が斜め読みできる能力を大衆に身に付けて欲しいとは思っていないはずである。
そんなことになると、情報統制がやりづらくなってしまう。

私は、英語著作物を斜め読みできる能力は無いが、情報に対する渇望感は常に持っている。
だから、辞書や翻訳ソフトを引き引き英語著作物を読んでいる。
そうすることで、本当に必要な情報が得られるのだと信じている。

日本語は、科学的内容を書こうとすると語彙が足りないと感じる。
英語で書けば易々と表現できる内容も日本語にしようとすると、変な日本語になってしまったり、誤解を招かないような表現を作るのに大変苦労する。
単純に私の日本語能力が足りないだけのような気もするが、日本語が言語として出成立した後に無理やり短期間で科学の表現を行うことを求められたために、日本語は科学を表現するのに向いていない言語の可能性もある。
かといって、英語を自由自在に操れるわけではないので、日本語をもっと鍛えることが急務だとは感じている。
Posted at 2016/06/25 22:26:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時論 | 日記
2015年08月12日 イイね!

あれから30年

あれから30年30年前の今日、1985年8月12日、私と父は筑波万博の帰りで、東京から関西へ帰ろうとしていた。
お盆前の混雑で、羽田発伊丹行きの飛行機は満席。
キャンセル待ちをしていたが結局席が確保できなさそうなので、早々にあきらめて混雑する新幹線自由席で帰ることになった。
帰宅すると、家族が涙を浮かべながら迎えてくれた。
そうです。乗ろうとしていた飛行機は、JA123便。

携帯電話など無い時代、ニュースも知らず、自宅に連絡も取らなかった。
行きは全日空で人生初フライトを経験していたので、帰りは無理に私を飛行機に乗せようとしなかったようだ。
それが幸いして、今も生きている。
実に運が良かった。

これからも、「自分は運が良い」と思っていれば良いことがあると信じている。
全く根拠は無いが、「自分は運が悪い」と思って生きるよりもきっと良い結果が得られると思う。
Posted at 2015/08/12 20:07:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時論 | 日記
2015年08月09日 イイね!

暑いです

暑いです最近、暑くてチェイサーのエアコンの効きが悪い。
DIFレトロフィットしてからもう6~7年経つかなあ。
冷却水ホースをピンチングしても冷風温度は変わらないから、バルブの漏れや作動不良が原因で冷房の効きが悪いわけではない。
夜走ると問題ないので、若干ガスが抜けてきているのだろうか。
サイトガラスを見ると、若干気相が多い。
一度、電装屋さんでガスを入れられるか診てもらう予定。

しかし、32℃設定にしても温風が出ない。ヒーターバルブも動いていない。
これはもしかしたらエアコン制御系が壊れているのかも。
そういえば冬場に暖房が出ないことがあったような気もする。
Posted at 2015/08/09 05:55:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時論 | 日記
2015年04月04日 イイね!

新幹線は安全な乗り物か

新幹線は安全な乗り物か昨日は、栃木県に日帰り出張してきた。
往復8時間以上鉄道に乗っていたが、大部分が新幹線。
新幹線は開業以来、脱線や衝突等で大惨事を起こしていないという実績がある。

新幹線は事業者責任の死亡事故を起こしていないと思われがちだが、実は発生させている。
乗客が扉に挟まれて引き摺られ、轢かれて死亡する事故は1995年に三島駅で発生している。
しかし、欧州の高速鉄道は大惨事となる事故を発生させていることを考えると、新幹線はたいしたものだ。
運行システムや車体やレールの設計が優れているという点もあるだろうが、日々の安全運行を支える現場労働者も優れているから達成されている安全実績なのだと思う。
優秀な人材を集めてモチベーションを高く維持するには、最先端技術・事業であるということも重要なファクターだと思う。

リニア新幹線が開通すると、新幹線は1世代前の技術となる。
最先端技術には有能な人間が集まり、平凡な人間も有能に育っていくが、最先端ではない職場になると技術・技能・組織体質の劣化が懸念される。
利益を出すために、人を減らされ、予算を減らされたりしたら、長大な路線や多くの車両を維持するために現場にしわ寄せも発生するだろう。
JRも儲かっている会社は有能だが(西は大惨事をやらかしたが)、北海道は惨澹たる有様で国鉄を思わせる事態が発生し続けている。社長の自殺が相次いだのも不可解極まりない。
そう考えると、JRから第三セクターになった路線は安全なのだろうかと不安になる。

しかし、新幹線は超高速で走るだけに、ひとたび事故が発生すると大惨事になる。
良い人材を確保し、モチベーションを保ち続けることが、問われていくと考えている。

いかに大事故を発生させていないからと言っても、高速移動は危険なことだと考えている。
不要不急なら、できるだけ高速の移動はしたくないものである。
「そんなことを言っているが、サーキットでは何キロ出してるんだ」と突っ込まれそうだが。

新幹線も中越地震で脱線した実績がある。
幸い速度も200km/h程度で融雪溝がある直線区間であったことから大惨事にはならなかったようだが、東海沖地震が発生して最高速巡航中の東海道新幹線が脱線したらどうなるだろうか。
昨日、乗車しながら考えていた。
Posted at 2015/04/04 09:56:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時論 | 日記
2015年01月02日 イイね!

年始に日本経済を考える

年始に日本経済を考える年始に際して、日本の財政と国民の幸福について考えてみた。
2000年頃に500兆円程度だった国の借金は現在1000兆円。
2006年から2010年までは国債の増加が止まったが、その間に起こったことは「デフレと経済停滞」。
結局のところ日本の富の実力がそんなものだったということです。



「金について放漫」という言葉を肯定する人は少ないでしょう。
そんな生活を続けていると、借金まみれになってしまって破産します。
財政に関する言葉では、必要最低限の節約財政のことを「緊縮財政」と言います。
「緊縮財政」の反対語は「放漫財政」です。
民主党政権がやろうとしたことは、放漫財政からの脱却でしたが、国民がその痛みに耐えられず、民主党政権は倒れてしまいました。
結局、国民はぬるま湯に浸かり続けたいのです。
このまま放っておくと、放漫財政を続けてしまい、ギリシャのように財政破綻してしまいます。
その先に待っているのは、超緊縮財政であり、ものすごい痛みを伴うものになります。

今の日本は、金融機関が国民の貯蓄で国債を買っているので、国民の貯金を拝借して豪遊していると考えられます。
皆が大挙して預金を引き出しに行くと、大変なことが起こります。
本来は市場に出回らないはずの預金(国債として国が現金化して公共事業や公務員の給料としてつかってしまった金)が、突然現金になって出回るわけですから、極端な話、1000兆円のお札が印刷されます。
そんなことをすると市場に出回る金の量が急激に増えるので、激烈なインフレが起こります。(経済素人なので適当なことを言ってるかも)
まあ、そんなことをしようとしても、取り付け騒ぎとして扱われて、預金凍結されてしまうだけですが。

放漫財政を続けると、財政破綻→超緊縮財政
緊縮財政を続けると、経済停滞・失業率増加・治安悪化
まあ、どちらもろくなことがないので、中間のバランスを狙うしかないのです。
しかし、放漫財政側に振った政策を続けると、超緊縮財政を引き起こす可能性があるので、どちらかというと緊縮側に振ってもらいたいと感じます。

日本の富を生むのは、企業であり生産活動です。
低賃金長時間労働(サービス残業)で企業が世界的に戦えた時代は終わり、現在の労働時間は短くなっています。
企業が国際競争力を保とうとすると、安い労働力がどうしても必要になります。
それが、非正規雇用なのですが、それでも近隣発展途上国に比べると高い賃金になってしまっています。
高度成長時代には、製造業オペレーターになることで国の経済発展を支えることができました。
しかし、もう製造業オペレーターは割りに合う仕事ではなくなってきています。ほとんど非正規社員で事が足ります。
これまでの日本では、製造業オペレーターになることを前提に学校教育が行われてきたと思います。
決められた時間に出勤し、欠勤せず、言われたことを確実にこなすことを教えられます。
まあ、小中高で体育や全体朝礼などの軍隊式の教え方を思い出してください。(私は、反抗した記憶しかありませんが)
しかし、今後はそんな教育を真に受けていては、割の良い仕事には就けません。
まあ、日本に割りの良い仕事というのがあるのかということですが。。。。
現状では地方公務員が一番割に合う仕事のような気がしますが。

今後、日本はイギリスのように金融・配当で食うことも考えねばなりません。
投資等の金融には単純労働者はほとんど必要ありません。
では、ボリュームゾーンは何で食えばいいのか。
やはりサービス業や手工芸の職人等になるのだと思います。
欧米のように、ロハス系の働き方をする人が多くなるのだと思います。
給与は沢山もらえないが、生活を楽しむような豊かさを求めて行くことで、日本のボリュームゾーンは幸せになれるのだと思います。
Posted at 2015/01/02 19:50:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時論 | 日記

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マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
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