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最近、自動運転に関する議論を良く見かけるようになった。
今日の日経新聞にも自動運転のコラムが載っている。
しかし、圧倒的に自動運転化が簡単そうな鉄道の自動運転がたいして普及していないのに、自動車の自動運転など普及できるのだろうか。

もちろん、条件をものすごく限定してやれば可能だと思う。
でも、街中は難しいだろう。
トラック、乗用車、バス、バイク、自転車、歩行者、人力車、リヤカーなど、入り乱れて走る道を自動で運転するなど、クレイジーである。

高速道路だけに限定しても、「こういう場合は、どうするのだろう？」という課題をいくつか思いつく。
左車線だけ走るような自動運転技術だと、出口渋滞で左車線だけ渋滞している場面では、付き合う必要もない渋滞に付き合うことになる。
また、右車線も走れる自動運転が開発されたとしたら、出口渋滞している左車線に割り込まないといけないような場面にきっと遭遇するだろう。
割り込みフリーのルールを作らないと右車線で停車しないといけなくなり、危険極まりない。
その逆の場面を想定するなら、自動運転の車が左出口渋滞で連なっているところに、割り込みしてくる車は、フリーで入れることになり、いつまで経っても自動運転車は出口へたどり着けなくなる可能性もある。

あと、雪積もったらどうにもならなさそうだ。
道路の線など見えなくなり、刻々と変わる路面ミュー、轍の位置と深さは刻々と変化し、下手なライン取りをすればスタックして脱出できなくなる。日々ラリーコースを攻めているような雪国の道で自動運転など到底できそうにない。
まあ、最初はそんな厳しい環境は考えなくても良いんですけどね。

そして、自動運転は、どうしても電子部品に頼ることになる。
しかし、電子部品は壊れるという宿命から逃れられない。
しかも、その壊れ方ときたら、機械部品の比ではなく極悪である。
障害物センサーは、障害物があっても反応しなくなるなど、危険な方向に壊れることをフェイルセーフすることは不可能に近い。
電子スロットル車の暴走の映像を見るにつけ、自動運転など怖くてやってられないと思う。

個人的には、未だに、ドライブバイワイヤの電子スロットル車は怖いと思っている。
電子スロットルの車は、２０年３０年経っても安心して使えるのだろうか。
定期交換部品として、スロットル制御電子系部品が挙がっていれば、少しはメーカーを信用できるのだが、どうだろう。

うちの１３年使ったパソコンは壊れた。
最近、ターボタイマーが変な動きをして、機能しないことがある。
Ｄｅｆｉのブースト計が機能しなくなった瞬間もあった。
チェイサーのタコメーターは突然変な高い回転数を示すことが多くなり、しまいには動かなくなり、速度計もおかしくなったので、メーターを交換した。
８１のＥＣＵはブローして燃料吹きっぱなしになるのが定番の故障である。

こういったトラブルを見るにつけ、運転操作の根幹部分は機械式であって欲しいと思う。
未だに、ブレーキ系統とステアリング系統を完全電子制御化した車はみない。
ブレーキは倍力装置が壊れても油圧系統で機械的に操作することができ、ステアリング系統はパワステが壊れても機械的に繋がっている。
つまり、アクセルは暴走しても良いが、ブレーキやステアリングが暴走してはいけないと思っているからであり、やはり電子制御系はバグって暴走する可能性を秘めていることを物語っているのではなかろうか。

近年、自動車の運転をサポートする電子デバイスの開発が盛んである。
高齢ドライバーが増えてくる中で、これまでにありえないような勘違い事故への対策として有効かもしれません。
たとえば、アクセルとブレーキを踏み間違えても大丈夫なように、誤発進抑制装置。
衝突しそうになったら、勝手に止まる装置。

今日の日経新聞の記事にあったのが、仮に自動運転が普及すると、事故が起こった際の責任の所在について議論が生まれるというもの。
高速道路を自動運転中に事故が起こった際に、運転手は何もしていないので、責任に問いにくい。メーカーが責任を負うのか？というもの。　著者の結論は、自動運転を想定に入れた法整備が必要とのことでした。

免許を持って、自動車を運転する以上、自動運転だろうが何だろうが、運転手の責任でしょう。
そのシステムの限界を知り、使うか使わないかを判断するのも、運転手に委ねられていることなのだから。
写真の「オートドライブ」。平成２年の装備なので、決して自動では運転してくれません。
速度を一定に保つだけの機械で、「雪道などの滑りやすい路面では使わないでください」という注意事項付き。

電子部品はそのうち壊れるわけで、安全性を考えて、いつまで使うかというのも運転手に委ねられています。

自動車業界は政治に強い影響力を持っているわけで、政府も経済影響力から自動車業界に甘い。
しかし、甘やかされた業界には、破綻が大きな口をあけて待っている。
原発の規制を甘やかされてきた電力業界、経営破綻して公費大量投入でＶ字回復した日本航空、アメリカの自動車産業。など。例はいくらでもある。

日本でも自動車産業は甘やかされている。
普通自動車１種免許は金を払えば簡単に取れる。
癲癇の人でも隠しておけば運転免許を持っていられる。（栃木のクレーン車事故や京都の軽自動車暴走事故）
目が悪くなって視野が狭い老人でも、視野中央視力さえあれば運転免許は持っていられる。
（親戚は、視野が狭くなってしまったが免許は維持している。しかし、危険なので運転はしない）
選ばれし者しか免許を与えない状況にすれば、事故は減ると思う。
しかし、それでは自動車が売れない。
運転に不向きな人でも多少金を時間を使えば免許を取れるようにしているのは、政府と自動車業界だと思います。
繰り返される運転不適格者の事故報道を受けて、猛省してもらいたい。

政府は、自動車税の増税を検討しており、環境負荷という屁理屈で古い車の自動車税を増税しようとしている。
環境負荷が大きい車ほど税負担を増やしたいなら、燃料に税金をもっと掛けるだけで良かろう。
なぜ、保有税に目をつける？　　　親におねだりすれば、何でも買ってもらえる駄目息子のようなもの。　まさに、甘やかされている業界である。

デジタル化でテレビ買い替え需要をむりやり引き出してもらっていた家電業界は、大苦戦を強いられている。
日本の自動車業界も、アメリカの自動車産業のように、一気にポシャらないように、国内需要を無理やり引き出すようなことに頼っていてはいけないと思います。
日本の自動車会社は賢明なので、国内で利益が出ている間に、新しい市場の開拓を行って、自力で解決してくれるものと信じています。
デトロイトの市街が廃墟になったように、豊田市が廃墟にならないことを祈ります。


さて、最初の話に戻ると、最近のＭＴ車は、クラッチを踏まないとセルが回らないようです。
まあ、エンストしてもセルを回せばすぐにエンジンが掛かる車ばかりだとは思いますが、なんだか怖さを感じます。
どんなに危険なところに止まっても、エンジンが掛からなければ、そこでじっとしているか、外に出て逃げるしかないわけで。。。。
１回目キーを捻ったら音声警告を出してセルは回らず、それでも２回目に捻ったら回るような機構にしてくれないかしら。

最近、オフィスや駅やショッピングセンターやパーキングエリアなどで洋式トイレが増えている。
転勤前の職場では、和洋選択肢があったのに、改装工事で全て洋式お湯洗浄式便座に変更されてしまった。
個人的には不特定多数が利用する場所で洋式便器って抵抗がある。

増えている理由は、いろいろあると思う。
・掃除が楽
・便器メーカーが利鞘が稼げるので、何かにつけて売りつけようとしている
・メーカーはお湯洗浄式便座を売りたい

しかし、和式の選択肢を無くさないで欲しい。
私も家で普段は洋式を使っているが、公共の場所で状況によっては洋式を使いたくないこともある。

幸い、今の職場では和洋両方の選択肢を残してくれている。
現場で汚れたり汗をかいた状態で洋式は使いたくない。　ちゃんと考えてくれている良い職場である。


しかし、「自動洗浄付きじゃないと嫌だ」と主張する人も居る。
特定の病気を持っている人は仕方ないんですかね？（経験してないので不明）
お年寄りなど、しゃがむのが難しい人は、洋式が良いと思う。
そうではない人は、便器メーカーに洗脳されてしまった人なのだろう。

お湯洗浄便座、自動洗浄小便器、自動出水蛇口、停電したらどうするんだ。

たしかに、蛇口等に触れないで済めば衛生的である。
しかし、肘で操作できるようなレバーを付ける方が、停電時も使えて故障しづらいので好みである。

日本は、携帯電話だけでなく、トイレもガラパゴス化しているような気がします。
これ、壊れたら直すんじゃなくて、買い替える人多いんだろうな。って思ってしまいます。

電気が無くても動く、メカニカルなものを高く評価したくなります。
きっと、長年使って不具合が発生しても、修理して使える。

結局、古い車を使い続けるのと似通ったところに根があるんです。
だからって、キャブ車やメカニカルポンプディーゼル車には乗れない気もしますが。

日本人の５割はヤンキーだそうです。
私もヤンキーは嫌いじゃないです。
学生時代はドリフトスポットへ行って走っていました。（時効）

←地元の秋祭り。
２トン近い屋台（神輿のデカイやつ）を担いで、何台も練り合わすという危険極まりない祭りです。
怪我人なんて日常茶飯事で、死亡事故も珍しくありません。
なのに、皆熱狂的に祭りに参加します。
でも、私は嫌いでした。
基本的に自分は個人主義なので、ムラを守るために死ぬような危険は冒したくありません。

話は変わりますが、当時、公立中学校では男子学生は学ラン丸坊主でした。
全体主義的・軍隊式みたいなスタイルに吐き気がしたので、地元の中学に行かず、中高一貫の私立学校へ行きました。
そうして、祭りからも逃れたのでした。。。。

不良的なことは好きですし、貧乏バイタリティのようなものは私の真骨頂ですが、全体主義は絶対に嫌いでした。
「仲間以外は敵」みたいな考えが第二次世界大戦（太平洋戦争）を招いたと思っています。
未だに日本には、軍国主義的な考えが蔓延しているというコラムがあったので、紹介します。

ヤンキー的な気合主義が蔓延している

体罰礼賛、弱いヤツの人権は認めないなど、ヤンキー思想の悪い面を指摘しています。

西洋のような個人主義でやればうまくいくというわけではないですが、日本の世論（いや、民放が大衆に訴えかけて共感を得ようとしている思想）は、どうしても全体主義的ヤンキー思想に見えてしまいます。
「未だに、戦後は終わっていない」と感じるのは、私だけでしょうか。

超、まじめな話題。
日本の財政がヤバイと思う。
一言で言うと、稼ぎが少ないのに借金して豪遊している状態。
早く、支出を減らさないといけない。
しかし、一度良い生活をした国民は逆戻りできず。もはや衆愚政治となってしまい、借金垂れ流し状態。
政府の借金は、年寄りの貯蓄を借用している状態で、もう全貯蓄を使っても返せない状態が目前。
一斉に貯金を下ろしに行ったら、下ろす金が無い状態になる。
まあ、そんな騒乱が起こったら、政府はお札を新札に変更して、強制的に銀行に戻させるだろうが。

富を生まねば、豪遊など出来るわけも無い。
みずほコーポレート銀行のサイトを見ていると、産業調査なるものがあり、
http://www.mizuhocbk.co.jp/fin_info/industry/sangyou/m1039.html
日本産業の中期展望について書いてあって、読みふけってしまった。

要は、富を生めということ。
日本は人口が減っている。
物は飽和して売れない。
海外に売って稼がねばならない。
自動車、工作機械、家電製品、情報サービス等で、海外から外貨を稼いでこないといけない。
原発が止まっている状態では、石油輸入に外貨が必要。
円高の今はまだ良いが、円安になったり、さらに原油高になったら、電気料金大幅値上げだ。

だいたい、原発に関しては、中ブラリンが一番よくない。
先のことを決めずにダラダラ停止させていると、燃料冷却に電力を食うばかりだ。
古い原発は即廃炉して、新しくて安全性の比較的高いものは老朽化するまで使うのが最も合理的だと思うのだが。
安全性を高めた新型原発を建設するかどうかは、その後に考えれば良いのではないか。

国内で税金を使って、公共事業や需要刺激するのは良いが、将来の利益を生む個所に投入されるべきである。
ただ、既得権を守るのみで、穴を掘って埋めるだけの産業に投入されては、まさに税金の無駄使い。
みずほコーポレート銀行の産業調査にも書いてあるが、公的事業・資産の戦略的スクラップ＆ビルドが必要。
そうなると、スクラップされる分野の利権にぶらさがってるだけの人は、飯が食えなくなるが、世間が必要としなくなってしまった分野はスクラップされても仕方がない。あきらめてもらおう。
それを全て守ろうとすると、ギリシャ化してしまうと思う。