Leclairのブログ一覧

この種類のお墓は少なくなっているのではないでしょうか。
南無阿弥陀仏と書いてありますから、浄土真宗のお墓です。
浄土真宗は個人でお墓を持つ必要はありません。
「○○家」と書く必要もありません。
集落の共同慰霊碑としてお参りするところを作るようです。

自分の生まれ育った地域では、近所のお寺に家ごとにお墓があって、先祖の骨を納めてあります。
それは、大間知篤三の言うところの「単墓制」です。
写真にあるのは、「両墓制」における「詣り墓」です。ここに遺骨はありません。（やっと題名とつながった）
両墓制では「埋め墓」という別の場所に埋葬します。
ここの場合は隣接区画になります。
おそらく土葬です。

自分も子供の頃は火葬は熱そうで残酷だと思っていましたが、親族の葬式を経験することで慣れました。
データで語ってはいませんが、日本は９９％以上火葬のようです。
おそらくこの写真のような墓地はなくなっていくのでしょう。
この近くでも、両墓制の埋め墓だったと思しき区画に真新しい墓石ばかりが並んだ所もありましたから、急速に移行しているものと思われます。

自分は土葬が良いと思うのですが、叶わぬ夢だと思います。

最近読んだ本の紹介です。
科学者が陥り易い罠を紹介しています。
技術開発の仕事をしていると、サイエンテフィックな思考や手法を使うのですが、注意しないとこういう罠にかかります。

タンパク質の生合成経路を辿っていくと、ＤＮＡ－ＲＮＡ－酵素－酵素（ｎ）－タンパク質と繋がる１本の流れのように見えても、実は別の枝があったりしてもっと複雑だったりするものです。
でも、最初のインスピレーションで１本の流れだと思っていると、それしか見えず、その仮説を証明するためのデータばかり集めに行ってしまいます。
科学者や技術者は、時には視野を狭くしてミクロの関係を調べたり、時には視野を広くして全体像を意識して思考したりする必要があります。

この著者は生化学者なんですが、読み易い文章を書くので面白いです。
生物に詳しい方は読んでみると楽しいと思います。

２０１１年の７月だったかな。テレビ放送が完全にデジタル放送化されるようですが、うちには受像機がありません。
テレビが壊れないから買い換えに必要な活性化エネルギーが大きくなっています。
車にも純正後席テレビなるものが取り付けられていますが、これが使えなくなるのが一番痛いかな。
取り扱い説明書の２２ページには「末永くご愛用いただくために」とありますが、車本体も含めて末永く使いすぎてます。
ライン入力があるので、地デジチューナーの導入は可能です。

日曜の東名で渋滞が多発していたので、渋滞について考えてみました。

一般道・高速道路問わず、渋滞の原因を簡単に言えば「減速しなくても良い車を減速させてしまうこと」です。
どんなに車が多くても、全車が一定速度で走り続ければ、車間距離も変化せず渋滞は発生しません。
一般道では、信号があるので停まります。なので渋滞の発生も多くなります。
高速道路でも料金所では停まるので、渋滞発生が多発します。
では、何も無い本線上でなぜ渋滞が起こるかというと、やはり「減速しなくても良い車を減速させてしまう」からです。

①上り坂での不要な速度低下
②トンネルでの不要な速度低下
③車間詰め過ぎによる過剰な減速
④事故や工事での車線規制による速度低下
⑤事故などの見物での速度低下
⑥コーナーでの速度低下
などです。

渋滞を伸ばしてしまう原因として、
⑦低速での追い越し車線占拠
⑧渋滞時に合流車線を使い切らずに合流
なども考えられます。

※「これは違うぞ！」って項目があったらご指摘ください

このようなドライバー、日曜日の東名高速には、沢山生息していました。
自分はゆっくりと安全運転しているから良いと思っていたら間違いで、不要な渋滞を発生させて末尾で追突事故を発生させているかもしれませんよ。

エコだと思って上り坂でアクセルを踏み足さずに速度低下すると、後ろでは渋滞が発生して大量ＣＯ２発生なんてことも。
同じような人が発生させた渋滞に自分もはまるんですから、自分も周りに協力して渋滞を発生させないように走るのが幸せに走る秘訣かと思います。


自分は、カートでレースも出てましたけど、スタート直後の１コーナーは渋滞します。
後ろの方のポジションだと、相当手前からブレーキを踏んでまさに渋滞しながら１コーナーを曲がります。
これは、先頭車両は限界のブレーキでコーナーにアプローチするんですが、車間が詰まっていると、すぐ後ろの車は少し手前からブレーキを踏まざるをえません。そうしないと追突してしまいます。
で、さらにその後ろの車は、もっと手前からブレーキを踏んで・・・・・・と連鎖していくと、後方では渋滞になります。
同じことが一般道でも起きます。
車間を確保しておくと、無駄に手前から減速しないで良いので、渋滞は発生しにくくなります。
コーナーだけではなく、１台が速度低下するとその後ろでは同様のことが起こります。

遊びに意味などないのですが、
なぜサーキットを走るのか考えることがあります。
普通に考えると、高い走行料を払って、ガソリンを大量に使って、タイヤをすり減らし、車を消耗させながら、グルグル同じところを回ってるだけです。
しかも、サーキットに行くまでもガソリンと高速料金（最近１０００円になったが）を払います。
最悪の場合、クラッシュして廃車になることも、怪我をすることもあり得ます。
車に興味のない人から見れば、大馬鹿者のやることです。

自分の場合は以下のような理由です。

①ただ走るのが楽しい
　何も説明する必要がありません。

②限界に挑戦するのが好き
　「このコースをこの車で、できるだけ短い時間で走って来い」というゲームです。
　楽しいと思いませんか？

③ウケ狙い
　マーバンがスポーツカーよりタイムが良かったらウケるってヤツです。

④友達とのコミュニケーション
　同じ趣味を持つ人同士のお祭りです。

⑤一般道で限界に挑戦するのは危険・違法
　消去法です。でも、これが一番重要なのかもしれません。
　一般道で走っていては、免許がなくなります。
　そもそも、一般市民にしてみたら、ただの暴走族です。　
　迷惑だと言われたら反論できません。
　一方、サーキットでは、速度は速ければ速い程尊敬されます。

サーキットを走らない人でも、友達が走るなら見学に行くだけで楽しいものです。
知らない人が走っているのを見ていても楽しくないですが、友達が自分と同じ車で走っていたら、楽しいものです。
つい、自分も走りたくなったりします。
サーキット走行会は、そんな人達の集まりじゃないですかね。