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2022年05月14日 イイね!

ブランネンフルート調整・清掃・注油

ブランネンフルート調整・清掃・注油ブランネンフルートの調整が必要になったので、自分で分解して調整しました(2020年8月実施)。
2010年8月に購入して、その年のうちに破れたタンポ交換とキー調整を行っただけで、その後は全くプロに調整依頼していないが、特に支障なく使えてきた。

滋賀県から茨城県に引っ越してしまって購入した店へ調整を依頼しにくくなり(調整完成後の確認で手直しが必要になったら面倒なんです)、初めて行く関東の楽器店でブランネンの調整の話をすると高い値段を提示されるため、自分で調整しました。

タンポのべたつきが気になってきたのと、右手人差し指キーとAisキーの連動調整ズレが出たので、全キー外してトーンホールとタンポを清掃して、管とキーを磨いて、リンケージに紙を貼ってキー連動を調整し、古いキーオイルを拭き取って新しいオイルを塗って組付けました。
ブローガーシステムの楽器は初めて分解しましたが、普通の楽器とちょっと勝手が違うだけで問題なく調整できました。
その後、2年近く経ちますが、調整狂いは発生しておらず、何の問題も発生していません。

最近、若干タンポがべた付いてきたので、また分解清掃しようかなと思い始めました。
リンケージやキー足のべた付きが出始めていて、キーの動き始めにネチャっという感触が出ています。リンケージやキー足のベタ付きは、フェルト剥がれの原因になりそうな気がします。そろそろフェルト全交換したい気もしますが、楽器店に依頼すると高いんですよねぇ。
自力でやるには、調整用フェルトを調達するのが大変だな。
Posted at 2022/05/14 12:28:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2020年06月11日 イイね!

新型コロナウイルス時代の楽しみ方

新型コロナウイルス時代の楽しみ方新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新たな生活様式のようなことが推奨されている。
もともと本社勤務等で、職場に出勤しても離れた現場への指示をリモートでしている人は、在宅勤務でもほぼ変わらない仕事ができているものと推察する。
一方では、現場仕事で職場に行かないと話にならない人は、ある程度リスクを冒して職場へ出勤し、人と接する仕事も行っている。
医療関係、小売店、物流関係、交通関係等の方々には頭が下がる思いだ。
仕事は不要不急ではない外出です。
会社への出勤は経済へ良い効果をもたらすはずだ。

私は、市民吹奏楽団に所属してフルートを担当しているが、3月下旬以降練習は停止。(2月下旬から自主的に練習を休んでいたが)
いまだに練習は再開されない。

クラシックコンサートも中止となっている。
今思えば、1月にフィルハーモニア管弦楽団の来日公演を聴きに行ってよかった。
あの頃はまだ新型コロナウイルスも流行っていなかった。
クープランの墓、シベリウスヴァイオリン協奏曲(庄司紗矢香)、春の祭典という、もうおなか一杯のコンサートでした。
その後、NHK芸術劇場でその日のコンサートが放送されたので録画しました。2度も3度も楽しめる演奏会でした。
今は、なかなか思うようにクラシックコンサートを聴きに行くことはできないと思います。

さて、この巣籠りの時期に、音楽活動は受難なのではないかと思われるかもしれないが、個人的には何も困っていないのが本音のところだ。
プロの演奏家ではないので、収入には影響がない。
フルートは集合住宅で練習が問題なくできる。
今の家を選ぶときに、フルートの演奏をしてもよい部屋を第一条件として選んだ。
元々、テレマンのファンタジー、バッハ無伴奏チェロ組曲、バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータなどをライフワークにしているため、一人で練習していて何の苦もない。
この先、集団での演奏会にはしばらく制限がかかるものと予想されるが、一人での演奏なら、感染リスクの低い状態で演奏を聴いてもらうことも可能だろう。
この機会に精進して、近い将来、誰かに感動してもらえるような演奏ができればと思う。
Posted at 2020/06/11 22:20:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2018年04月04日 イイね!

頭部管を変えるということ

頭部管を変えるということ管楽器奏者は、音色や楽器特性を変えるために、楽器を買い換えることがあります。
楽器本体を買い換えるのは金が掛かるため、吹き口だけを交換する人も多いです。
金管楽器は音色や得意な音域を変えるために、マウスピースを交換するのが一般的ですし、
クラリネットやサックスといった1枚リード楽器も、音色を変えるためにマウスピースを交換することが一般的です。

オーボエはリードそのものがマウスピースなので、きっと交換することはないでしょう。
リードの中にあるパイプに拘るのかもしれませんが、、、
イングリッシュホルンやファゴットもボーカルを交換すると音色が変わるはず。

では、フルートはどうか。
フルートは、吹き口の部品をマウスピースと呼ばず、頭部管と呼びます。
楽器全体に対する割合が大きいので、ピースではなく管なのです。
楽器を構成する管なので、他の楽器の吹き口と比べて値段が高くなります。
ノーマルタイプで8~11万円ほどします。
 SANKYO
 YAMAHA
純度の高い金製になると150万円なんてものもあります。
まあ、それでも楽器丸ごと買い換えることを考えると、1/5くらいの値段で済むので、頭部管だけ購入する人もある程度居ます。
有名楽器店のフルート売り場に行くと、頭部管コーナーが設けられていて、目も眩むような値段の頭部管がずらりと並んでいます。

そういう、私も頭部管を変えることで、音色や得意音域の変更を楽しんでいます。
タイトル写真の頭部管は、上から順に、ラファン、バーカート、シェリダン、サンキョウRT-1です。

これ以外に、頭部管だけで買ったものは、
サンキョウST-2(ノーマル)の18Kライザー


サンキョウ型番不明(形状からしておそらく現RT-2)の18Kライザー 0.46mm


では、どんな特性なのかというと、以下のような感じです。
ラファンは、楽に濃厚な音が出ます。 相性が一番良いブランネンに使っています。
バーカートは、ものすごいドライブ特性でバリバリ鳴ります。A.R.ハンミッヒに使っています。
シェリダンは薄めの管の楽器に合うようで、サンキョウに使っています。 大音量レスポンス系の頭部管です。
サンキョウRT-1はサンキョウに使っていますが、低音がパワフルに鳴るので、厚管にも合います。
サンキョウST-2の18Kライザーは、唄口が小さめなので、少し音作りが必要ですが、柔らかくて歯切れの良い音がします。サンキョウ(ハンドメイド、セミハンドメイド、アーティスト)に使っています。
サンキョウ0.46mmの18Kライザー(おそらくRT-2)は、サンキョウセミハンドメイド0.42mmに使っています。低音がすばらしく濃厚です。
セミハンドメイド0.42mmは、買った時の頭部管がST-3なので、高音がレーザービームのように透明感と遠達性があります。

結論としては、頭部管だけ交換するのはアリです。
しかし、ラファンは特筆すべき音色・音量で鳴りますが、音程が悪いです。
ノーマルのブランネン頭部管だと何も考えずに吹いても良い音程ですが、ラファンだといろんな音で音程がデコボコしていて、特に第三オクターブのGが大変高くなってしまいます。
それでも使いたくなるだけの音色・音量・吹奏感なので、音程を気にしながら使っています。

頭部管の購入方法については、中古がお得だと思います。
楽器本体と違って、摺動部分が無いので磨り減ることはありません。
中古で良い頭部管が販売されていれば、リーズナブルに手に入れることができます。
ラファンは新品で買いましたが、海外から個人輸入だったので半額以下でした。
それ以外も全部中古品で、新品の半額以下で買ったものばかりです。

サンキョウのゴールドライザーは、独特の作りです。
普通のゴールドライザーは、覗き込まないと見えないのですが、サンキョウのゴールドライザーは、リッププレート面にもゴールドが見えます。

この形状は、ナガハラに似ています。
そういや、永原さんは昔はサンキョウに所属していましたね。
この手法は、永原さんが編み出したものなのかもしれません。
Posted at 2018/04/04 21:22:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2016年07月29日 イイね!

G-Aトリルの音色・音程は、CisトリルキーよりもG-Aトリルキーの方が圧倒的に良い

G-Aトリルの音色・音程は、CisトリルキーよりもG-Aトリルキーの方が圧倒的に良いフルートのオプショントリルキーのメジャーのものは、CisトリルキーとG-Aトリルキーだ。
現代フルートは構造上第三オクターブのG-Aトリルが良い響きでできないのに、作曲家はそのG-Aトリルを要求することがある。しかも目立つところで。
ドヴォルザークの新世界よりが有名である。

Eメカ無しの楽器では、多少マシな音色で出る運指があるのだが、Eメカがあるとその運指では音が出ない。





ドイツの楽器はEメカは標準という考え方なので、昔からG-Aトリルキーが標準のように付いてくる。
このG-Aトリルキーは、G-Aトリル以外の使い道は第一オクターブと第二オクターブのH-CisトリルやC-Cisトリルである。あまり多くの用途には使えない代わりに、第三オクターブのG-Aトリルの音色や音程はピカイチである。
そのトリルのために作られたわけですから、当然といえば当然である。

それに対して、Cisトリルキーはどうかというと、第一オクターブと第二オクターブのH-CisトリルやC-Cisトリルのために開発されたキーであるためか、第三オクターブのG-AトリルのA音の音程は低めで音色もG-Aトリルキーには及ばない。その代わり、その他のいくつかの用途に使えるのが利点である。
第三オクターブのGisを楽に鳴らすことができるGisメカ効果として使え、第三オクターブのFis-Gisトリル、G-Gisトリル、Gis-Bトリルとして使えます。

第三オクターブのG-Aトリルの音色や音程を求めるのであれば、G-Aトリルキーに勝るものはありません。Eメカ無しでもG-Aトリルキーを付ける価値があると思います。オーケストラプレーヤーはG-Aトリルキーの価値を見いだすことが多いと思います。
Cisトリルキーは用途が多いのですが、第三オクターブのG-Aトリルの用途だけを考えると、音色・音程ともにG-Aトリルキーには遠く及びません。Cisトリルキーの価値は、その他の用途の多さです。


操作性から考えると、通常のCisトリルキーレバーはAisレバーの上流に設置されますが、誤操作しやすいという欠点を感じます。G-Aトリルキーの位置の方が誤操作は起こりにくいので、ジャックムーア式のCisトリルキーが使いやすいと思います。見た目もきれいですし。
Posted at 2016/07/29 21:59:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2016年05月05日 イイね!

Cisトリルキーが普及し、G-Aトリルキーは廃れていくのだろうか

Cisトリルキーが普及し、G-Aトリルキーは廃れていくのだろうか最近、第三オクターブのG-Aトリルに出会う機会が多くなった。
一昨年まではほとんど遭遇しなかったが、昨年から遭遇しまくりである。
トトロ、コパカバーナ、野球大会行進曲、マーチスカイブルードリーム、オーメンズ・オブ・ラブと、5曲も立て続けに遭遇した。
まさか、私がブログで書いているせいではないとは思いますが、なぜ作曲家はわざわざフルートの鬼門トリルを使うのか。
Eメカ付き楽器では、左手小指と右手の2つのトリルキーを同時に操作することで可能だが、綺麗な音でトリルするには鍛錬が必要だ。
しかも、このトリルはヤマハのEメカ付き入門機種では不可能だった。

マーチスカイブルードリームはコンクールの課題曲である。
この曲を選んでしまった学校は、どうするんでしょうか。
G-Aトリルが容易な楽器(Eメカ無しの楽器やCisトリルキー付きやG-Aトリルキー付き)を生徒に買わせるのでしょうか。

しかもこの曲には、Fis-Gisトリルも出てくる。
左手の親指と人差指を同時に動かすというめんどくさいトリルである。
しかし、これもCisトリルキーだけの操作で可能である。

マーチスカイブルードリームを書いた作曲家は、Cisトリルキー付き楽器の普及を目指しているのではないかと感じてしまう。

見た目はG-Aトリルキーの方がスマートですが、Cisトリルキーの方が使い道が多くて魅力が大きいと思います。

G-Aトリルキーの用途 : H-Cisトリル、G-Aトリル
Cisトリルキーの用途: H-Cisトリル、G-Aトリル、Fis-Gisトリル、G-Asトリル、As-Bトリル、Gisメカ効果

Cisトリルキーは、Gisメカ効果だけでも付ける価値があると感じます。
今後、日本でもCisトリルキーが普及していくのかどうか、注目です。

↓Cisトリルキー


↓G-Aトリルキー


2016/7/24追記
G-Aトリルキーの楽器とCisトリルキーの楽器を吹いてみました。
第三オクターブのG-Aトリルの音程、音色、操作性は、G-Aトリルキーの方に完全にアドバンテージがありました。
CisトリルキーはFis-GisトリルやGis-Bトリルが簡単に吹けることにアドバンテージがありましたが、G-AトリルではAのピッチが低い。
ということで、G-Aのトリルを綺麗にやりたいのであれば、間違いなくG-Aトリルキーを選んだ方が良いです。
各メーカーのカタログに両方ともオプションでラインナップされている理由が分かりました。
得意分野が違うのです。
Posted at 2016/05/05 10:57:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記

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マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
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