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2015年05月02日 イイね!

初めて高音G-Aトリルに出会った Cisトリルキー無しでも可能だった

初めて高音G-Aトリルに出会った Cisトリルキー無しでも可能だったフルートはトリル奏法も得意な楽器です。
でも、難しいトリルもあります。
遭遇する頻度の高いトリルで難しい指を要求されるものには、オプションのトリルキーで演奏を楽にしたりすることもあります。
その代表格が、低音・中音のH-Cisとか、高音のG-Aである。
両方とも、Cisトリルキーをオプションで取り付ければ楽になるのだが、H-Cisは気合でやるし、G-Aは出会ったことがなかったので、演奏しようとも思わなかった。
G-Aトリルは、Eメカ付き楽器では困難だと言われている。

しかし、出会ってしまいました。
高音G-Aトリルに。(写真のとおり)

母校である中学高校の演奏会にOBも出演できるということで、お誘いを頂き、出演したのですが、
その中の曲で野球大会行進曲で高音G-Aトリルが出てきました。
この日は、Eメカ付きのブランネンを使っていたのですが、Gの指に左手小指と右手の両方のトリルキーを同時操作することで、易々とG-Aトリルができたのだ。

そして、さらに気付きました。
昭和の日に屋外での演奏があったので、YFL-211を久々に吹いたのだが、この運指ではG-Aトリルが出来ないのだ。
つまり、G-Aトリルが困難な楽器とそうでない楽器があるということだ。
今度、楽器を買うことがあれば、G-Aトリルを試奏してみようと思った。
どの運指のG-Aトリルが合うのか、楽器によって異なるのかもしれない。

もちろん、Cisトリル付き楽器というのも、所有してみたい気はしていますが。
Posted at 2015/05/02 14:48:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2015年04月02日 イイね!

フルートのスケール(音程)

フルートのスケール(音程)フルートは音程を合わせるのが難しいと言う人が居る。
しかし、私は全くそんなことは思わない。
合奏で隣のオーボエを見ていると、もっと大変な音痴楽器を奏者が苦労して操っていることが伺える。
弦楽器などは、無段階に音程を変えられる上に、超微妙な指の位置で音程が変わるので、アマチュアオーケストラ等はとんでもない合奏になることが多い。
(上手い弦楽器奏者は、ものすごいレベルの音感を持っていて、数セントレベルの差を修正する。)

それに比べ、フルートは何も考えずに吹いても音程が合いやすい楽器だと私は思う。
でも、なぜ音程を気にする人が多いのかというと、倍音の少ない音色なので音程のズレが目立つこと、また音程のズレが発生しやすい高音が多用されるからだと思う。
音程(周波数)が少しずれると、ずれた分だけ唸りが聞こえる。
高音というのは、周波数が高い。ということは、少し音程がずれただけでも唸りが目立つのである。
しかし、ある程度色々な楽器との合奏を経験して、耳で音程を察知でき、口で音程を調整できるようになれば、気になる音程のズレは少なくなる。
また、鍵盤楽器との合奏では音程が気になりにくい。
吹奏楽やオーケストラでは、弦楽器、管楽器、鍵盤楽器が合奏するが、鍵盤楽器は音程調整ができない。
しかし、管弦楽と鍵盤の間の音程のズレはあまり議論されない。鍵盤楽器は減衰するから気にならないのだと思う。
(やったことはないが、パイプオルガンとの合奏で音程がズレると、相当気になるのではないかと思う。)

私は、色んなメーカーのいろんな時代のフルートをとっかえひっかえ使っているが、楽器の音程の癖がひどいと思ったことはない。
音程の癖が分かっていて個別にハイテクニックで調整しているわけでもない。
どの楽器も高音の音程が高くなる傾向を持っていて、音域ごとに調整しながら吹くのだが、楽器間の差はそれほど大きくない。

しかし、管が長くなる(D、E等)と音が低くなり、管が短くなる(C、H等)と高くなる傾向は、初心者にはありがちである。
この原因は、息のスピードだと思う。
管が短いと息のスピードを上げても音が裏返ったりし辛いので、息のスピードを上げすぎてしまう傾向になり、音程が高くなる。
管の短いAやBでチューニングすると、管が長くなるDとかEは相対的に音程が低くなることが起こる。
しかし、低音(管が長い音)は、音程を変化させにくい傾向があり、低音の音程を上げるのは限界がある。
上手くなって、低音でも沢山息を入れられるようになれば、この傾向はほとんど気にならなくなる。
つまり、楽器は上手い人向けに作られているので、初心者は練習するしかないのである。

しかし、「気合で練習しろ」という体育会系・軍隊的な考え方は大嫌いだ。
使い辛い道具は、物理的対策で何とかするのが基本だろう。
結論は、頭部管を替えること。
頭部管を替えると、音程の癖が変わるという人も多いが、それは吹き方が変わるからだろう。
低音でも息が沢山入って音が裏返りにくい頭部管に変えれば、管が長い音でも息を沢山入れられて音程が下がらないように吹きやすい。
一方で、簡単に音が出る頭部管に変えれば、弱い息でも音が出てしまうので、音程が下がる傾向になる。
それまで使っていた頭部管と異なる強さ・音程で音が出てくるわけだから、音程の癖も変わって当然である。

頭部管によって同じ音程を出すためのチューニング管の抜き具合は異なる。
ライザーが低い頭部管ほど抜き気味で吹くことになる。
当然、これによってもスケールは変わってくるだろう。
結局、耳を鍛えて、音程のズレを都度修正しながら吹くのが正しい吹き方なのだ。
Posted at 2015/04/02 21:55:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2015年02月24日 イイね!

ミヤザワのFisメカ

Fisメカニズムといえば、カタログに載っているのはサンキョウだけです。
でも、他のメーカーも試作したり、特注を受けたりしたこともあるようです。

You tubeにミヤザワのFisメカが出ていました。
プロの方が吹き比べた動画で、ノーマル楽器とFisメカの音色の差が分かりやすいです。



この動画の中でも触れられていますが、「正しいFisの音を出すには、こんなメカニズムが必要」と言っています。
普段聞くFisの音とは違う音がすると言っていますが、ノーマル楽器のFisの音色がノーテンキなんです。
どう聞いても、Fisメカの方が、前後の音と同質の音色です。
Eメカも同じことが言えます。

しかし、このミヤザワのFisメカ楽器、見る限り、ブロッサーキーでもなくクラッチ式でもないので、高音Es-Fトリルが出来ない構造だと思います。

やっぱり、サンキョウはカタログに載せているだけあって、完成度が高いです。
裏の変なブリッジとか無いですし。
ブロッサーキータイプなので、高音Es-Fトリルも問題なし。(どの音域でも悪影響無し)
↓私のサンキョウアーティストEメカ+Fisメカ

(リングキーだとブロッサーキー式は辛いので、この動画のような常時作動タイプになるが、サンキョウならクラッチ式FisメカにできるのでEs-Fトリルも可能だ)
Posted at 2015/02/24 21:31:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2015年02月13日 イイね!

フルートの機種選定について

フルートの機種選定についてフルートは面白い。
遠目には、どれも同じに見えるフルートだが、近くで見ると違う点が多い。
フルートの選び方について、自分が購入した理由を切り口に書いてみようと思う。
これからフルートを買おうと思っている人の一助となれば幸いである。



初心者が最初に買うフルートの代表格は、YFL211だろう。

この楽器は、フルートを始める人にとって、とても良い楽器だ。
洋銀製なので息の密度・速度が低くても音が出る。
そして、銀メッキされているので、金属アレルギーの心配が少ない。
カバードキーなので、どこを押さえてもちゃんと音孔を塞いでくれる。
Eメカニズムが付いていて、高音Eも鳴らしやすい。
そして、安い。国産では他を寄せ付けない価格だ。
学校の吹奏楽団にも普及しているため、タンポ等の部品供給も安定していて、日本国中どこでも修理可能だろう。
しかし、銀メッキは強くなく、長年使っていくうちに下地から錆びが浮いてくることが多い。
この辺りが、安く買えることとのトレードオフなのだと思う。
YFL-211のメッキが剥がれて来るくらい練習すれば、次の楽器を買う時期だろう。

独学でフルートを始めようと思った人が最初に買う楽器は、中国製のケルントナーなのかもしれない。

この楽器は、ともかく安い。2万円以下でレッスンビデオ、教則本、譜面台まで付いてくる。
しかし、この楽器は、修理ができないと思った方が良い。
タンポが劣化しても、タンポ交換するよりも買い換えた方が明らかに安いのだ。
そして、メッキがニッケル(100円硬貨の素材)である。金属アレルギーの人は注意が必要だ。

そのニッケルメッキもすぐに剥がれる。

銅成分が含まれる洋銀が露出すると、あまり口を触れたくないものだ。(割り切って使っているが)
最近は銀メッキのケルントナーもあるので、そちらの方が金属アレルギーの心配が少ないだろう。

洋銀製でも本格的な楽器もある。
個人的には、アルタスがお勧めだ。


リッププレートだけ銀で、カバードのEメカ付きで、良い音を出してくれる。
洋銀なのに遠鳴りする特性は、アルタスの本気を感じます。
メッキもはがれ難くてすばらしい楽器です。
これは洋銀で作ったハンドメイドレベルだと思います。

この上のグレードになると、Eメカはオプションで追加料金を払って装着するものになってきます。
サンキョウ、ムラマツはカタログモデルで一番安いモデルは頭部管銀である。
このレベルから上は、吹き心地や音色などの好みで選ぶものだろう。
試奏して、好みの楽器を買えばよい。
値段ではない。
自分が好みの音色を出す楽器が洋銀製なら洋銀製を買えば良いし、銀製が好みの音なら銀製を買えば良いし、金製が好みの音なら金製を買えば良いし、木製が好みの音なら木製を買えば良い。

ここからは、様式やオプションの違いを説明する。
何も指定無しなら、カバード・C足部管である。(サンプル写真:サンキョウ ハンドメイド:現ハンドメイドST)

実は、ソルダードトーンホールのカバードキーの楽器は少ない。店頭に在庫されていることも少ないだろう。
ソルダードトーンホールのいわゆるハンドメイドの楽器を買う人は、リングキーを好む傾向があるのだ。
しかし、私は、カバードとリングでは音色に差は無いと考えている。(吹いている本人は違いを感じるが、聴衆は差を感じないようだ)

リングキーを選ぶこともできる。(サンプル写真:サンキョウ セミハンドメイド:現ハンドメイドDT 管厚0.42mm)

リングキーを選ぶと、キーの穴をしっかり指で塞がないと音が出ない。
その代わり、キーの真ん中を押す癖が自然と身に付き、指先でキーを押すようになるので、良い指の形が身について、速い指の動きが楽に出来るようになると思う。
指の太さや手の大きさがリングキーに適合するようになったら、ぜひリングキーを一度経験しておくと良い。上達が早くなるだろう。

ヤマハの洋銀(銀メッキ)楽器でYFL281というリングキーの楽器もある。リングキーも10万円以下で手に入る。


リングキーを選ぶとH足部管を選ぶこともできる。(サンプル写真:サンキョウ セミハンドメイド:現ハンドメイドDT)

フルート工房サンキョウで見たことはあるが、カバードキーのH足部管は滅多にない。
吹いたことが無いので、カバードキーのH足部管については語れないのだが、様式の違いだけのような気もする。
きっとH足部管にリングキーしか無いのは、アメリカスタイルなのだろう。
ヤマハもアメリカでは洋銀リングキーのH足部管という楽器を販売している。

インラインリングキーにEメカニズムを付けるとこんな感じになります。(サンプル写真:ブランネンクーパー )
ブローガーシステムなので、左手ピンレスの追加ブリッジが無く、綺麗な楽器です。
ストロビンガーパッドで、これまで出来なかったような速いパッセージが魔法のように可能になります。


サンキョウの楽器は、EメカだけでなくFisメカも装着できる。(サンプル写真:サンキョウ アーティスト)

Fisメカは一般的ではないが、高音Fisが余裕で出せる安心感はすばらしいものです。この楽器は1978年製ですが、メカニズムもトラブルは無く耐久性も問題なしです。

Cisを良い音色で出せるCisトリルキー、高音G-Aのトリルを容易にするG-Aトリルキー、高音Gisの発音を容易にするGisメカ(Half Closing Thumb Key)もある。
この辺りの説明は、以前にも触れたとおりである。

これまでいろんな楽器を所有して、検証してきたが、
結論は、吹いて楽しいと思える楽器を選ぶのが良いということだ。
メーカーや値段ではなく、自分が吹いて楽しいと思える楽器を手に入れることが、フルートを楽しむ秘訣だと思う。
Posted at 2015/02/13 23:25:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2015年01月18日 イイね!

不可能を可能に

不可能を可能に前のブログで書いた、フルートの最低オクターブDes-Esトレモロを行う方法が分かりました。









座奏の場合、右に屈んで、右膝でこのキーを押さえて、

小指をトレモロする。

しかし、前のブログと同様の問題が発生する。

見た目が変である。

ということだ。


輪ゴムで留めた方が見た目が良いが、準備の機動性が落ちる。
まあ、留めたり外したりする時間はあると思われるが、時間が足りない場合は、
足部管が2本(CとH)ある楽器を用いて、輪ゴムで留めておいた足部管を付け替えて演奏するという方法もある。
それも難しいようなら、やっぱり右膝で押さえる技だな。

右手親指でE音孔のバックレストを押し上げながら、右手薬指のリングキー穴だけをトレモロするという方法もあるようだが、音色がイマイチだし、速度もイマイチ上げられなかった。
Posted at 2015/01/18 21:03:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記

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マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
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