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2014年08月04日 イイね!

吹奏楽コンクールに適したフルート

吹奏楽コンクールに適したフルート昨日、吹奏楽コンクールの滋賀県大会があり、出場した。
吹奏楽コンクールに適したフルートについて、提案します。
それは、
ケルントナー

中国製超安物楽器の定番である。
1万8千円くらいで、譜面台、教則本、教則ビデオが付いてくる。
今回の吹奏楽コンクールは、この中国製ケルントナーで出場した。
ピッチも正しく、立ち上がりも良いし、音色もシャリシャリ系で案外目立つ音で吹ける。
パッド合わせも悪くない。良く調整されている。(というか、自分で調整している)

吹奏楽コンクールなど、多数の団体が出るので、舞台の入れ替わりが激しく、高い楽器だと気を使う。
男だと打楽器運びの仕事が必ず当たるので、楽器を人に預けて舞台の入退場を行うことになる。
そんな時に高い楽器だと、人に預ける際に気を使わせることになる。

ということで、今回は思い切った選択をした。
100万円を越えるフルートを使う人も居る中で、敢えて楽器本体価格1万円程度のケルントナーを選択した。
何ら問題なく満足いく演奏ができた。

そして、舞台入退場で人に預ける際に、「1万円だから、適当にほっぽいといて」って言えるのは、お互いに気楽で最高にリラックスしたコンクールだった。

中国製のフルートと言うと、楽器業界の人は眉を顰める。
それは、日本の楽器産業が打撃を受けかねないクオリティとコストパフォーマンスを誇るからである。
つまり、競争力があるということだろう。
海外製でも、パウエル、ブランネン、ヘインズ、バーカート、ナガハラなどのアメリカ製を否定する人は居ません。
高いから。
値段設定が高いので、日本の楽器産業に打撃は与えないと思われているからです。

つまり、フルートを始めたいという人は、最初はケルントナーで良いと思う。
音を出せるようになって、本腰を入れようと思ったら、高い楽器を買えば良い。

ただし、ケルントナーにも欠点はある。
日本ではメンテナンスしてくれる人がほぼ居ないことである。
中国製ってだけで修理を断られることが多いそうだ。
まあ、安いから調子悪くなったら買い換えれば良いんです。
1回のパッド全交換費用でケルントナーが2本は買えるのだから。
決して調整に出してはいけない楽器です。嫌がられます。
自分で調整するか、調子悪くなったら買い換えてください。


日本のフルートメーカーだって、ハンミッヒやヘインズのコピーを作っていた安物の三流品だと思われていた時代があると思います。
それが、今は世界の一流メーカーが目白押しの状態になっています。
ケルントナーもきっと何十年後には一流フルートメーカーになっていると思います。
なぜなら、私自身がフルート工房を始めたとしても、ケルントナーレベルの楽器をすぐに作れると思えないからです。
つまり、すでに高度な工作技術を持ったすごい会社だと思う。
確かに、国産に比べると作りは雑ですが、楽器としての基本的性能は備わっています。

中国製の電化製品を買う感覚で中国製のフルートを買うのはアリだと思います。
ただ、できれば国内産業を活性化させるために、純粋に国内で作られた楽器を買う方が良いとは思いますが。
Posted at 2014/08/04 21:17:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年06月29日 イイね!

サンキョウの音は澄んでいて遠達力がある

サンキョウの音は澄んでいて遠達力がある最近、楽器を持ち替えて遊んでいる。
吹奏楽団の合奏の途中で楽器を替えて、音色の変化を楽しんでいる。
ブランネンブローガー(EメカH足リングのラファン)とサンキョウアーティスト(EメカFisメカのRT-1)がヘビーローテーションである。

この2本、合奏途中で持ち替えたら、音色の違いに驚愕する。
ブランネンラファンは重厚でシルキーな音色で、サンキョウはキラキラ系の音色である。
サンキョウは周りに溶け込ませることが難しくなるが、良く目立つ音なので楽に吹いても目立つ。
これは、オケでも楽だと思う。
ブランネンは重厚でクラリネットや弦楽器にも溶け込むので、目立たせるには音量が必要だが、簡単に音量を出せる楽器なので、これはこれで楽である。
ブランネンの標準頭部管(モダンクーパー)は、シャリシャリした音も出しやすくて、これまた目立たせることができる。音色を思ったように変化させられる性能は、これを超える楽器を吹いたことがありません。

吹奏楽のフルートなんて、目立つ音色で吹けないなら、無くても良いくらいだと思う。
しかし、音量で目立たせるのは限界がある。
他の楽器が力任せに吹いてしまうと、簡単に負けてしまうからだ。
だから、音色で目立たせる。ビブラートも目立たせる手法のひとつだ。
バロック好きの私は、深いビブラートは好きではない。
深いビブラートは生々しすぎて気持ち悪いと感じる。
しかし、フルートは音量の変化量が少ない。
表現幅を広げるには、フォルテやピアノを音色で表現すれば良い。
音圧計で計ると同じ音量でも、ピアノとフォルテを表現できると思う。
他の楽器とは少し違う表現方法だと思う。

最近は、サンキョウArtistを吹く時間が長くなっている。
楽器が軽くて振り回しやすい。
EメカとFisメカの両方付いているが、ブランネンより軽くて振り回せる。
サンキョウは重量の重いKingmaフルートでさえ軽く振り回せた。
本当に良いメーカーである。

そして、Fisメカは、もっと普及してもらいたい。
フルートという楽器、何もオプションが無いと、第三オクターブのEとFisが鳴らしにくい。
明らかに欠陥だと思う。
Eメカは普及しているが、Fisメカは全然普及していない。
フルートにとってFisは完全に欠陥の状態である。
ネットを検索すると、「根性で練習しろ」とか書いてあるが、やっぱりメカニズムで解決した方が良いに決まっている。

何のオプションも無い楽器も持っているからそこ断言できます。
何もオプションが付いていないサンキョウハンドメイド(カバード)やサンキョウセミハンドメイド(リング)もローテーションで本番に使っていますが、ピアニッシモのEやA-Eの動きが多い曲のときは使いたくなくなる。
EメカとFisメカの両方が付いていると超楽勝である。
今持っているEメカ・Fisメカアーティストの唯一不満な点は、カバードキーである点である。
ハイBが低いので、ピッチ合わせが少し億劫である。
リングキーなら、右手人差し指を半開けにすることで、ハイBのピッチを上げることが簡単にできる。

サンキョウのハンドメイドリングキーでクラッチ式Eメカとクラッチ式Fisメカを付けて、H足部管という楽器が最強だと思う。
噂によると、ブランネンもFisメカを作れるらしい。
ブランネンのアルバートクーパーモデルにFisメカを付けたものも最強だと思う。
Posted at 2014/06/29 00:13:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年06月22日 イイね!

プラスチック製のフラウトトラヴェルソ(アウロスの通称プラヴェルソ)購入

プラスチック製のフラウトトラヴェルソ(アウロスの通称プラヴェルソ)購入東京出張ついでに、銀座山野楽器へ行ってきた。
フルートサロンの場所が変更になって広くなっていた。

前から気になっていたアウロスのプラスチック製トラヴェルソがショーケースにあったので、試奏しました。
現代ピッチのモデルは、案外普通に吹けた。
それに比べてバロックピッチのモデルは難しかった。
トラヴェルソをやっている人からは、バロックピッチのモデルの評価が高いようだが、普通のフルートと感覚が近い現代ピッチモデルを購入。
バロックピッチでは、他の楽器と合わせるときに困るんだが、テレマンの無伴奏などを吹けるようになったら購入したくなるのかもしれない。
フルートフェア中だったので、割引があってお徳だった。
ちなみに、複数在庫があったので、試奏してみたが、個体差を感じなかった。
プラスチックのモールド製作なので、個体差が出にくいのだと思います。

アウロスだけに、素材や意匠はプラスチックリコーダーのような感じで出来が良い。
デザインのシンプルさと音色は、かなり満足度が高い逸品です。
運指を覚えていないので、まだ曲を吹けません。
運指表を見ながら音を出してみましたが、左手親指穴が無いので、不思議な感じ。
右手小指キーを基本は押さないので、楽器の保持に苦労しそうな予感。
Cisなんて、全ての指を離す。どうやって楽器を支えるんだろう。小指で管体を支えるのかな。。。
微妙に音痴なピッチや音色は、本当にトラヴェルソな感じです。
現代フルートのように息を入れすぎるとかえって鳴らないので、息のスピードと量を加減しながら、鳴るところを探して吹く感じ。
そして、D-durが最もやりやすい調であることに気付いた。D管だと言っても良いくらいだと思う。
運指はバロック式リコーダーに近い。

昨日はパウエルの展示会をやっていて、いろんなモデルが置いてあった。
オーラマイトの外側銀のモデルがあれば吹いてみようと思ったが、そんな変わったヤツは無かったので、吹かなかった。
ブランネンのアルバートクーパーオーケストラルモデルが在庫されていたら吹いてみたかったが、そんなマニアな楽器は在庫されていなかった。当たり前か。
Posted at 2014/06/22 08:11:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年06月06日 イイね!

人の一生を表現する音楽

人の一生を表現する音楽最近、パッサカリアとシャコンヌにはまっている。
どれも、変奏曲みたいな形式である。
特に、ビーバーのパッサカリアとバッハのシャコンヌがお気に入りである。

バッハのシャコンヌはフルート用の楽譜を作成して、2年前から練習している。
最近は、ビーバーのパッサカリアもフルートで演奏するべく、目下練習中である。




バッハのシャコンヌはこれ。


ビーバーのパッサカリアはこれ。




これらの曲は、なぜか琴線に触れる。
その理由を考えてみた。
そして、気付いたことは、曲が人の一生を表しているように感じるところだ。


バッハのシャコンヌを考察してみた。
曲の最初に最も純粋な主題が演奏される。誕生である。
少しずつ装飾され、複雑になっていく。少しずつ成長しているようである。
そして、どんどん複雑な変奏になっていく。
時に激しく怒り狂うように奏でたかと思うと、長調になって急に穏やかで平和な時が流れ、また元の短調に戻り、穏やかな中にも複雑な変奏は円熟を表し、ついには最初の主題が戻ってきて、単純になる。これは老いを表しているように感じる。
もちろん、最後に来るのは死(曲の終わり)であるが、ネガティブな感情はない。
静かに眠るように、筆を置くように、納得したように、静かに終わる。

たかだか15分程度の曲(それでも無伴奏の曲としては長い)であるが、人の一生を表現しているように感じるのである。

しかも、それを一人で演奏する。

一人で演奏すると言っても、伴奏も得意なピアノやギターではない。
旋律楽器であるヴァイオリンで演奏するから、情熱を強く感じるのである。
私のフルート演奏でも、そのような情熱と人の一生を感じてもらえるような演奏ができるように練習していきたい。
Posted at 2014/06/06 20:30:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年05月06日 イイね!

エロいフルート

エロいフルート世の中には、エロいフルートもあります。
いや、正しくは、ELOYフルートです。
木目金の技術を使ったフルートで、見た目はまさにエロいとも言えます。
写真のテーブルクロスのような模様の管体なんです。

木目金とは、金属の色の違いを利用して、飾身刀の鍔を作ったりしていた、日本の伝統工芸技術です。
この技術を使って、指輪が作られたりしています。
私の結婚指輪は、この木目金です。
なので、ELOYフルートに興味があるのですが、なにせマイナー
一応、大阪に代理店があるので、行ってみたいとは思っている。

阪和線富木駅前。
滋賀から大阪は近い部類なので、行かない手は無い。
現物を見てみたい気がする。
木目金素材の巻き管で、値段は高そうだが。
Posted at 2014/05/06 09:12:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記

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マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
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