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写真の商品は無関係です。

最近、シャンプーがなくなったので買い換えた。
前、使っていたのと同じ商品なのに仕様変更に気が付いた。
その変更にメーカーの思惑を感じた。
その商品はポンプ式容器入り。
感じた変更点は以下の通り。
①ポンプ１回で出てくる液量が増えた
②液体がサラサラになった（粘性が下がった）

髪を切った直後だとシャンプー量が多いと感じる。
きっと１回の使用量を増やすことで、買い換え頻度を上げて売り上げを増やそうという思惑でしょう。
こういった変更は、使用者が気付かない範囲で行うことが重要で、気付かれてしまうと対策を打たれる。
ポンプの下に輪ゴムを噛ませて、ポンプのストロークを制限して１回の抽出量を減らした。
でも、多くの人はそのまま使うから、売り上げが増えるんだろうな。

使っていて、設計者の思えが少し伺えた。
・ポンプストロークを増やさずに１回の抽出量を増やすと、ポンプ操作が重くなる。
・ポンプ操作が重くなったら、変更に気付かれる。
・ポンプ操作を重くしないようにするには、液体の粘性を下げるとよい。
・液体の粘性を下げた。
・もしかして、シャンプー液のコストダウンにもなったのかもしれない。

結論：　気付かれてしまうと、戦略が狂う。だが、商品へのロイヤリティが強い人が多い場合（他に代わりがない製品の場合）は、戦略が上手くいく
この商品の場合は、市場調査の結果、ロイヤリティユーザーが多いと判断したのでしょう。
商品を見て、マーケティング、大量生産、企業戦略などを考えてみると、面白いものです。

写真の商品は無関係です。　本当に無関係（メーカーも違う）